■ 「ありす、 宇宙までも」 売野機子 (既刊1巻)
宇宙飛行士選抜モノは鉄板の面白さがあると思いますが、とある事情で発達障害的な素養を持つヒロイン…を全力でフォローする犬星くんがひたすら尊い
◾️「雷鳴りて春来たる」 鳥目松 (既刊1巻)
これも確かツイッターで第一話から〜のパターンだったかな……大正時代の女学生が現代にタイムスリップしてくる内容ですが、感覚や感性はほぼ現代人と変わらないという表現なのが逆に新鮮で楽しいです
◾️「平成敗残兵すみれちゃん」 里見U (既刊4巻)
ヤンマガを読み始めて7年になりますが単行本を買うほどの思い入れを持てる作品がついに……ていうか、これなのか(^◇^;)
作者さんの前作は “令和の「めぞん一刻」“ 的に(と言っても恋愛よりもご飯メインでしたが)アプリで連載を面白く読んでましたが、“あざとさ“ の方向性をガラッと変えてきてるといいますか、ヒロインたちの自然体なダメ人間っぷりがとても愛おしくて楽しいw
■ 「廻天のアルバス」 原作: 牧彰久 漫画: 箭坪幹 (既刊2巻)
こちらもサンデー生え抜き期待作で「フリーレン」が切り拓いた、“魔王討伐“という本来なら最終目的となる要素を“通過点“ 扱いにしてるのが特長です
延々と戦いを続けなければならない勇者の事情がかなり切ないので着地点がとても気になります
◾️「スターウォーク」 浅白優作(既刊1巻)
非常に独特な状況下にある地球でサバイバルしていくことになるハードSF作品で、第一巻の評判が名だたる作家たちによってなされてるのを見て勢いで買ったんですが、これは確かに先が読めなさすぎて引き込まれました
◾️「女北斎大罪記」 末太シノ (既刊1巻)
稀代の天才画家である葛飾北斎が不慮の事故で亡くなってしまい、その娘が秘密裏に北斎に成り代わって仕事を継続しようと奮闘する展開ですが、この娘さんは実在していた葛飾応為をモデルにしてるとのことですし歴史モノ的な面白さもありますな
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本数が少なめなので今年、完結を迎えた作品の感想でも書いておくかな…
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◾️「推しの子」原作: 赤坂アカ 漫画: 横槍メンゴ (全16巻)
色々と賛否両論みたいですが、個人的にはとても美しいと思いましたし、衝撃の第一巻やツクヨミのセリフなんかを読み返してみると、これしかなかったんだなというラストだったとも思います
人を “推す“ とはどういうことなのか、宗教的には偶像崇拝は禁止されてたりするくらいですし、ある意味危険な側面もある “闇“ の要素も容赦なく描写されてきましたが、何が肝心なのかというと、“事後“ にその人の心に残された感情や想いまで含めて “尊い“ と思えれば本物なのかなと
オレ自身の経験では人ではなく、“創作物“ を推しの対象にしたことしかほとんど無い……気がするので大層なことは言えそうにありません
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