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[海外ドラマ] ヒーローズ S3#13-25

2009-08-30 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

ヒーローズ S1#12-23

ヒーローズ S2#1-11

ヒーローズ S3#1-12

 


第13話「裏切り」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

16年前の過去でヒロから触媒を奪い、ついに化学式を完成させたアーサーだったが、サイラーの手によって殺されてしまう…

なるほど…こうやって化学式の用紙が二つに破れてしまったんですなw

そして今回は、あれ?ここでシーズン3終り?…と思ってサイトのスケジュールを見たら、次回もちゃんとあるのか
”第三章:悪人たち”が今回で終わって、次回からは”第四章:逃亡者たち”がスタートするということみたいです…ああ、ビックリしたw

要するに今回の内容はシーズン3のターニングポイントということでしたが、一気に劇的に状況が変化してしまいました

ピーターが化学式で能力を取り戻したものの、どうやらネイサンは完全に能力者たちの敵に回るようです(汗)
超能力による悲劇を食い止めるという目的の為に、ネイサンはアーサーの計画に乗っかったわけですが、化学式を失った今、今度は能力者達を世間から隔離する方向へと突っ走ってしまうと…
うーむ…こういう流れになるのもわからんではないですが、でもこれだとシーズン1でサイラーによってもたらされた能力者たちにとっての暗黒の未来と大して変わらなくなっちゃったのでは?

ネイサンの政治家としての判断ということなんでしょうか…
次回から始まるであろうエスパー狩りの展開は、政府は大々的に能力者のことを世間に公表した上で実行されるのかどうかが気になりますな

そしてついに念願の能力者に覚醒したアンドウくん!w
ヒロ自身は化学式の恩恵に与れなかったことで、今後はアンドウくんと立場が逆転する?…いやでも、アンドウくんの能力はあくまで他の能力者の補助的な能力みたいだからそれはないか
前にヒロが見た未来では、アンドウくんは何かビームみたいなのを撃ってた気がするんですが、”何を一番欲するか~”というのが、きっとその未来では状況が違ってたんでしょうね

…それにしてもあんないい加減な理屈で、よくタイムスリップなんてしましたよねw
ここはもうツッコミどころとか、そんな次元のハナシをする気も起きませんw

いやー、ちょっと先行きは鬱っぽい展開が待ってそうなのは気になりますけど(汗)、新章も楽しみです!

 

第14話「今そこにある危機」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

化学式を喪ったことで、アメリカ大統領をバックに能力者たちの隔離政策を秘密裏に実行しようとするネイサンだったが…

”逃亡者たち”というタイトルで新章が始まったのに、第一回目にして主人公たちの大半が政府に捕縛されてしまった時は、一体どうなることやらと思いました(汗)w

前回の展開で、ピーターの能力はひょっとしたら飛行能力だけっていう可能性もあるかと思ってたんですが(あの時ピーターが本当に必要としていた能力として)、元通りのコピー能力というか、表現としてはアーサーの持っていた吸収能力を獲得したカンジですね
接触した上で(エフェクト付きで)吸い取ってたりしますし、でもそうだとすると、ニキ妹やスレシュはこれで能力を失ってる…?
…いや、それだとネイサンが飛行能力を失ってないとおかしいか

ただ救急隊員として働いてる際に、やたらと”パワー”を渇望している風な演出だったのが気になりますし、今のピーターは従来通りのコピー能力と、相手から完全に奪い取って吸収する能力(生命力を吸うエネルギードレインも)も使えるのかもしれませんね

それにしても貨物機での展開は面白かったです…より取りみどりで能力を吸収しまくってるピーターがカッコ良すぎでした
能力を喪失してるヒロがこの場に巻き込まれてしまってるのは可哀想でしたが…w

(ちなみにそのヒロが消防署跡を秘密基地にした~っていうのは、「ゴーストバスターズ」のパロディネタですかね?w)

ペトレリ母やベネットがネイサンと一致団結して行動しているのは、組織としての利害が一致したというか、もう組織の存続自体が不可能になったのでネイサンに吸収されたとかそういうカンジなんですかねえ…

案の定、主人公達が追われることになるエスパー狩り展開は鬱っぽいカンジですが、王道ネタでもあるのでワクワクするのも確かです……一筋縄ではいかないサイラーも、完全な味方ではなくても頼りになりますしw

(そういやサイラーって、サイコメトリーの能力も獲得してたハズですが(ペトレリ母がエサとして与えた)、まったく活用しようとしてないのはスタッフも忘れちゃってるんでしょうか………自分の過去を調べるのにうってつけの能力だと思うんですがw)

あと気になったんですが、冒頭でニキ妹が捕縛される際、凍結能力が相殺されてるシーンがありましたよね?
あれはハイチ人みたいなのが部隊にいたのか、事前に科学的に対策(熱処理とか)をしてあったとかそういう描写だったんでしょうか?

 

第15話「決別」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

クレアの機転によって解放された能力者たちだったが、彼らを乗せた輸送機は墜落しようとしていた…

うへえ……とてもテレビドラマとは思えない派手な展開でしたね
そしてストーリーが完全に後戻りが出来ない状況になって、人間関係もイロイロと清算されてしまいました

まずラストのニキ姉ですが、あれってネイサンの指示で殺されてますよね?(汗)
墜落からの一連のゴタゴタで、ついにアメリカ政府は能力者たちを殲滅する方針に転換したことを示してるんだと思いますが、どっちにせよ今度のラスボスはネイサンの背後のアメリカ大統領ってことですな

これでニキ役の女優さんは、三姉妹の最後の一人として再登場するまでは見納めなのかなあ…

そして今回はもう一人、加速女のダフネも殺されてしまいました
…まあオレとしては、ダフネというキャラにそんなに思い入れがあったわけでは無いんですが、これで瞬間移動とタイムスリップの能力を持った人間が完全にいなくなってしまったのは残念です……ただ、これは脚本スタッフが(ドラマ的に)能力を持て余しちゃって、投げ出したと見るべきなのかもしれませんがw

そのダフネが死ぬ前にアンドウくんと気になる会話をしていましたが、人類がみんな能力者になってしまう予知がまだ生きてるみたいなカンジでしたよね?
あの予知は例の化学式があってこその未来だと思ってたんですが……今後はヒロがインドへと渡って能力を取り戻そうとする展開が待っているようですが、そっちでまた別のカタチで化学式が再登場する布石なんでしょうか

…でも、ダフネとパークマンが夫婦になる未来が無くなっちゃったのは間違いないんでしょうな・゜・(ノД`;)・゜・

サイラーは何だか意外な展開になって来ました
ベネットとの確執が解けなかった代わりに、この少年と共に行動することで何か変化が訪れるんですかね

あ、あとピーターですが、能力が変質してしまって、一度に使える能力が一種類だけと限定されてしまいました
確かシーズン1の最初もそんな風な使い方しか出来ていなかったですし、あまりにもオールマイティな最強能力に比べたら、これはこれで面白い制約になりそうですな

 

第16話「謎のメッセージ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ネイサン率いる政府の特殊部隊に追われることになった能力者たちを何とかして救おうとするクレアだったが…

”rebel(反逆者)”を名乗る謎のメールの送り主ですが、オレは普通にピーターだと思ってたんですが、これは違うのかな?
メールを送るシーンを描写してないってことは、おそらく正体は意外な人物っていう演出意図なんでしょうけど…

ニキ姉は殺されてはいなくて、ネイサン(アメリカ政府)としても能力者たちを殺さずに生け捕りにするという方針に変更は無いみたいですが、あんなにコストをかけて封じ込めないといけないんですかね?
組織が持っていた能力封じ込めの施設の流用はできないのかな……そういや前回のラストで、ペトレリ母との決別シーンがあったのは、あれはネイサンが組織の技術や資産の流用は出来ないっていう意味か

あ……そうなるとrebelの正体はペトレリ母っていう可能性がありそうですね
能力者たちの事情に通じていて、クレアをやたらと気にかけているってことはこれは間違いないかな

わざわざインドくんだりまで行ったヒロとアンドウのコンビですが、インド編はたったこれだけ?……こんな適当すぎる脚本で終わりか…orz
そしてヒロが言うように、ヒロはこれからも能力を得られないんだとしたらちょっとガッカリだなあ…
rebelがアンドウだけではなくてヒロの方にも指示を出してるってことに、何か理由なり、意図なりがあるんだと思いたいですが

…しかし、アンドウくんのヒロへの劣等感は根深いですな(汗)w

サイラーと少年の方はちょっといいハナシ具合が加速してますね
……まあ、周辺が死屍累々なのは大問題ですけどw

 

第17話「冷戦」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

家族と理解しあえず、一人酒を飲むベネットを拉致したピーターたちだったが…

やはりペトレリ母がrebelの正体っぽいですね
ベネットの回想シーンの中で言ってた事とやってる事が完全に乖離してしまってる気もしますが(汗)、組織(プリマテック社)のそもそもの理念というか、能力者たちに対して何がやりたかったかという目的にどうやら関わってるカンジですな

ピーターは相変わらず何も出来ないヘタレでイライラしますねえ…
こいつに今一番必要なのは、自分が何をしたいのかを確認して、それから何をするべきかを覚悟することだと思うんですが…
特殊部隊の隊長にズバリ、”自分だけが善人の皮をかぶり続けていたいだけだろ~”っていう底意を見透かされてたのが印象的でしたね

まさかの生存していたダフネですが、肩を撃たれただけだったって、流石にちょっと投げやりすぎる展開だと思いますが…
まあ、あの時の現場の大混乱ぶりからは仕方ないと視聴者に納得しろってことなんでしょうかヾ(`Д´)ノ

それにしてもパークマンはなんでナイトメア(悪夢)の能力を使わないんですかね?
どのタイミングで現実と非現実が入れ替わるか、こちらとしてもずっと身構えながら見てるんですが…
相手があまりにも大人数だと使えないのか、それともダフネの時に特殊部隊を同士討ちさせたことがトラウマみたいになってて、使えない(使いたくない)みたいな……?

スレシュは、どうしても研究者の役割なんですな
ここで例の化学式とか、能力を失ったヒロとかがまた関わってくることになるんですかね

そしてラストで、また新たな破滅のビジョンが出てきましたが、今度はワシントンが大爆発するということは、アメリカ政府そのものを敵に回していることを追認したということなのかな

 

第18話「暴露」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ただ政府の言いなりになって、能力者たちを追う立場にいるわけではないらしいベネットだったが…

うーむ……どうも展開が強引でイマイチ面白くないですね(汗)

パークマンに爆弾抱えさせてテロリスト扱いにするみたいですが……
自爆させるのではなくて、(クスリが切れて)能力を一般人に向けて発動させることこそが狙いなんですかねえ

ピーターの暴露情報にしても、あれは別に能力者云々のことは明かされてないっぽいですし、どっちみち特殊部隊の存在は非公開でしょうから今後の双方にとって大した影響も無さそうな…?

サイラーも何だか憂鬱な展開になってきちゃいましたし、クレア母子の大冒険も、あれは結局あのオタクを助けたことになってるのか甚だ疑問です(直前までは目も合わせられない~とか言ってたのが、メガネを外すといきなりプレイボーイになってる展開には吹き出しましたがw)

あとサイラーが父親について回想するシーンは、あれは例の未使用のサイコメトリーの能力によるものなのか、単なる回想だったのかが区別しにくかったのも気になりました…

ただ唯一の光明としては、ピーターが能力を一個だけしか保持できないっていう設定は大正解で、今回のパークマンとの、”今夜はオレとお前のダブルライダーだからな”的な展開wは非常に燃えるモノがありました
でも、せっかく二人いる状況があまり活かされてなくて、そもそもナイトメア(悪夢)の能力を使わせてしまうと無敵すぎるっていうのは解らんでもないですが、そのせいで政府の特殊部隊の連中が無能にしか見えてないのは演出的に致命的だと思います(汗)

そういやふと思い出しましたが、シーズン1でクレアといいカンジになっていた幼馴染のザックもオタクでしたね……「ターミネーター」(ドラマ版)の方に出るんでこっちのシーズン2以降は降板したというハナシでしたが、あいつは元気でやってるのかなw

 

第19話「グレイ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

予知と同様に身体に爆弾を取り付けられ、テロリストに仕立て上げられたパークマンだったが…

パークマンは結局グダグダな状態で捕らえられてしまいましたね……ダンコは例の絵を見て今回の騒動を思いついた風な流れでしたが、結局どういう結末を望んでたんですかねえ…

そして同姓同名のマット・パークマンの方は、ひょっとしてパークマンの前妻の子ですかね?……”すぐに散らかす”~という赤ん坊の何らかの能力と、アンドウ君の増幅能力を組み合わせて何かをすることになりそうですな

ネイサンはついに自分も能力者だということがバレて、結局は逃亡者側に落ち着いてしまいました……どうもペトレリ一家はみんながみんな迂闊というか、あまり頭が良いカンジに描かれてないのがちょっと気になります(汗)

サイラーは、父親が彼と同じ能力を持っていただけでなく、考え方も非常に似通った人生を歩んできたことを知って、自らの人生の指針をどうやら掴んだようですが…
真っ先にダンコの元に来たということは、エスパー狩りに率先して参加することで、自らはより強力な存在を目指すとかそういうカンジでしょうか

あとrebel(反逆者)の仕掛けた驚異的なハッキング能力って、あれはマイカの能力っぽいですよね……rebel本人だということはないでしょうが、協力してるのは間違いないっぽいですな

 

第20話「救出」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

rebel(反逆者)の指示に従って、マット・パークマンを救いに来たヒロとアンドウだったが…

おおっ!
遂にヒロが能力を取り戻しました!……とは言っても時を止める能力限定みたいですが、それでもここの所の閉塞感を見事に打ち破る、あの痛快なシーンにはゲラゲラ笑わせてもらいましたw

ちょっと表現が解りにくかったんですが、赤ん坊の能力は無機物に対して無差別に命を与えるとかではなくて、既製の仕組みとか仕掛けに対してエネルギーを与えるとか、スイッチを入れるっていう働きがあるみたいですね
アンドウ君のかめはめ波も赤ん坊のおかげっぽいですが……この展開を見てナメック星の最長老さまを連想したのはオレだけではないと思いますがw、能力を奪い取るアーサーと対になる存在として、(隠れた)能力に覚醒させる力を持ったキャラが登場したことで、また夢が広がり始めたのが(ドラマ的に)とにかく大きいです(今後はこの赤ん坊が、まさに”生きた化学式”として周囲から狙われたりもするんでしょうね)

ダフネが(今度こそ)死んでしまったのは残念ですが、これでこのドラマもようやく陰鬱な長いトンネルを抜けたというカンジがしますね

rebelの正体はやはりマイカでしたが、マイカが単独でその役割を演じていたのかというのはまだオレ的には納得がいきません…
でもまあ、ここで変な新キャラとかが出てくるのもおかしいか…

そしてそんなマイカを救ったトレイシーですが、確かにこんな子供に本気で軽蔑されてしまったらいたたまれなくなりますわな(汗)
あの絶対零度攻撃については、ひょっとして自分の周囲に皮一枚隔てた氷の皮膜が出来ただけだったのかなと思いながら見てたんですが、破壊された頭部が最後に涙を流したってことは、どうやらあのまま死んでしまったのは確実みたいですな…

確かに峰不二子みたいなポジションだったというか、裏切り上等なビッチな存在だったのはいけ好かなかったですが、こんな最期はさすがに可哀相すぎます・゜・(ノД`;)・゜・
…ただニキとトレイシーには、あともう一人の姉か妹がいるハズなので、その人の所在もマイカは調べ上げてそうですから、この女優さんの再登場はそう遠くないだろうってのが演出的には救いか…

あ、そうそう
今回の冒頭でダンコに贈り物をあげてたサイラーですが、能力者を殺してませんでしたね

あの他人を操る能力を獲得してることを考えると脅威以外の何者でもありませんが(汗)、とにかく外道だった父親とはまた違った未来を、サイラーは模索し始めているように感じられたのが面白かったです

 

第21話「聖域」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

自らも能力者であることがバレてしまったネイサンは、クレアと共にメキシコへと逃亡していたが…

ふむふむ、今回は”ペトレリ一家の再生”といったカンジのエピソードでした
ネイサン・クレアの父子もアンジェラ・ピーターの母子も、夕日の前でノーガードの殴り合い~というかそれに近いノリwで仲直りしたわけですが、教会が舞台になったのが象徴的だったように、お互いに”赦す”というのがポイントでしたね……ただネイサンとピーターについてはまだわだかまりが残ってそうですが、なんともまあ、ラストの家族一同のスッキリとした表情が印象的でした(*´∇`*)

政府の追跡部隊にサイラーまでが加わった今、逃亡を続けることも難しくなってしまったヒーローたちですが、どうやらペトレリ母が反撃の糸口を掴んだようですな……ハイチ人とかマイカとかと、早く合流してほしいものです

そのサイラーはダンコとのコンビが早速板についてきたカンジですが、対象の能力が不明ということで、ミステリーっぽい展開になってたのも面白かったです
でもサイラーは自分がとことん嫌いなのか……今は別人になれる(誰にでもなれる)能力が楽しくて仕方ないのかもしれませんが、結局は自分のアイデンティティを見失って苦悩するような展開が待ってる気がしてなりません(汗)

ところでサイラーの”死体”ですが、変身の能力はDNAレベルで変異してたりするとしても、ベネットあたりにはバレてしまいそうですよね…?
…まあ、ベネットとしても後頭部のアレを抜いて確かめるにはリスクが高すぎるのかもしれませんがw
(ちなみにどうでもいいことですが、この変形のプロセスも「ハンター×ハンター」からのパクリっぽいですなw)

 

第22話「異変」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

変身する能力者を使って死体を偽装したサイラーとダンコだったが…

案の定、あっさりとサイラーの死の偽装はバレてしまいましたし、ベネットを陥れるやり方とかダンコへの反撃もちょっと子供じみてましたねえ……なんか(シーズン3も後半に入ってから特に)脚本の荒さが目立ってしまってる印象です(汗)

でもプリマテック社(組織)の成り立ちの謎に迫る展開になりそうなのはワクワクしますな

アダム・モンローが監禁された経緯とか、リンダーマンやカイト達も含めてやろうとしていた”変革”が失敗した経緯とか、ほとんど語られてなかった過去がついに明かされるんでしょうか

新しい要素としては赤ん坊パークマンの能力の負の側面が明かされましたね
能力の本質としては、”エネルギーの操作”という表現に行き着くのかもしれませんが、今のところ赤ん坊ゆえの無邪気さから能力が無差別に発動しているのか、それとも何か大いなる意志が背後で働いているのかが何とも区別がつかないのが気になります(…ニアミスに終わったネイサンたちと本当は遭遇してるハズだったとか?)

しかし親父パークマンは親バカぶりが微笑ましいのはいいんですが、元嫁についても少しは心配してあげるべきではw

 

第23話「1961年」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

かつて謎の大事件が発生したという、コヨーテ・サンズという地に集まったペトレリ一家(とベネット)だったが…

サイラーが一気に攻めの姿勢に転じて来ましたねえ……ただ次回でシーズン3も最終回を迎えるようなのに、あと一回で(ヒロやマイカたちも含めて)一体どうやってハナシをまとめるんでしょうか(汗)

明かされたコヨーテ・サンズの惨劇とは、政府による超能力者の研究施設(隔離施設)で起こった暴発事故(それにおそらく大虐殺がプラス…)だったわけですが……
黒人に対する人権思想すら希薄な時代に、そりゃこんな事態に陥るのは当然というカンジですな(汗)
字幕版では翻訳がスルーされてましたが、”ナチスがユダヤ人に対してやったのと似たようなことを、アメリカ政府だってジャップたちにやってただろ”みたいなことを言ってましたね……戦時中の日系人収容所については「24」のシーズン6でも話の端に出てきてて、(自らを正義と信じたがる)アメリカ人としては恥ずべき歴史という感覚みたいですな

ところで若き日のチャールズ・デヴォーって誰だっけ……と思ったら、ピーターが看護士の頃に世話をしてたあの人か
アーサー・ペトレリやアダム・モンローは登場しませんでしたが、それはまた別のハナシとしていずれ語られるんでしょうか

そして組織の成り立ちが遂に明かされたというか、その目的はとにかく”能力者の存在を秘匿しよう~”という意図で結成されたことが判明しましたね

アリスがとにかく可哀相すぎる展開でしたが(T△T)、気になったのは事件後、まずは隠蔽工作を徹底しようとしたということで死体を埋めたりする際にアンジェラ達は一旦コヨーテ・サンズに戻ってるわけですよね?……その時にアリスが見つかってない(アリス側も見つけてない)っていうのはちょっとおかしいような…?
そして父スレシュもこの惨劇を生き延びているわけですが、存在を”隠蔽”されなかったのもおかしいですよね……おそらくはアメリカ政府の関係者に至るまで記憶の消去や殺人までしてきたハズなのに、これまで出てきた父スレシュのイメージだと組織は彼を基本的に放置していたみたいですし……うーむ、何だかちぐはぐですな

まあ、チラッと登場していた医者のジマーマンが後にニキ姉妹やマイカを生む研究に協力してたみたいな流れもあるので、父スレシュに関しても例のフィルムでその辺りについて補足されるのかもしれませんが

 

第24話「サイラー」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ワシントンに戻り、大統領へと能力者の隔離政策の中止を進言しようと決意したネイサンだったが、既にそこにはネイサンの姿をしたサイラーがいて…

あら?……まだシーズン3の終わりではなくて、どうやらもう一話あるみたいです

今回の主役はサイラーで、やはり自らのアイデンティティを見失って苦悩するという展開になりましたね……でもまさか、ヒッチコックの「サイコ」の主人公ばりの人格障害にまで陥るとは思いませんでした(…まあ、元々の人格からして問題があったのも確かですが)

ダンコと遂に決裂したり、サイラーとマイカが相対するなんていう、非常に意外な展開も緊張感があって面白かったですねえ……ただちょっと気になったんですが、マイカみたいな子供にも変身できるっていうことは、ひょっとしてあの変身能力は人間以外の動物とかでも自由自在なんですかね?
だとしたら物凄く便利ですが…

そういえばいきなり思い出したかのように、サイコメトリーの能力を使ってましたね……父親探しの時に使っておけばイロイロと展開が速くなってたと思うんですが、セリフだけで説明してた唐突感とか、これは脚本家の人の苦労がにじみ出てるような気がしてなりません(汗)

あと今回のラストでダンコがサイラーを仕留め切れなかった描写がどういう意味合いを持っているのかがイマイチ不明なんですが、”(変身能力の影響で)DNAが変化しつつある~”みたいに言っていたのがポイントでしょうか
不死身能力がパワーアップして唯一の弱点をも克服してしまったと見るべきか、それとも何か思いもよらぬ弊害でもあるのか、気になります

パワーアップといえば、アンドウくんの能力もどんどん使える能力になっていってますな
クリムゾンなんちゃらのネーミングはどうでもいいとしてw、どうやら電撃みたいな威力があるみたいですが、一方のヒロの調子がおかしくなっちゃったのは、アンドウくんのブースターとしての能力のせい…?
他に考えられる原因としては、ヒロの能力を覚醒させた赤ん坊パークマンが近くにいないとキチンと発動出来ないとか…?

 

第25話「見えざる糸」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ダンコと袂を分ったサイラーは、ネイサンの姿を借りてアメリカ大統領へと近づこうとするが…

今回でシーズン3が最終回となり、”第四章:逃亡者たち”が終了して”第五章:贖罪”の幕が開いたわけですが……
うーむ…非常に後味が悪い終わり方をしてしまいましたねえ(;-_-)

クレアの血液が死者をも復活させる効果があるっていうのは、世界観を破壊しちゃう設定だから(脚本的に)禁じ手扱いにせざるを得ないっていうのは解るんですが、ネイサンをそのまま見殺しにするのはまだしも、まさかサイラーをネイサンとして生まれ変わらせるとは完全に予想外でした……ていうか、意味がよく理解できませんヾ(`Д´)ノ"

能力者たちを守るためにはネイサンの力が必要だっていう論調でしたが、じゃあ変身能力を獲得していたピーターにその役割をやらせりゃよかったのに…
…まあ、ピーターだと政治家としての能力に疑問があるって言われたら、そりゃごもっとも~としか返せませんが(苦笑)

皮肉にもサイラーが渇望していた、誰か別人になりたいという願いは叶えられたワケですが、もう既にボロが出始めてるみたいで……前話で「サイコ」の二重人格ネタをやっていたのが伏線で、ネイサンが夜な夜な殺人鬼となって街を徘徊してる(もちろんネイサン人格には記憶無し)~みたいな展開が待ち受けてるくらいの覚悟は必要そうですw
とりあえず今言えることとしては、アンジェラが何か遠大な目的を予知してサイラーにサイコメトリーの能力を与えたのかと思いきや、まさか息子に成り代わる為にその能力が一番発揮される事になるとは皮肉が効き過ぎですな(汗)

サイラーの能力といえば、例の操り人形の能力も獲得してましたね……あの変態親父は確か殺されてはいなかったハズですから、サイラーはあのキモいおっさんとも”共感”したのかというか、心を通わせたのかなと想像するとちょっと笑ってしまいますw

ラストでニキの三人目の妹だか姉だかが登場して、第26ビルの元エージェントを殺して回ってる~みたいなことが描写されてましたが、あれはヒロたちが助け出したあのビルに捕らわれていた能力者の一人だったってことですかね?
それで復讐みたいなことをしてると…?

まあその辺りの本意がどうあれ、第五章(シーズン4)では何が大いなる脅威となるのか、イマイチ不明なのが欲求不満なカンジですが、当面は”ネイサン”のおかげで能力者たちは平穏無事に暮らしてるっぽいですね……でもそんな状況で、”贖罪”という意味深なタイトルがついてるのは伊達では無いでしょうし、楽しみに放送を待ちたいと思います

 

ヒーローズ S4#1-9

ヒーローズ S4#10-19


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