イロイロと投げやりな完結を迎えてしまった「プリズンブレイク」のスピンオフドラマです……スピンオフというか、主要メンバー全員が出ているので番外編と表現するべきでしょうか
「ファイナルブレイク」~レンタルDVDにて観賞
国連の庇護の下でついに自由を勝ち取ったマイケルたちだったが、FBIの報復措置により、マイケルを救うためにクリスティーナを撃ったことを追求されたサラが収監されてしまう…
いやー、ぶっちゃけあまり期待してなかったんですが(汗)、かなり燃えました!
このドラマはシーズン3~4にかけてのグダグダさがかなり酷いという印象でしたが、それでも最後まで見続けられたのはひとえにキャラクターの魅力に尽きる、と言えます
で、今回の番外編は90分の単発モノなのでムダな引き伸ばし展開とかが全く無く、多数の魅力的なキャラを改めて紹介する手間も必要としないことで、このドラマの原点である”難攻不落の刑務所から如何に脱獄させるか?”というテーマから全くブレることなくストーリーが進行していくのは非常に面白かったですね
(短時間におさめる為に)またもやかなり荒っぽい設定と強引な展開が付きまとっていたのも確かなんですが、それぞれのキャラがきちんと見せ場を過不足無くもっていて、ラストの衝撃の展開にもそれなりに満足が行きました
治療されたハズのマイケルが脳腫瘍で結局死ぬ運命にあったこと、今回の脱獄でサラは自由になれたわけではないこと(スクレら共犯者含む)、将軍がサラを殺そうとした動機、グレッチェルのその後、「メジャーリーグ」に出ていたチャーリー・シーンみたいな女囚wのその後など、見終わった後で腑に落ちない点はいくつかあるんですが、まあ別にどうでもいいっちゃいいですかねw
マイケルの遺したビデオレターで終わる~というオチの後味は爽やかでしたし、長いシリーズに落とし前をつける完結編として十分に面白い内容だったのではないでしょうか
これまでありがとう、「プリズンブレイク」!君のことは忘れない!w
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