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[海外ドラマ] ヒーローズ S3#01-12

2009-06-06 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

ヒーローズ S1#12-23

ヒーローズ S2#1-11

 


第01話「再臨」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

能力者たちの存在を世間に暴露しようとしたネイサン・ベトレリが、大勢のマスコミたちのカメラの前で何者かに撃たれてしまう…

おー、おー、おー、おー…
遂に始まったシーズン3ですが、初っ端からかっ飛ばしてますな!

一話目の感想を一言で表すと、”…まるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだな”というカンジでしょうかw

いやー、それにしてもシーズン2のラストで提示された謎を引っ張るどころか、いきなり冒頭から次々と答えを暴露していく展開には唖然としてしまいました…もう何からツッコめばいいのやら困ってしまいますが、とにかく始めから…

まずは4年後の未来がチラッと出てきて、かつてサイラーによってもたらされるハズだった”破滅の未来”に匹敵するかのような、能力者たちにとっての暗黒の時代が到来してることを示唆し、そこでピーターが何とか過去に戻って歴史を修復しようという展開になると…

ここでピーターを殺そうとするクレアが何だか妖しい雰囲気をまとってますが、それはさておきそこから過去に戻ったピーターが真っ先にやった事が、記者会見に臨むネイサンを撃つという事だったわけですが…これは完全に予想外でしたねえ

シーズン2の感想でオレも、ピーターは完全に悪役に回った方が面白そう~みたいなことを書いたんですが、どうやら過去を変えようと悪戦苦闘する結果、(現代の)能力者たちの敵に回るみたいな流れになりそうですね
現代のピーターやパークマンを消し去った(あの砂漠はパークマン父の使ってた精神世界?)手際からして、悪役としてかなり手ごわい存在になりそうで楽しみです

次にサイラーですが…
まさか、いきなりクレアの不死身能力を奪うことに成功してしまうとは…!
スタッフは展開の出し惜しみを一切しないつもりでしょうかw

ただちょっとこれまでのサイラーとは違って、単なるラスボス的な存在では無くなるっぽいですね…あのシーンは見ようによっては濃厚なラブシーンにも見えましたし(もしくはレイプ…)、サイラーの口ぶりもなんだかクレアを誘惑(?)してる風でしたし…
これはオレが映画「スタートレック」を見たせいかもしれませんが、サイラーがますます悪魔的な魅力を増してきたカンジです

あと内容とは関係ないんですが、このドラマのスタッフは日本の「ハンター×ハンター」を絶対に知ってますね…シーズン1の、凄い聴覚を利用して相手の心を読む能力者が出てきた時にもちょっと思ったんですが、今回のクレアの脳をいじくるサイラーのシーンを見て確信しました…これはもう間違いないですw

そして暴走を始めたとしか表現しようのないスレシュ博士…いきなり誰でも能力者になれる方法を開発してしまったかと思ったら、その勢いで自分も能力者になってしまいましたヾ(^o^;)

ヒロの見た未来では、あのアンドウくんまでが謎の能力に覚醒していた事から、スレシュがこの薬品を世界にバラ撒くのは確実なんでしょうねえ…スレシュが獲得したのはニキの怪力と同様の能力みたいですが、能力者に対してひたすら負い目を感じ続けていたらしいスレシュが、こうして大いなる力を獲得してしまった今、果たしてどういう反動が出てくるのやらちょっと怖いですな(汗)

ヒロの出てた日本のシーンは相変わらず脚本が意味不明で、もうまともに考えることを諦めてますオレ…w
謎の化学式とやらを盗まれてしまった今、もう日本のシーンは出てくることは無いだろうなっていうのが唯一の救いです( ̄、 ̄;)ゞ

しかしこれだけ挙げてもまだまだ衝撃は終わらない…一体、一時間にどれ程の情報を詰め込むつもりなんだってカンジですが、まさかのリンダーマンの復活、記憶を失ってるらしいニキ、どうやら予知能力者らしいペトレリ母と、まだまだ誰が敵で誰が味方なのかがひたすらわからない混沌(カオス)状態で、これは今後の展開が楽しみでなりません!

 

第02話「バタフライ・エフェクト」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

能力者たちが迫害される未来を変える為に過去へとやって来たハズのピーターだったが、やる事なす事が悉く裏目に出てしまう…

あー、もう!…未来ピーターはカエレ!と、叫んだペトレリ母の気持ちが痛いほど解りますなw

コイツは一体何をしに来たんだというカンジで、まさに全ての元凶はネイサンじゃなくてお前だー!…みたいな状態になってる未来ピーターですが、こうなってみると忍者ヒロはかなり慎重に時空を越えてたのが改めて解りますね(苦笑)
現代ヒロも、もう過去に戻ることは絶対にしないと決意してるようですし、やはりマニアはこういう奇想天外なシチュエーションには強いのかもw

とりあえずピーターが未来から来たせいで改変された出来事とは無関係で進行してるっぽいスレシュ博士の変貌ですが、やはり浮かれまくってますなw
女たちは私のことを”貧弱な坊や”と馬鹿にしたが、今では誰もがたくましい男性と~みたいなフレーズをつい思い出してしまったくらい、わかりやすい変貌ぶりに吹き出してしまいましたw

…でもスパイ○ーマンみたいな栄光は長続きせず(…1話すら保たずw)、なにかとんでもない事が肉体に起こってるようですが(汗)

サイラーも何だか不思議な雲行きになって来ましたね…シーズン2までは能力を持ってない一般人風に描写されていたペトレリ母が、随分と強力な能力者として大活躍してるカンジで、どうやらサイラーを自分の手駒として使いそうな勢いです

現代ピーターはどうしてこうも流されやすい性格なのか…w
いくら自分の外見が凶悪犯のものになってしまってるといっても、この状況でこんな連中と行動を共にするのはどう考えてもおかしいでしょうにw

ニキがいきなり凍結能力に目覚めたのは、スレシュが一話目で提唱した”能力が遺伝子に因って発現しているのではない”、というのを体現しているカンジなんでしょうか?
それともひょっとして、本当に別人の可能性ってありますかね…?

未来ピーターの軽率な行動による最大の被害者といっていいクレアが、ことある毎に自傷気味なカンジだったのは本人も確信犯的にやってたんですな…不憫なコです(ノ_-。)
今は痛覚を完全に無くしてしまっているようですが、他の感覚はどうなんでしょう?
もし五感のほとんどを失っているようなら、もう生きてる意味が無いんじゃないかとまで思いつめてしまうのも仕方ないですな…

今回も単独行動なヒロの追いかけっこについては…まあ、シーズン2の戦国時代編に比べたら全然面白いからいいかw

 

第03話「パートナー」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

組織から脱走したレベル5の凶悪な犯罪者たちと行動を共にせざるを得ないピーターだったが…

ペトレリ母の計略によって、組織のエージェントとして活動することになったサイラーですが、特に大掛かりな洗脳とかを施されているわけでもないのがちょっと意外でした(サイラーの母だという暗示の真偽については、実際の所はお互いにどうでもいいという風な描写だと感じました)

サイラーの場合は元から悪の野望があったとかではなくて、極論をすれば”自分が特別である”ことさえ証明出来ればいいわけですから、ある意味、今の状態は自分探しの旅をしているようなモノなんでしょうね…組織に対する忠誠心とかとはまるで別の次元で、(自らの意志で)組織にいてやってもいいか、みたいなポジションに配置した脚本のバランス感覚にはシビれました

そしてベネットというパートナー次第で、サイラーは天使にも悪魔にもなれるというのがまた最高ですな…今は憎しみに支配されてるベネットですが、行動を共にする内にいずれサイラーを認める風な展開もあるでしょうから、そこでサイラーが心理を読み取ったりしそうで楽しみです

それにしてもサイラーとほぼ同等の、最強の能力者の一人であるハズのピーターがドジばかりしてるのが逆に際立っちゃってて、これじゃ一体どっちがヒーローなのやら…w

そのピーターは今回もやっちゃってましたが、二人もその場にいるのにベネットをあんな中途半端な状態で放置するってどういう事だよ、オイw
なんか未来と現代の二人が揃って行動を開始したようですが、アホがこうして二人揃っても、よりアホな結果しか生み出さないんじゃないかって予感がしてなりませんww

ニキは意外にも本当に別人でしたね…例のコピー姉ちゃんも一緒に死んじゃったんでしょうか
そういや、リンダーマンがマイカを生み出す為に全てを仕組んだという展開がシーズン1で明かされてましたが、どうやらクローンみたいな存在のようですな(…あと何人のそっくりさんが出てくるんだろうw)

レベル5施設に閉じ込められたヒロ(とアンドウくんw)ですが、すぐ隣にサイラーがいるのは非常にヤバいんじゃ…?(汗)
能力が魅力的というのはもちろん、何せ一度は殺されかけたくらいですし、何度も煮え湯を飲まされてますしねえ…

クレアがダークサイドまっしぐらというカンジなのは、かつては自分をレイプしようとしたイケメンを殺そうとしたくらいですから…元々、そういう気性だったみたいなので、いずれはこういう流れになる事がごく初期から想定されていたのかもしれませんね

一人、アフリカに飛ばされているパークマンはまだどのように本編と絡んでくるのかが不明ですが(絵に描かれた女性は加速女?)…本来の未来だったハズの、赤ん坊が生まれる歴史の流れが変わってしまったというのが切なかったですな…(T△T)
しかし、なんでパークマン限定で未来を予知するなんていう特別扱いなんですかね?…父親であるナイトメアマンと同様に、悪意を持って駆使すればこの上ない脅威になりかねない能力なのはわかりますが…

 

第04話「破壊者」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来から来たピーターに連れられて、現代のピーターは四年後の世界へと行くがそこでは誰もが能力者となっている未来だった…

何と、まさかのケンセイ復活!!

シーズン2のラストでヒロが生き埋めにしたケンセイ・タケゾウこと、アダム・モンローをヒロ自らが掘り出してしまいました
あれから何ヶ月経過してるんでしたっけ?…不死身とはいえ特に乾燥してたりすることもなくw、ピンピンしてる風なのは気になりましたが、また事態を複雑化させそうなのが出てきちゃいましたねえ

おそらくモヒンダーが治療が絶望的だと言った、例の化学式の副作用を抑える効果がケンセイの血液にあるとか、そういう風なカンジになるんでしょうか

それにしてもピーターと同等かそれ以上に全ての元凶と言ってもいい、ヒロの軽率な行動(ヒーローとして生きる刺激を求めたいだけで化学式を金庫から出した)はもっと責められるべきだとずっと感じていましたが、ようやくペトレリ母がツッコんでくれたのにはちょっと溜飲が下がりましたw
…でもあっさりとケンセイの復活を命じたり、ひょっとしてピーターの軽率さは母親譲りの血筋だったりするのかな?と一抹の疑念が湧いたのも確かなんですけどw

そして今回は4年後の未来と現代とを行き交う目まぐるしいエピソードでしたが、未来ピーターが迂闊なままあっさり殺されて、さらに未来サイラーから能力を吸収したことで、現代ピーターが見事なダメ人間と化してしまいました…本来の悪役だったハズのサイラーと、ピーターの立場が完全に逆転しちゃった末にネイサンをも手にかけてしまったのには呆然…

これはピーターというキャラがシーズン1から一貫して、”無邪気に人間の善意を信じてる”というキャラだったからこそ行き着いた、当然の帰結と表現していいのかもしれませんが、この展開は皮肉が効き過ぎでしょう…( ̄Д ̄;

サイラーの変貌についても、息子にノアと、ベネットと同じ名前をワザワザつけるくらいですから、おそらくベネットの相棒として行動する内にまともな人間性を取り戻して行った事を示唆してるのが切ないです…そのベネットがどうなったのか、ノアの母親は誰なのかというのは今後の展開を待たなければならないようですが、非常に楽しみですな

母親といえば、やはりパークマンの絵に描かれてたのは加速女でしたね…現代では二人の接点がまるで無さそうなのに、どういう出会いを果たすんでしょうか
(ちなみにモリーが現代で唐突に登場しなくなってたのは、モリー役のコが一気に成長しちゃってたからだというのが判明しましたね…でもまあこればかりは仕方ないかw)

そういや加速女は未来クレアや、例の脱走した凶悪犯なんかと行動を共にしてましたけど、あいつらの行動目的も謎ばかりです…ピーターを執拗に狙う意味もよくわからんままですし(先天的なエスパーのみを狩り出してるってのも何が何やら?)、そもそもあの核爆発からクレアはどうやって逃げ出したんだろう…?
前にペトレリ母が悪夢として予知してたイメージでは、ヒーロー達ばかりか組織とも敵対してるというカンジでしたが、大統領となったネイサンの命令を普通に聞いてたことから政府の人間ということなのかな…

ところで今、二話の悪夢のシーンを見返してみたんですが…この時は単なる悪夢のイメージってことなのかと思ってたんですが、ここにケンセイがいるってことはパークマン親父もひょっとして生きてるってこと…?そしてどうやらニキの三人目の妹も敵に回る…?

いやー、まだまだ謎ばかりです

 

第05話「天使と悪魔」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

黒幕の正体を掴もうと、ヒロは生き埋めにしていたアダム・モンローを再び掘り返そうとするが…

ついに黒幕が登場しましたが、その正体とは何とペトレリ父でした!
…って、これまでほとんど語られることの無かった存在なのであまり衝撃的というカンジではないですが、リンダーマンの幻影を操っていたパークマン父やペトレリ母の脅えてる様子から、相当な能力者みたいですね

身体が全く動かないようですが、これはクレアかアダムの血液を使えば治るとかでは無いんですかね?…いや、そもそもリンダーマンが生きてる頃ならその能力で治せばよかったのにと思いましたが、よく考えたら組織とは敵対してるのか(死んだことにされたというより、組織が殺した?)

あれ?そういやネイサンの所に現れていたリンダーマンが幻影だという事が確定したので、そうするとネイサンの傷を治したのは誰なのかという新たな謎が出てきましたね…この辺りは次回以降のフォロー待ちでしょうか

そんなペトレリ父の目的は、どうやら能力者たちを集めて新たな組織を立ち上げることみたいですが、その候補者リストの中に当たり前のようにスレシュがいるのに笑いましたw
いや…今のスレシュの行状はとても笑えるものではないんですが(汗)、あの繭みたいなのは単に殺してるわけでもないようですし、ひょっとしてエイリアンみたいに繁殖でもしてるんでしょうかw

ネイサンとニキ妹の調査によって、どうやらほぼ全ての能力者たちが組織によって人為的に生み出されたというカンジになって来てますが(…ふと思いましたが、ひょっとしてケンセイは全ての能力者たちの始祖だからアダムという名なのかな?)、化学式(薬品)によってホルモン云々の変化で能力が生まれるというのと、遺伝子操作で生まれるというのが、劇中で混同されちゃってるようなのが気になります
まあ、スレシュ父が遺伝子情報から地球上での能力者の位置を特定していた理屈もサッパリ意味不明でしたから、今度もあまり深く考えちゃいけないのかもしれませんが…

今回、個人的に一番グッと来たのはやはりサイラー、ベネット、クレアが一同に会したシーンですね
ブラックホール男の哀切ももうちょっとじっくりと語ってほしかった気もしますが、サイラーをどうにかして殺そうとすればするほど、逆にクレアの心が離れていくベネットが切ないですねえ…サイラーについても一筋縄ではいかないというか、4年後の未来の描写ではサイラーとベネットは既に和解した過去がある風でしたが、そう簡単にあの状況には辿り着きそうにありませんな(汗)

サイラーといえば細かい部分ですが、ベネットがブラックホール男に殺せと命じていた会話を、直接聴いてましたかね?…会話の内容を把握しているのは間違いないようですが、例の凄い聴力を使って聴いている風な演出ではなかったのがちょっとだけ気になりました

それにしてもヒロは何がしたいのか…
アダムを取り逃がしたことで何故かいきなり悪に転向する決意をしてて、そのままアンドウくんを刺し殺すとか意味がわかりません(゜д゜;)

実はアダムを泳がせて、相手の懐に飛び込む作戦でも立ててたとか…?

 

第06話「死にゆく光」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

化学式を盗み、能力者たちを集めて現在の組織とは完全に別の組織を立ち上げようとしているのは、死んだハズのアーサー・ペトレリだった…

ペトレリ父の能力はピーターのパワーアップ版というか、相手の能力どころか生命力をも吸収出来るエネルギードレインの使い手でした
こりゃ確かにあらゆる能力者が恐れる能力です…アダム・モンローを単なる滋養扱いでしたもんねえ(汗)

ピーターの能力を全て奪い、不死身能力もあっさり手に入れてしまった様は、まさに希望の光が死にゆく展開でこれはラスボスとしての貫禄も十分だと思いました

ちなみにピーターをアダムと同じ目に遭わせなかったのは父親としての情がまだあるという事なんですかね?…能力を全て奪われたピーターですが、一応これはサイラーの危険な能力を取り除いてやったという親心との解釈もできますね
とりあえずは、ピーターの中の能力を吸収する能力自体がそのままなのかどうかに注目ですな

ヒロはやはり相手の懐に飛び込むという作戦だったみたいですが、ナカナカの機転だったと思いました…時間を止めて作戦を考える、というのはヒロの能力をわかってはいたつもりでも、盲点になってましたね
正直、シーズン3に入ってからのヒロにはイライラさせられっぱなしだったんですが、今回のアフリカでの妙なやり取りは笑えて面白かったですw

スレシュはもう手が付けられない怪物になりつつありますが、ペトレリ父が彼の研究成果を求めているということは、化学式が手に入っただけではどうにもならなくて、今のスレシュの状態が何らかのカタチで関係しているということかな
ていうか、そもそもスレシュは一体何をしたいんですかね?ネイサンやニキ妹も殺すつもりでは無かったみたいですが…アフリカの予知能力者がヒロに対して言った、”能力に溺れて自分の頭で考える事をおろそかにしている~”みたいな言葉は、スレシュにも当てはまるんでしょうか

一方のサイラーは、逆に完全に悪の道から抜け出すカンジになって来ましたね
ピーターにやり込められてしまっている事、新たな能力を得るには相手を殺す必要がある事など、非常に不安もつきまとってますが、(自らの意志で)ヒーローとして出直すことになりそうなサイラーの活躍には否が応にも期待が高まります

ペトレリ父がパークマンの存在を警戒している風なのはどういう事なんですかね…より強力な能力を持ってるパークマン父が手元にいるのにも関わらず、何かを気にしている風なのが興味をそそられますが

あとケンセイの紋章が、実はDNAの二重螺旋の片方の配列を模しているのだというのには、ハッとさせられました

 

第07話「後継者」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

母親を昏睡状態にした黒幕の元に向かったピーターの眼前に現れたのは死んだはずの父親で、あまつさえピーターは全ての能力を奪われてしまった…

ヒロの出てるシーンはただでさえ脚本が意味不明なのに、更にワケのわからん展開にするのは勘弁してもらいたいなあ(汗)

そのヒロが食べさせられたのは予知能力の素なんだと思ってましたが、”魂の歩き”というのは時間を越える事とは限らないんですかね?
未来を見るだけなら別に今のヒロにとってもタブーとかでは無いですし…パークマンには効かずに、ヒロには効いたということにも意味はあるのか気になります

パークマンは、パークマン父があっさりと殺されてしまいましたね…
全ての黒幕として登場したアーサーは、息子のピーターに対してもそうですが、突然物わかりがよくなったり、逆にあっさり実験体としてスレシュに提供したり、どうも人物像が支離滅裂なカンジがしてなりません…パークマンを殺す殺さないでコロコロ変節してる風なのは、父親の方が手下にいた時点では息子は不要だったけど、殺してしまった今はパークマンの能力が必要ってことなんですかね?…うーむ、何だか軽率な素振りが目立っちゃって、リンダーマンやサイラーを越えるラスボス像としての期待が高まっていただけにイマイチ微妙です

まあ、ピーターが考えていたみたいに、化学式を使って全ての人類を能力者にしようというのが最終目的というワケでも無いらしいので、いずれアーサーの目的がハッキリした際にその行動の意味不明な部分も解明される事に期待します

スレシュも何だか不思議な精神状態にありますね…強大なパワーを得たことで副作用みたいなエゴに支配されてはいても、以前のような冷静な部分もまだ保持しているみたいですな
理屈ではわかってはいても、本能には逆らえないとかそういうキャラになったんだと解釈すればいいのかなあ…でもそれなら呪い女をそのまま帰しちゃうんじゃなくて、もっと執着するような(たとえそれが理不尽な行動だとしても)振る舞いをするべきだったのでは無いでしょうか

サイラーは本当にペトレリ家の子供だったんですな
アーサーから聞かされたのが何なのか気になりますが(組織の暗部とか?)、どうやらヒーローとして生まれ変わろうと本気な風なのと反比例して、悪だった頃の輝きというか魅力を急速に失いつつあるのが逆に切ないですねえ…

でもまあ、ベネットみたいに善と悪の概念を超越した動機を持つようになったとも考えられるかな

 

第08話「悪人」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

”魂の歩き”を始めたヒロは、18ヶ月前の過去の光景を見る…

おおお!
まさかヒロがラスボスの手に落ちるとはッ!!

これでヒロの能力までも奪われてしまったら…って、あれ?
よく考えたら既にヒロの能力はピーターを介して手に入れてると考えるべきですよね…となると、アーサーはパークマン父子と同様の能力も持っているみたいですから、ヒロを洗脳して手下にするとかですかね

そういえば前に、制御できない事態を避ける為とか言ってペトレリ母の予知能力を不要だと言ってましたからね…本人が時間移動するつもりも無いという事なのかな

そのヒロの”魂の歩き”の内容とは、アーサーやサイラーの過去にまつわる内容でしたが、結局、アーサーの本当の狙いとかは全然わかってないような?(汗)
ただ組織とは目的を違えていたワケではなくて、そのやり方を疎まれていた結果、始末されたということなので、”能力者たちの適正な管理”というのが最終目標なんでしょうか?…うーむ、よくわからんままです

一応、アーサーの弱点については、例のハイチ人がいれば何とかなるということかな…ただあの人、能力以外の攻撃にはてんで無力なので(なにせアンドウくんに倒されたくらいでw)、不安だらけですな
…今更気づきましたが、たとえ他の能力者に助けを求めたとしても、ハイチ人の身を守ってくれそうな能力をも無力化しちゃうってのは意外と厄介なのかもw

サイラーに対してベネットと電撃女がやったことは最悪でしたねえ…ちくしょう、異性に免疫の無いオタクを手玉に取りやがって…w
このエピソードには、今のサイラーがヒーローとして生きる道を選んでることに対する補完という意味もあるんでしょうけど、あの歪んだ母親のことにしても、サイラーがどんどん悲劇のヒーローになってきてますな

ただ、クレア母の過去については特に語られる必然性が無かったような…?
あの凶悪犯の青い炎使いが弟だったり、かつては組織に所属していたことがあったり、シーズン1での列車事故に関わっていたりした事が明かされましたが、だから何?としか感じられませんでした
…クレア母にはこれから何か重要な役割でもあるんですかね?

 

第09話「前兆」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

”魂の歩き”によって、アーサーと組織との確執の過去を見たヒロの前に突然アーサーが現れて…

"It's coming"(時は満ちた)ということで嵐の前の静けさというか、全ての役者が揃ってここから物語が本格的に展開することを窺わせるエピソードでした

アーサーの目的がまたちょっと明らかになって、”人類の半数を能力者にする”(そして”ネイサンを大統領にする”)ということでネイサンには到底受け入れられなかった一方、ニキ妹にはどうやら納得の行く目的だったようで単純に善悪では括れない目的である事は確かみたいです
一握りの能力者による一般人の支配ということでは無く、全人類を能力者にしてしまうということでも無く、”半数”ということに意味があるようですが…核エネルギーという究極の脅威を手にしてしまった人類が東西の冷戦構造によって得た安定みたいな、そういった類のことを画策してるんでしょうか

ただ気になるのはペトレリ母が予知している破滅の未来って、あくまで個人的な破滅というか、ヒーロー(とされてきた)たちが次々と惨殺されている未来ってだけで、別に人類の破滅とかではないですよね?
パークマンが見た未来でサイラーが爆発したりはしてましたけど、あのエピソードでは別に人類の破滅云々は語られていなかったような…どうもヒロが見た爆発とか、未来ピーターが絶望していた未来像とかが(アーサーの行動と)ハッキリ結びついていないカンジなのが不満です

それにしてもサイラーが相手を殺さずに能力を奪うことが出来るようになり、ヒロが幼児退行させられてしまった今、アーサー陣営とペトレリ母陣営のパワーバランスがあまりにも不平等過ぎるカンジがしますね(汗)
せめてピーターには何らかの能力が復活しないとキツすぎるような…でもそのカギを握るのは例の化学式なんでしょうけど、そういやスレシュの症状の進行が遅いのはどうしてなんですかね?
スレシュが独自に開発した方式の方からアプローチして行った方が近道なんじゃないかって思ってしまいます(あの変な繭を作る性癖までが一緒に発現してしまうのは、アーサーにとっては御免かもしれませんがw)

あとヒロとアンドウくんの冒険が描かれている「ナインス・ワンダー」のアメコミですが、あの新作(?)エピソードは誰が描いてるのかも気になったりしますが…さあ、これから何が始まるんでしょうか?

 

第10話「日蝕(前編)」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

数々の予知で見られた、日蝕のビジュアルがいよいよ現実のものとなろうとしていたが…

ふむふむ…日蝕と共に覚醒した能力者たちが、また新たに発生した日蝕によってその全ての能力を失ってしまうという展開でした(次回に続く~という終わり方でしたが、いくらなんでも日蝕の時間が長すぎませんかね?(汗))

何話か前にヒロがアフリカの予言者に、”自らの能力に溺れてしまってる”という指摘を受けていましたが、今回のエピソードは全ての能力者に対してこれを投げかけたわけですな

まあこれだけの超常的なパワーを得てしまったら、それに頼りっきりになるのも致し方ないと思いますが…中でも、すっかり相手の心を読むのがクセになってしまっていたパークマンが勇気を出して一歩を踏み出す展開にはグッと来ましたね

そういや、今回の能力喪失の展開をアーサーは予期していなかったみたいですが、これまで生きてきた中で一度も日蝕と遭遇してなかったとは考えにくいんですが…(そもそもこんな短期間でアメリカで日蝕が繰り返されてるというのも不自然な気がしますが)
この二回の日蝕が歴史的に何か特異な現象ということなんでしょうか

サイラーはまだまだフラついてるっていう演出なのかな?…電撃娘と二人でボニー&クライド気取りですが、能力を失った状態(いわば素の状態)では愛に生きるwことを決意したみたいですし、そのあたりがベネットを躊躇させることになりそうですね

重傷のクレアは日蝕の時間さえ乗り切れば何とかなりそうですが、ピーターなんかは逆に、今回の日蝕でまた新たな能力に目覚めたりしそうな流れですね(ハイチ人だけが味方の状況で軍隊を相手にするわけですからねえ)

加速女ことダフネが過去の自分に戻ることを極度に恐れていたのにはようやく合点がいきました
加速能力を奪われて、また歩行すら出来なくなってしまうのは死よりもツラい事なんだと…「LOST」のロックみたいな境遇だったわけですな

そしてこの期に及んでもまだトンチンカンな事をやってるようにしか見えないヒロですが…
どうやら「ナインス・ワンダー」の(現在の?)作者が明らかになりそう?

 

 

第11話「日蝕(後編)」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

日蝕が発生してる間に能力を完全に失ってしまったことで逆に、能力者たちはそれぞれ自らの能力と向き合うことになるが…

いやー、ヒロが見事に引っかき回してますねw

確かにヒロとクレアってこれまで接点があるようで無かったコンビですねえ(中の人の私生活では一時期、この二人は付き合ってるっていうウワサもありましたがw)…おそらく、化学式の触媒としてのクレアの秘密が明かされるんでしょうけど、そこにヒロの記憶も何か関わってきたりするんですかね

そして全体としては着実に、ピーターやパークマンが見てきた未来の状況が出来上がりつつありますね

圧倒的なパワーによる秩序(支配)を望むというのは、まさにアメリカという国そのものを表わしてるような思想だと思いますが、一番現実を見てると解釈することも出来るのがやるせないですな…今のネイサンなら、(理想の為なら)ニューヨークでの核爆発も辞さないんでしょうか

クレアってこれまでの人生で病気も一度もしたことが無かったのか…ということは、体内に病原菌とかに対する一切の免疫抗体が存在してないわけで、そりゃそんなエイズの末期症状みたいな人間が現れたら病院の人も焦りますわな(汗)

ピーターは能力を取り戻せませんでしたね…ということはやはり、例の化学式待ちかあ
…ていうか、ハイチ人の兄って全然軍隊と呼ぶほどの勢力は持っていなかったのが拍子抜けでした(10人もいなかったような(苦笑))

問題の「ナインスワンダー」ですが、一体このマンガはどういう構成になってるんだろう…
シーンごとにちゃんとマンガとして繋がってるようにはとても思えないんですがw

アイザックが遺した未発表原稿って、そういやバイク便の兄ちゃんにスケッチブックを手渡すシーンがシーズン1の終盤にありましたね…でも、このシーズン3の部分まで既にマンガとして存在しているっていうのはどうにも納得が行きません
それだとヒロはもっと早くからこのマンガに興味を示してたと思うんですけどねえ…ちょっとこの辺りはいい加減すぎますなσ( ̄、 ̄=)

 

第12話「父の影」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

アイザックが生前に描いていたコミックの描写に基づいて、ヒロはクレアを連れて16年前へと飛ぶが…

ヒロはまた記憶を奪われた?…いや、でも英語を喋ってるからそれは無いか

相変わらず日本語のセリフは無茶苦茶でしたが、ヒロの母親との邂逅シーンは結構グッと来ましたねえ(母親役のタムリン・トミタってあの「ベストキッド2」のヒロインですな…こりゃ懐かしい)…でもそんな感動の余韻に浸ることも許さず、最強のラスボスであるアーサーがあっさりとヒロの能力ごと触媒を奪ってしまった展開には呆然としてしまいました

更にそんな最強と思われてたアーサーもすぐに死亡(?)してしまって…オイオイ、こいつはラスボスじゃなかったのかとまた呆然…Σ( ̄ロ ̄lll)
…この番組はイロイロと容赦が無さすぎですw

ちなみに倒れたアーサーの身体からは能力を吸収する時のと同じエフェクトが出てましたが、あれでピーターに能力が戻ったと考えるのは都合が良すぎるかな(…それともあれは触媒の光?)
ていうか気になったのは、ハイチ人がいるのに何でサイラーが能力を使えたのかという部分ですが…どうやらハイチ人の封じ込め能力にはキャパシティが設定されていて、押さえ込めるエネルギーの総量に限界があるみたいですな

つまり、あの場にいたアーサー+サイラーの能力を封じ込めることはPCのメモリ不足みたいなカンジでハイチ人には処理することが出来なくて、おそらく今後、サイラーはもっともっと能力を吸収していくでしょうから益々ハイチ人では対抗できなくなると…
今後は、ハイチ人みたいな能力者をいかに数多く確保するかが、勝利の鍵を握るというカンジになるんですかね

そのサイラーは、前回、あの電撃女を殺すのを直前で躊躇ってたように見えたんですが…もう完全に元の殺人鬼に戻っちゃったみたいですねえ…orz
クレアがベネットとの親子関係を修復したのとは逆に、サイラーの方は自分の家族を持つ云々の未来はもう完全に書き換わっちゃったんでしょうか

いやー、それにしても遂に完成してしまった化学式ですが、この”能力者を増やす”というアイディアもやっぱり「ハンター×ハンター」から来てる気がしますね…「ハンター~」では、何万人もの念能力者を増やす儀式を何とかして食い止めようという段階で何年も連載が停滞してしまってますが(汗)、さてさてこのドラマはどう落とし前をつけるつもりなんでしょうか

 

ヒーローズ S3#13-25

ヒーローズ S4#1-9

ヒーローズ S4#10-19


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