12時間Blog

映画とかマンガとかドラマとか

[海外ドラマ] ヒーローズ S2#01-11

2008-08-18 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

ヒーローズ S1#12-23

 

シーズン1が終了してから4ヶ月あまり…シーズン2の放送は年末辺りからだと思ってたので、この夏からもう始まってくれたのは嬉しい誤算でした!

…とは言っても、例の脚本家ストのせいでシーズン2が早期に終了したがゆえに、これだけ早い日本上陸が実現したのかなと思うとちょっと複雑だったりもしますが(汗)

第01話「4ヵ月後」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ニューヨークにおける核爆発とサイラーの脅威から人類が救われたあの日から4ヶ月…ヒーロー達はそれぞれの場所で、新たな運命に翻弄されることになる…

シーズン2の第一話ということで、まだ大きな背後関係は明らかになっていませんね…ただ、そういった地味な部分をカバーする為か、冒頭でシーズン2の今後のシーンが軽くダイジェスト風に紹介されていました

ネイサンが死んでなかったり、サイラーが普通にいたり、また何らかの”破滅”っぽいビジュアルが出てきたり…とりあえずシーズン1の展開みたいに、ヒーロー達の運命はまずはバラバラの状態で進むみたいですな

新たに登場したメキシコの姉弟は、姉の方が何か呪いみたいな能力を持っているみたいですね…冒頭のダイジェスト映像の中でサイラーが、”彼女は最高のオモチャだ”みたいに言ってるのが果たして彼女のことなのか、それともクレアやウォーカーのことなのか…

そのウォーカーは例の、”最悪の敵”とやらに脅えてますね…まるで、「ロード・オブ・ザ・リング」のサウロンみたいでしたがw
スレシュ博士の言う、”能力者にのみ感染する死の病”っていうのはコイツの仕業でしょうか?…前シーズンではサイラーが能力者全員の天敵という位置づけでしたが、今度はサイラーにとっても天敵な存在になりそうです
…ということは、ひょっとしてヒーロー達とサイラーが共闘するような燃える展開も期待していいんでしょうかO(≧▽≦)O

クレアは、空を飛ぶ能力を持った同級生が”組織”の人間っぽいのが気になる所です…スレシュ博士に近づいたことといい、これはクレアの能力を奪いに来るであろうサイラーを監視するのが目的でしょうか

ネイサンは…どうして生きてるんだコイツ?w
今回のラストでピーターが前後不覚な状態で発見されてましたが、ネイサンはピーターの幻覚に悩まされてたりもしてるようですし、ひょっとしてネイサンはあの時、ピーターを放り投げただけだったんですかねえ(汗)

そして一番厄介な、西暦1671年の京都に飛ばされたヒロですが…
ヒロ自身がケンセイ・マエダの伝説に一役買うっていう展開がベタ過ぎで、当時の日本の描写とかも意味不明過ぎますが、とりあえず実在のケンセイがイギリス人だったという設定は突飛で面白かったですw
現代の方で殺されてしまった(泣)ヒロの父親やら、アンドウくんやら、このドラマは日本的な部分の奇天烈さが玉にキズなわけですが、日本から乗り込んだハズの田村英里子までがおかしな芝居をしているのにはズッコケてしまいました…焼け出された村人のお婆さんだけが、唯一まともな日本人っぽい描写だったのがなんとも(苦笑)

ホント、日本の部分については先行きが不安だらけですな…orz

 

第02話「呪われた力」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

記憶を失っているピーター、遠い時代から動けないヒロ、”組織”を倒そうと共闘するスレシュとベネット、能力を隠して生きることに悩むクレア、ピーターを救えなかったと思い込んでるネイサン、”最悪の敵”に脅えるモーリーを必死に守ろうとするパークマン、そして”呪いの力”に怯える姉弟…

あれ?クレアの同級生は”組織”の人間じゃないっぽいですね(単に、自らの能力に悩める青少年?)
一方のクレアですが、これは自分の能力の限界を知りたい好奇心というよりは、一種の破滅願望なのでは?
切り落とされた方の指先がどうなったのかも気になりますが…どうにも自暴自棄っぽいのがヤバすぎるカンジですね(汗)

死して尚、影響力を残してるアイザックの(絵の)使い方は上手いと思いました
どういった事情でアイザックの絵が紛失してしまったのかがカギでしょうか…?

例の、能力者だけがかかるという死のウィルスはスレシュの姉とモーリーが罹ったのと同じ病なのか…スレシュの体内の血清が唯一の救いということなら、”組織”はさっさと彼を隔離して安全を確保するなり、安定して血清を”生産”させたりするのが自然だと思うんですが、実はわざと敵に晒してる…?

ヒロとピーターという、このドラマで最強の部類に入る二人ですが、この二人はドラマを進行させる上では強力すぎるので(ほとんどの問題をあっさり解決しちゃいそうな、反則に近い存在w)、何とかして二人の能力に制限をつけざるを得ない事情は解るんですが…

ピーターの記憶喪失というのはいいとしても、やはりヒロを時間の彼方に飛ばしてしまうっていうのは強引ですねえ(最大の問題は日本部分の脚本がヒドすぎるって事ですけどw)…現代では4ヶ月が経過しているにも関わらず、ヒロが戻って来ていないのは、これはひょっとして二度と現代には戻って来れないフラグだったり…?(汗)

あ、そういえばアンドウくん(フルネームはアンドウ・マサハシ?…でも劇中ではどうやら姓名が入れ替わってるようですが)が言っていましたが、あの記号は漢字だったのか!…って、ありえねーwww

そしてここまでの2話で、まだニキやマイカの一家のその後が一切描写されてませんね…1話目の冒頭の今後のダイジェストにも登場してませんでしたし、何か表には出て来れない事情でもあるんでしょうか

 

第03話「仲間」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

アイザックが死ぬ前に遺した8枚の絵…ベネットが持つその内の一枚には、ヒロの父カイトが墜落死する様子が描かれていた
残りの7枚をスレシュと共に探すベネットだったが…

ふむふむ…ピーターが何だか面白いことになってますねえ
昔、フジの深夜でやっていた「ナイトヘッド」でちょうど似たようなエピソードがあったので、ニヤニヤしっぱなしでしたw…仲間割れの強盗を殺そうとした時、ピーターが何だか楽しそうにしていたのは、(記憶を消されたのと同時に)何か精神を操作されてたりするのか、単にピーターの本性なのか…
あと、例のファミリーの証とやらのタトゥーが(治癒力で)消えちゃったのは、この連中との付き合いが悲劇的に終わることの暗示なのかな…そうなんだろうなあ(汗)

クレアに近づこうとしていた飛行能力を持ったクラスメートですが、こちらは堂々としすぎなのがハラハラしましたw…って、まあ普通は人間大の物体が空を飛んでいた所で、他人が気づくってのもまず無いだろうとは思いますが(離着陸の時だけは見られる危険が高いでしょうけど)
ベネットが拉致した過去があるみたいですが、これはまあ、”組織”にいた頃の過ちということで致し方ないのではないかと(汗)

ヒロは、もし本人が現代に帰ってくるつもりなら、あんな手紙を使ってアンドウくんに伝えようとはしないだろ…とか思っちゃいましたが、こういう「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的なネタは燃えますなw

メキシコの姉弟は、”ヒーロー”とは程遠い逃避行を続けてるのが切ないです…ただ、何だかんだで結構(能力を)制御出来てるような気もします
でも今後は、何らかのカタチで弟が不在になる危機を描くことになるのは間違いないでしょうね…都合よく姉の能力が無くなったりはしないでしょうし、既に多数の人を殺してしまっていることから、先行きが不幸そうなのも間違いないかと…

ニキとマイカの母子がついに登場しましたが、DLはあのケガで死んじゃってたんですな…あの状況は、何発も銃弾を撃ち返されたパークマンの方がよっぽど重傷だったと思うんですが(汗)
で、ニキは何故か(マイカを放ったらかしにして)”組織”に取り入ろうとしているみたいですけど、はて?…確かもう、怪力の能力はニキ自身で使えるようになってませんでしたっけ?
ひょっとしてジェシカ再登場?…それとも、何か別の狙いがあるのかな

そしてついにと言えば、サイラーも登場!…見ず知らずの他人に命を助けられたのにも関わらず、相変わらずの外道っぷりには安心しましたw
コイツもピーターやヒロと同様、どうにかしてその能力を弱体化させないと(ドラマ的に)厳しい存在なワケですが(汗)、負傷によって能力が完全にリセットされたというのは思い切った設定ですね(これまで獲得した能力だけでなく、他人の能力を奪うことも出来ない?)…あと、あっさり殺されてしまいましたが、幻影を操る能力者の女性の背後にいるのは何者なんですかね
”組織”のやり口とはちょっと違った風でしたが…?

 

第04話「クレアの恋」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

アイザックの遺した絵の8枚目が見つかったが、そこにはクレアが何者かと抱き合ってる前でベネットが無残に殺されている様子が描かれていた…

うーむ…クレアが空飛ぶ彼と付き合う云々っていうのが、どうしてこんなに重大事のように扱われてるのかよく解りません
いや、確かにベネット当人にとってみれば命がかかってるわけですけど、別に世界の危機に繋がってる風でもないですよね…例え殺されるにしたって、動機は単なる私怨ってくらいですし(汗)
でもひょっとしてあの絵でクレアと抱き合ってるのが、空飛ぶ彼なのかどうかがまだ確定してないので、まだ何か裏があったりするんでしょうか

マイカが身を寄せた親戚の家では、ちょっと不思議な能力者が登場しましたね
見た動きを完全にコピーするっていうのは、前に登場した超学習能力のウェイトレスや、ピーターの能力を思い出させますが…こちらは”人間が出来る動き”に限られるっていう制約はありますけど、(映像等を)見るだけでいいっていうのは自由度が高そうで先行きが楽しみな能力です
ちょっと気になったのは、家でマイカと抱き合っていた時に、マイカが何か思わせぶりな動きをしてましたよね?…マイカの機械を解析・操作する能力は、人間にも通用するっていうことなんでしょうか?

メキシコの姉弟は間違いなく不幸になるだろうとは思ってましたが、まさかサイラーと関わってしまうとは…!
考え得る最悪のケースですが(汗)、とりあえずサイラーは現状では単なる殺人鬼でしかないので、能力を奪われる云々は無さそうなのが救いでしょうか…

パークマンはまさか父親が例の9人の中にいたとは意外でしたね
そして、”悪夢の男(ナイトメア・マン)”もその9人の中にいることが判明したワケですが、その正体を知る唯一の存在であるモリーも、次回からは動きを封じ込められてしまうようですな(とりあえずパークマンの父では無いってことは確かなのかな)
そういえば、パークマンの子供は前妻の浮気相手(つまりロス市警時代のあの同僚?)の子供だと言及されてましたが…シーズン1で出てきた未来での設定は無かったことになったんですかね?…まあ、能力者だからって血縁者でなければならないワケではないんでしょうけど

 

第05話「悪夢との戦い」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

パークマンの父親がどこにいるかを透視しようとしたモリーは、”悪夢の男(ナイトメア・マン)”によって精神を封じ込められてしまった…

いやー、シーズン1の時と同様に、また少しずつ色んなメンバーの運命が交錯し始めましたね!
コピーキャット少女やニキと逢うスレシュのシーンではゾクゾクしっぱなしでした…スレシュおいしいなあw

しかしニキはどういう事なんだろう?…ジェシカとして犯した罪の重さに耐えられなくて、”組織”に逃げ込んでるってことみたいですが、それでマイカを手放すというのが、どうも不自然な気がしてなりません

ヒロは一体何をしているのやら…演出も、何だか凄く投げやりっぽく感じられるのは気のせいでしょうか(汗)

ピーターは自分の正体を掴みはしましたが、相変わらず記憶は戻らないようで…能力を暴走がちにしか使えないみたいな設定が歯がゆいですけど、面白いです
どうやら”組織”とは別に、ピーターを利用しようとしている別の勢力が存在するみたいですが、こちらもナカナカ外道な連中のようですな

”悪夢の男”の正体はパークマンの父親自身でしたが、こいつがモリーのずっと恐れていた”最悪の敵”…?
確かに、これまで登場していた幻覚能力なんかとは桁違いに悪質な能力っぽいですが(解除できるのはパークマンのみ?)…あ、この親父も写真にマークをつけられていたワケだから、ラスボスがまだ他にいるのは確かか

あと気になったのは、(こんな凄い能力を持っているのに)どうしてネイサンらが部屋に踏み込んで来た時にライフルなんかで対応しようとしていたかですが…悪夢の能力を発動させるには、何か条件が必要だったりするんでしょうか

そしてその悪夢の表現も、また面白いモノになってましたね
”悪夢”というだけあって、本人が一番恐怖している内容(警官のパークマンは牢屋で、ネイサンは弟の爆発を阻止できなかったニューヨーク)が、不条理感たっぷりの演出で表現されているのは素晴らしかったですね…ネイサンの、例の血まみれの幻影がピーターを死なせた自分自身の姿そのものだったり、パークマンの別れた奥さんの赤ん坊はやっぱりパークマンの子供だったり、色々と明かされた設定が興味深かったりもしました

 

第06話「境界線」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ピーターを匿っていた男が謎の能力者に殺されてしまったことで、自らの失った過去から逃げることをやめたピーターだったが…

キター!
遂に、シーズン2におけるクライマックスの一端が明かされましたな!…やはり、こういう展開は一気にテンションが上がります!!!

ピーターが(おそらくヒロの能力を使って)辿り着いた先は、2008年6月14日に全住民に退避命令が出されて無人の街と化していたニューヨークでした…何が問題となって、その退避命令が出たのかは不明のままですが、”半年先のニューヨークで起こる何か”というのがシーズン2の本筋となるみたいですね

現状だと、パークマン・ネイサン組が本筋と密接に関わってそうなカンジですが、スレシュ・ニキ組もここに加わりそうですかね?…”アダム・モンロー”という人物が何らかの鍵を握っているようですが…
ちなみにピーターはまだ能力が不完全なので、(ヒロと同様に)時の彼方で別行動で調査を続けるという流れになるのかな

コピーキャットの少女は、”組織”の活動内容が変化しつつあることを象徴してるみたいですが、あの注射が説明通りの機能を持たせられる予定ならば、どうやら能力者を(利用するのではなくて)絶滅させるように方針転換したっぽい…?
ニキがまるで洗脳されたみたいな態度でいることにも関わってそうですが、ボブとやらの真意がよくわからんので、まだ様子を見るしかなさそうです

ベネットは、”組織”を抜けてはいるものの、家族を守る為にはいくらでも冷酷になれるっていうキャラが素晴らしいですね…もうちょっと、”組織”の変容については問いただしても良かったんじゃないかと思いましたが、全てが見つかったアイザックの絵ともども、どうハナシが転んでいくのか楽しみです

クレアと空飛ぶボーイフレンドは、ハッキリ言って調子に乗ってますなw
酔っぱらいの戯言で済まされた…と見せかけて、これから、リーダーの座を追われた彼女の陰湿な復讐が始まるのに期待w

第一話の冒頭、シーズン2のダイジェスト映像でのサイラーの、”彼女は最高のおもちゃだ”というセリフがついに本編内に出てきてましたね…能力が戻ろうと戻るまいと、サイラーはサイラーであり続けるみたいですが、ちょっとまだムリがあるかな…?
姉弟の姉の方を悪の道に順調に引き摺り込んでいる手腕はお見事なんですがw

そして他のメンバーのエピソードと比べてクオリティが格段に低い印象の日本パートですが、もう、いい加減イライラする展開ばかりで、見るのが苦痛な程でした(汗)…でも、ハナシが大きく動いたかと思えば、もうヒロがケンセイとして過去に残るとしか思えない展開になって来ました(アイザックの絵によれば、ケンセイを倒す流れになるみたいですし(苦笑))

うーむ…ヒロは現代のキャラとサッパリ絡まないのがとにかく面白くないので、早く何とかしてもらいたいんですけどねえ…

 

第07話「ウィルス」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ケイトリン共々、2008年の未来へと飛んでしまったピーターは、無人の街と化していたニューヨークを彷徨うことに…

なにぃいい!…アダム・モンローの正体はお前だったのか-!!
ぶっちゃけ、早く終わってくれないかなとひたすら願ってた日本編が(汗)、ここに来てようやく意味のあるモノになりましたな!!!

果たしてアダムがケンセイと同一人物なのか、その子孫なのかはまだ現時点では不明ですが、もし同じ人間だとしたら、実はこいつの能力はクレアみたいな再生能力どころではなくて、”不老不死”だったという事でしょうか?
アダムはどうやら、”組織”の創設者でもあるみたいなので、不老不死説が有力…?

いやー、このどんでん返しは素晴らしかったです!

今回はナイトメア・マンとの戦いなんかも非常に鬼気迫るモノがあったんですが、そんな印象はすっかり吹き飛んでしまいましたねえ…(汗)

それにしてもあんなひょうきん者みたいなキャラがラスボスとは…マイアミに雪を降らせたとか、津波とかまで起こせる能力ってどんだけ凄まじいんだ(汗)…でもそれらが言葉通りだとすると、アダムはピーターやサイラーみたいに他人の能力を吸収しまくったりも出来るんでしょうか?
…まあ、例えそこまでの強さでは無いにしても、アヘン(麻薬)を使うと超能力を使えなくなる知識とか、地味な部分も恐ろしそうな相手ですな

そういえばシーズン1のリンダーマンも、非常に悪役らしからぬ風貌で驚かされましたが、今回のキャラクター造形もお見事です…もう、あれ程つまらなかった日本編が、今では物凄く輝いて見えます!(←現金すぎるだろw)

そして未来へと飛ばされていたピーターですが、置いてきぼりのケイトリンが可哀想すぎます…(汗)
まあ、ひょっとしたら(本来は)シャンティ・ウィルスのアウトブレイクで死ぬハズだったのを、これで彼女は回避出来たということなのかもしれませんが…ただ、このドラマの世界観だと、未来の世界が現代とどう繋がっているのか、パラレルな世界なのかどうかが曖昧なので、ちょっと不安ですな…
あとペトレリ母さんが意外な活躍をしたのも良かったです…オレとしては、この母さんも何かの能力者だという可能性を捨てきれずにいたんですが、どうやらヒロの親父さんみたいに能力者では無いっぽいですね

最後に例のウィルスの被害ですが、人類の93%が死滅って無茶苦茶ですねえ…
2007年3月に最初の症例が確認されたって、あれ?…作中の”現在”って何年に設定されてるんでしたっけ?
…オレとしては何となく、2007年の終わりくらいだと思ってたんですが…”2008年が来年”というのは、前回ピーターのセリフでありましたから、今は2007年の初頭あたりってことなのかな

とにかく、いよいよ本格的に物語が動き始めて来たので、シーズン1のラストで認識が止まっちゃってたwヒロも、早くアメリカに来るんだ!

 

第08話「4ヶ月前」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ピーターが自らの肉体が爆発するのを抑えきれず、ネイサンが弟の身体を抱えて空高く舞い上がったあの日、あの空で何が起こっていたのか?
四ヶ月前に話はさかのぼる…

DLが死んだ本当の理由、ニキの態度がおかしかった理由、ネイサンがあの爆発の中で生きていられた理由、そしてピーターの記憶が失われた理由が遂に明かされました

やっぱりDLはあのリンダーマンに撃たれた傷で死んだワケでは無かったのか…そして、ニキが”組織”に対して従順にならざるを得なかった事情(ジーナという第三の人格の出現)は、確かに仕方ないものでしたね…
ただ、ボブの意図がやっぱりよくわからんです…どうしてニキだけは特別扱いみたいなんですかね?

電撃女の方も組織の一員だったみたいで、どうも能力者への処遇が一定していない感が拭えませんが…

ネイサンはピーターと共に死ぬつもりだったのに、ピーターが最後の最後で突き飛ばしたと…
何も事情を知らないネイサンがああいう態度でいたことにも一応納得が行きましたが、組織がピーターを監禁していた理由がイマイチ不明なので(どうして秘密のままだったのかとか)、ちょっと釈然としないカンジではあります
ネイサンといえば、ペトレリ母さんが嫁に離婚をそそのかしていたようにしか見えませんでしたが、あれは意地悪なのか、(介護の苦労を案じた)優しさだったのかがイマイチ判別がつかなかったですね(汗)

そしてアダム=ケンセイ(400歳)ということで、同一人物でしたか
ピーターには再生能力だけしか見せていませんが、他に何も能力は無いってことなんですかね?…でもそうだとすると、驚異的な再生能力ってだけで、”組織”がこれほど恐れる驚異となるもんでしょうか?
ただ、確かに再生能力しか無いのであれば、ヒロの父親を殺したあのやり方(自分もろとも飛び降り)っていうのも解らんではないですが…
あとモリーの恐れていた真の敵っていうのはどうなったんでしょ?…驚異の正体は、パークマンの親父だったってことであの話題はおしまいだったのかな…?

しかし、南米の姉弟の過去は凄まじかったですね
何十人…いや、下手したら百人以上を殺してるんじゃないかと思いますが(汗)、こんなんじゃ現在、姉弟の隣に座っている殺人鬼もちょっと霞んでしまう程ですな

さて、400年前にヒロに裏切られたことで、アダムがどのような野望を抱くようになったのか…果たして、”世界を救う”とはどういう事なのか?
ピーターのニヤリ笑いが非常に気になりますが…オレもシーズン1が終わった時に何となく予想してたりはしますけど、まさか本当にピーターが皆の敵になったり…?(汗)

 

 

第09話「父の教え」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

クレアの父親のベネットが、かつて自分を誘拐した相手であることを知ったウェストはクレアを避けるようになるが…

こりゃ、クレアの血は反則ですな…他人へのベホマどころか、ザオリクの効果まであるとは…

うーむ、今回のエピソードは”父→子”への影響をテーマにしている物語の構造としては面白かったんですが、やはり日本部分の脚本の微妙さが足を引っ張りまくりなのが残念でした
結局、ヒロが父親を助けることを諦めた直接のきっかけは何だったのか、二回見直してみても未だによくわかりません…っていうか、言ってることの大半が意味不明っていうのが何ともはや(汗)

でもどの道、過去に死んだ人は救えないっていうのがヒロの能力の限界というか、このドラマの不文律には変わりないと思うので、物語としては破綻しているわけでは無いのが救いですかね…

電撃女がボブの娘だというのは意外でした…(記憶を消されていただけで)実の父親にずっと酷い扱いをされていた事にショックを受けているみたいですが、いずれ寝返るフラグでしょうか

スレシュはもう、ヘタレ具合が救いようのないレベルにまで到達してしまいましたね…
血液が血清になるという、唯一のアドバンテージも失ってしまいましたし、もうこの人このドラマに要らないんじゃないでしょうか?w

それにしてもパークマンの能力は非常にヤバい事になってますな(まるでギアス能力ですw)
前にも相手を自分の言いなりにさせる能力者が登場していましたが、テレパシー能力が加わってる分、遙かに強力で、ある意味よっぽど悪質です…今はまだ警察官としての正義感とかが勝っているようですが、いつ暴走してしまってもおかしくない能力ですよねえ(汗)
このまま能力が進化していって、”ナイトメア”の能力も使えるようになるのは時間の問題でしょうし、ひょっとしてパークマンこそが最大の驚異になりかねない存在なんじゃないかと、目が離せなくなって来ました

そしてアダムの能力はやはり再生能力だけのようです…いつの間にか不老不死と化していて、しかもその血液がどんな負傷でも治癒するどころか、(クレアの血と同様に)死んだ人間すら生き返らせるとなると、その価値たるやとんでもないってのは理解出来ます
でもやっぱり、ペトレリ母があれだけ”驚異”として恐れるのには、まだ材料が足りないというカンジですが…

アイザックの絵ですが、これでもう全部消化しちゃったんでしょうか?
終わってしまえば、何だかハッタリばかりで大したことのない予言ばかりだった気がするのは気のせい…?(汗)

 

第10話「陰謀」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来に置き去りにしてしまったケイトリンを救い出そうとするピーターだったが、未だ能力を自在に操れないでいた…

うは!いきなりヒロvsピーターの最強対決ですか!
ケンセイとピーターが製紙工場に乗り込んだ途端に時が止まった演出には燃えましたねえ!!

…ヒロはずっと他のどのヒーローとも接触が無くて、ここまでひたすら(視聴者的に)フラストレーションを溜めに溜めて来た分、最高のクライマックスが用意されていましたな…いやー、対決の行方がメチャメチャ楽しみです!!!

そしてシーズン2そのものも、いよいよクライマックス(残り一話)ということで、ハナシが大きく動きました

マイカとコピーキャットの姉ちゃんは、あまり本筋には絡んで無さそうな流れですが、救助に向かうニキが”組織”に監視されてたりしそうなので、その辺りで巻き込まれたりするんでしょうか…?

クレアの血によって生き返ったベネットですが、スレシュはどこに監禁してるんでしょ?
”組織”に死んだと思わせる為に家族には秘密にしているんだと思いますが、ベネットをどうしたいのか目的がまるで見えないのが気になります

クレアは自らの不死の能力を世間にブチ撒けると息巻いていますが…こういった類のドラマでは、それは間違いなく死亡フラグだからやめといた方がw
(不死の能力者といえども、頭を丸ごと吹き飛ばせば死ぬ、ということが今回明かされてしまいましたしね…(汗))

ヒロとピーターの対決を別格とすると、やはり一番シビれたのはサイラーです
能力を全て失ってるのに、この存在感はただ事ではありません…頭のキレ、誘惑スキル、そして一切の躊躇が無い実行力はまさに”悪魔”クラスですな(汗)
ただ、この呪いのねーちゃんを騙して利用しているっていう状況がやはり弱点ですかね…スレシュに会っちゃったらもう誤魔化せないでしょうし、どうするつもりなんだろう…

まあそれはともかく、”サイラーのターン!”…的な時計のカチカチ鳴る効果音が回を追うごとに憎たらしくなってる演出は、流石としかいいようがありませんw
一応、ケンセイの方もウィルス学者を陥れたりする手腕は地味に見事なんですが、サイラーのこれまでの実績(汗)の積み重ねには叶わないというカンジです

それにしても(記憶を取り戻した)ピーターはもっと、自らの意志でケンセイの野望に従順になってるのかと予想してましたが…どうやらケンセイは長く生き続けたことで”人間”そのものに絶望しているようなので、この思想は流石にピーターも相容れるカンジではないですな(汗)
ヒロと冷静に話すことさえ出来れば、ピーターの誤解もあっさり解けそうですが、まさかこのまま一気に取り返しのつかない事態になるんでしょうか…?( ̄△ ̄;)

さあ、どうなるんだ!シーズン2最終話ッ!!

 

第11話「パンドラの箱」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

スレシュ博士の家に現れたサイラーは、自らの能力を復活させる方法を問い詰めるが…

いやー、シーズン2が終わっちゃいましたね…
やはりちょっと打ち切りENDっぽいというか、バタバタとまとめたカンジなのは(脚本家ストという外的要因のせいですから)仕方ないんでしょうけど…(汗)

電撃娘が”組織”を裏切ったり、ケンセイが”人類滅ぶべし”という野望(いや、絶望と言うべきか…)を抱くに至る過程なんかは、本来ならもっとじっくり描写する用意があったんでしょうね(←そういや、マイアミに雪を降らせたとかあの辺りの伏線も放置?)
…そのケンセイのオチは酷いモノでしたけどw、結局、不死であること以外に何ら見せ場を作れなかったことで、現代に再登場してからもずっと小者感が拭えなかったのが残念でした
一応、今後の展開次第で復活もあり得るカンジではありますが(モリーなら簡単に位置を割り出せる)、復活させたとしてもあまり面白みが見出せそうにないんですよねえ(゜ヘ゜)

ケンセイのキャラがイマイチだった原因の大半は日本編のつまらなさにあった気もしますが(汗)、破滅主義者の心理というのは非常に興味深いテーマなので、将来的に、また別の能力者とかででもリベンジしてもらいたいです

最終話の一番の盛り上がりは何といっても、ピーターvsヒロ、ピーターvsパークマン、ピーターvsネイサンの三番勝負でしたが、派手さは無いものの、どれも非常に見ごたえのある勝負でした
ピーターvsヒロは、シチュエーション的に憎み合ってるとかではない(お互いに傷つけ合うことが本心ではない)ので、互いに決定打を欠くというカンジでしたが…このシーンを見ていて、いよいよシーズン3ではピーターがダークサイドに落ちて、本格的な”敵”になったりする展開も考えられるかな、と感じました

ヒロの時間を止める能力にしてもそうですけど、ピーターはパークマンの読心→強制命令の能力をも相殺出来ちゃうのは、ハッキリ言って卑怯だと思いましたw…やっぱりコイツは”仮想サイラー”みたいなカンジで敵に回すと面白すぎますなw

ネイサンは…
いい説得でした…・゜・(ノД`;)・゜・

結局、クレアが”能力者の秘密を暴露する~”と息巻いていた死亡フラグはそのまま父親であるネイサンの方にスライドしてしまったワケですが(涙)、あのヒットマンは(組織に復帰した)ベネットに見えませんでしたか(゜ペ)???
…何度見返してみてもハッキリしないんですが、もし、そうだとしたらあまりにも皮肉な展開ですよね…orz

クレアの血による死者の復活には時間制限とかがあるんでしょうか?…どんな死者でも蘇らせる事が出来るのなら、物語としては完全に破綻しちゃいますからそれは無いとしても、テレビ中継までされたネイサン(実の父親)の死に対してなら、クレアが何もしようとしないハズがありませんし…この辺りはシーズン3で判明しますかね

そしてどうやらニキの方も死亡してしまったみたいですが、残念ながら、本筋にはほとんど絡まなかったのであまり印象が残ってません…スレシュとコンビを組む、とかいう展開になった時はもうちょっと活躍するのかなと思いましたが(←そういや、ケンセイの漢字が背中にあったりした伏線も放置か…)
あのコピーキャットの姉さんについても、もっとガンガン肉体的なアクションをさせるような展開にしないと勿体無いと思います…かといってそんなに重要な能力というわけでも無いので、シーズン3では真っ先にサイラーに能力を奪われたりしそうですけど(汗)

最後にサイラーについてですが…
こうしてシーズン2を終えてみると、サイラーをラスボスとして復活させる為にあったかのようなシーズンでした

気になったんですが、例の、能力を封じ込める効果のあるウィルスが、いつ死んでしまうかわからない時限爆弾みたいなシロモノだという事を、サイラー自身が最後まで知らずに済んでしまったのは、スタッフの意図通りだったのかどうか…
勝手な推測ですが、サイラーは能力を使えないってだけではなくて、徐々に体調も悪くなっていく中で、スレシュに治療法を寄越せと迫るのが本来の流れだったんじゃないですかね?…まあ、今となってはどうでもいいことですが

さて、現状では2009年予定となっているシーズン3ですが、とりあえずサイラーが全ての鍵を握っているカンジなのかな…
能力を取り戻したサイラーが新たに、どんな野望を抱くかですが…まずはクレアか、モリーの能力を奪いに来るのが定石でしょうか

出来ればアイザックの予知能力を駆使しまくったりして、とんでもなく緻密な世界支配計画とかを立てた上で、ヒーロー達に挑戦してくれるような展開を期待したいと思います!w

 

ヒーローズ S3#1-12

ヒーローズ S3#13-25

ヒーローズ S4#1-9

ヒーローズ S4#10-19


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« [ドラマ] 「33分探偵」が面... | トップ | [雑記] モノ作りということ »

コメントを投稿

海外ドラマ」カテゴリの最新記事