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[海外ドラマ] デッドゾーンS5#56-67

2008-08-16 | 海外ドラマ

デッドゾーン S2#24-32

デッドゾーン S3#33-44

デッドゾーン S4#45-55

 

いやー、スカパーでは昨年の12月にシーズン5の放送が始まっていたんですが、当時はイロイロと忙しくしてたらすっかりスルーしちゃってまして…
先日から始まったリピート放送で、ようやく見る事が出来るようになったんですが、シーズン4のラストからもう一年近く経ってるんですな(汗)

何か、内容をイロイロと忘れてしまってる気がします…orz

第56話「禁断の果実」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ミランダとスティルソン議員の政略結婚の日が近づき、ジョニーは何とかして彼女を救い出そうとするが…

そうか、ジョニーはまだ彼女の結婚を阻止しようとあがいてたのか…
結局、彼女は救えなかったワケですが、ちょっと(オレ自身の)このドラマに対するモチベーションを取り戻すのに時間がかかってしまって(汗)、イマイチ入り込めないまま悲劇を迎えてしまったのは残念でした

一番気になったのは、”組織が証拠を残しているワケが無い”とかってジョニーが早々に諦めてた箇所なんですが、蛇の毒ならちゃんと検出されると思いますが…?
物凄く微量ということで検出は無理ってことなのかな…

しかし、スティルソンはもう完全に悪の道に入り込んで(復帰して?)しまいましたね…ミランダが裏切ったと思う前から、既に言ってる事とやってる事の乖離が酷い事になってて、ラスボスとしてはここしばらく大人しくなっちゃってたイメージがこれでようやく覆されたんじゃないでしょうか
…でもどちらかと言うと、背後にいるジャヌスの組織の悪辣さがより際立っているカンジなので、スティルソンの小物感というか、キャラが相対的に弱いままになっちゃってるのは、ちょっと気になる所ですね

そしてラストのパーディ牧師が持ってきた追悼文にショックを受けている様子がイマイチよくわからなかったんですが…あれはジャヌスが持ってきたモノで、書いたのはスティルソンだというのはジャヌスの言ったままが事実なんですよね?
となると、ミランダが死ぬ前に、既に(ミランダの)追悼文をスティルソンが書いていたことにパーディはショックを受けたってことで、スティルソンが極悪人であることをパーディは知ったと…そしてパーディにその事実をバラすことで、ジャヌスに何か得があるということなのかな?(共犯関係の確認?)

しかも、その事実をジョニーが知ることに更に何か裏の目的がある…?

このドラマでは、唐突に(細かい説明無しに)終わってしまうエピソードというのが珍しくありませんが、今回はちょっと疑問が残る終わり方でしたな

 

第57話「デッドゾーン的クリスマス」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

クリスマスの日に不意に訪れたアレックスの姿に喜ぶジョニーだったが、街にいたサンタの格好をした記憶喪失の男と奇妙な関わりを持ってしまって…

おお!シーズン4#47で登場した、ジョニーと同じヴィジョン能力者のアレックスが再び登場しました!
同じ能力者とは言っても、ジョニーとは正反対に楽天的な性格のアレックスなので、基本的にコミカルな雰囲気が珍しいカンジでしたねw

そして、この二人はお互いに同じヴィジョンを共有できるので、ハナシが早い早いw

ただ今回は、”記憶喪失の人間が相手だと(本人に触れても)ヴィジョンが見えない”ってのと、”(三兄弟の)母親の幽霊”という、これまでとは異質な設定が出てきていたのがちょっと気になりました…今回限りの特殊事情と見るべきなのかもしれませんが、特に後者は、霊媒師みたいなレッテルを貼られかねない危険な設定ですな(汗)

みんなの優しさが不思議な運命を導いて、”聖夜の奇跡”が演出されたワケですが、正体が役者だったサンタのヴィジョンが、何故かカメラや撮影スタッフが見えなかったりしたのはちょっとご都合主義でしたね…まあでも、たまにはこういう幸せなエピソードがあるのも悪くなかったですw

あと今回は一人だけ、オチ扱いだったwブルースですが、劇中のジョニーのセリフで、”Where's the Iron Chef?”(料理の鉄人はどこに行った?)というセリフがあったのが面白かったです…”日本から輸出された「料理の鉄人」がアメリカのケーブルテレビで大人気”、というニュースを読んだことがありますが、こうやって当たり前のようにセリフに出てきてると、まさに実感しますねえw

 

第58話「独立記念日」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

車の運転席でブルースが死亡してしまうヴィジョンを視たジョニーは、絶対にブルースを運転席には座らせないようにするが…

うげ…アメリカの渋滞ってこんなんなのか(汗)
まあ、今回は”国民的な祝日”ということに加えて、凶悪犯の脱走という背景があるということで特例なんでしょうけど…
気になったんですが、結局脱走犯が見つからないままに交通規制が解除されたのはどうしてなんだろう(汗)

親友のブルースといえども、ジョニーが自分の過去を不用意に覗く行為には耐えられなかったんですなw…って、笑い事ではありませんよねえ
ジョニーからしてみれば覗こうとしているのではなくて、不可抗力でしかないんですが、それでもやっぱり気持ちのいいものじゃないですな

今回のトリックとしては、パトカーが脱走犯に襲われたヴィジョンが未来なのか過去なのか不明だったのがミソでしたが…ヴィジョンの中のジョニーが主観と客観を使い分けて(?)いたり、腹部を酷く負傷しているハズの脱走犯が(まだ正体が明かされてない段階では)機敏に動き回ってたりするのが、ちょっと卑怯な演出でしたね(汗)

最終的には、渋滞中の人々の人間模様をちょっといいハナシ風にまとめていたのが、アメリカ人にとっての”独立記念日”っていうのを象徴しているカンジで面白かったです

 

第59話「パニック」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

向かいの家に住む親子が襲撃され、息子の方をジョニーは匿うのだが、すぐに殺し屋たちの手が伸びる…

これは「パニックルーム」というか…殺し屋達がちょっと間抜けだったりしたので、むしろ「ホームアローン」でしょうかw
完全防音、強化ガラス、セーフルーム(地下室)といったセキュリティが普通に存在しててもおかしくない、アメリカの住宅事情ならではのエピソードでした

メインの篭城戦と並行してジョニーの祖父と父親の第二次大戦中のエピソードがヴィジョンとして描写されてましたが、あの日本人親子を助ける云々~ってのは、アメリカの視聴者にとってはどんなカンジなんですかね?
このドラマシリーズには日本人の脚本家(SHINTARO SHIMOSAWA氏)も参加していたりしますが、あの頃の在米邦人が結構迫害されてたって事実は、一般のアメリカ人にとってはタブーだったりしないのかな(汗)
…シンドラーがユダヤ人を助けた、くらいの感覚だったりするんでしょうか

あと目撃証人となった息子をヴィジョンでJJと同一視したり、過去の祖父と父親(少年時代)との関係を重ねてたりしたようですが、ちょっとテーマとしてはボヤけてしまってましたかね…?
ラストで、普通に祖父と父がジョニー達を見守っていたのはちょっと面白い絵でしたがw、”子を思う父親の気持ち”ってのがヴィジョンとなって現れて、それが現代のジョニー(とウォルト)にもちゃんと伝わってるって解釈でいいのかな

 

第60話「聖戦は近い」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ヘリテージ教会の説教会に参加していたジョニーは、説教の内容とはまるで正反対の、人種差別主義者による殺害シーンのヴィジョンを視るが、果たしてこの場にいる何者が犯人なのか…

残虐なゲームばかりやってる若者が不穏当なチャットをしているシーンで始まり、ラストもそれで締めたわけですが、だからといって単純に”こういったゲームのせい~”みたいな単純なオチではありませんでしたね
諸悪の根源が、実は”いい子でありたい”、”(世間の目を気にせずに)堂々と愛を貫きたい”、”戒律を守りたい”といった、若者の純粋な行動だったりしたのが哀し過ぎました…(-_-;

しかし、人種問題、同性愛、宗教とよくもまあ、こんなにヘビーなネタを詰め込んだものです…テレビドラマとはとても思えません(汗)

気になったのは、例の父親が極右主義者から”寛容の精神”を主張するまでに至る変節ぶりが、果たして真意だったのかどうかですが…
例えどちらだとしても、この悲劇の本質は変わらないってのがまたツラいですな

そしてかなり久しぶりに登場した記者のデーナですが、何だかさよならを告げる為だけに出てきたのが可哀想でした…このドラマも次のシーズン6で終わりということのようですし、登場人物の整理をしてるんでしょうか

いよいよ終わりが見えてきたということで、そういった部分もちょっと寂しいですな

 

第61話「内通者」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ヘリテージ教会の主宰する展示会には、キリスト教において極めて重要な遺物の展示も行われていたが、そこでジョニーは理不尽なヴィジョンを視てしまう…

おお、ついにジョニーが歴史に介入するというか、歴史的遺物をヴィジョンで透視しようとするエピソードが出てきちゃいましたね…しかも単なる考古学的なアプローチならまだしも、キリスト教の聖遺物が相手となるとヤバすぎです(汗)
(少なくとも劇中では)ジョニーの”解釈”はビジュアル化される”(歴史の)真相”に他ならないワケで、ドラマの制作者側としても、これはデリケートな題材だったでしょうに…

でもまあ、その辺りは上手くスルーしたというか、ジョニーが”視ない”ことに意義があるという流れに持っていったのは流石だと思いました…ジョニー自身は、イロイロあって無信仰に近い状態にありますが、もし信心深いキャラだったら、ヴィジョン能力を使って調べてみたい誘惑には勝てなかったかもしれませんねw
今回みたいな、”過去の事実と現代の信仰は別次元”という考え方は、聖書とかのヤバい記述を華麗にスルーする為の常套句ではあるんですが、フリーダムな日本ならまだしも、欧米では「ダヴィンチ・コード」の仮説くらいで大騒ぎですからねえ…まさにシャレにならない題材なんですな(汗)

しかし、パーディ牧師は愛すべき愚か者というか、ダメ人間っぷりが凄いw

こんなに弱い人間で、宗教団体のトップとかやってていいのかと思いましたが、これほど弱い人間だからってのもあるんでしょうかね…でも、こんなんだからこそジャヌスの組織にもいいように利用されているってのは間違いなく事実ですな(汗)

 

第62話「ロト・フィーバー」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

突然、自宅に押しかけて銃を突きつけてきた男に、”(宝くじに当たったことで)メチャメチャになった人生を返せ!”と、理不尽な要求をされて面食らうジョニーだったが…

ジョニーの”ダメ男救済作戦”の第二弾ですなw

本来なら(多少の不満はありつつも)平凡な人生を送っていたハズなのに、濡れ手で粟な大金を手に入れてしまったことで、何もかもが狂ってしまう~というのはよくあるハナシではありますが…こーいう身勝手なダメ男は、自分にも確実にあるダメな部分を延々と見せ付けられるようで見ててツラいものです(汗)

何事にも責任転嫁しかしない完璧なダメ人間である今回の主人公と、やさしい妻と娘、勤勉実直を絵に描いたような父親というキャラ配置によって、人生の示唆に富んだ寓話エピソードにはなってましたけど…(適当すぎるオチも含めて)ちょっとこういうのは好きになれないなあ…

あとジョニーの行動として、ポーカーに勝てない展開は問題ないとしても、普通に泥棒はしちゃってたのも微妙でした(汗)

 

第63話「シンメトリー」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

行方不明となった女性の行方を探すことを頼まれたジョニーだったが、不可解なヴィジョンが連続して視えてしまう現象にジョニーは混乱する…

いやー、今回は非常に複雑な展開でしたねえ

これまでもジョニーがヴィジョン能力を発揮する際に、当事者の主観と同一化する現象は度々発生していましたが、今回は脳へのダメージによってそのヴィジョンが暴走(4人分のヴィジョンがループ)してしまうという珍しい状況でした

エピソードの8割以上がヴィジョン内での描写ということで、時系列と場所は飛びまくり、ジョニーは絶えず別人の立場となっていて、ブルースの姿を借りて具現化したジョニーの深層心理を相棒として事件を追いかける…という、説明するだけでも何だかこんがらがって来てしまいますな(汗)

形式としては自問自答ということになるんでしょうか…ジョニーが普段意識すらしていないような本音とかが見え隠れしつつ、本人が知り得ない情報についてはてんで役立たずなブルースのキャラクターが非常に面白かったですねえw
斬新な推理法というか、これまでに無い”名探偵像”みたいなのを提示していたのも良かったです…と、ここまで書いた所でふと思い出したんですが、オレが大好きな西澤保彦の作品で「人格転移の殺人」という、犯人や被害者や第三者の意識が次々と入れ替わっていく不思議なSFミステリーがあったのを思い出しました!

オレとしては、ミステリー作家の中でも西澤保彦ほど奇天烈な発想をする人は他にいないだろうと確信していたんですが…世界は広いですねえ…こんな似たような発想をするクリエイターが海の向こうにも存在していたとはw

ところでラストでJJから貰ったナイフがジョニーを救ったことについて、”シンメトリーだ~”みたいに語っていましたが…これは、ジョニーの父の持ち物が息子のJJを介して助けてくれた構図のことを言ってるんですかね
今回ヴィジョンに巻き込まれた4人のそれぞれの立場を正反対の方向からジョニーが体験したことと、自らの深層心理が具現化したブルースのキャラを指しているんだと思いましたが…

そしてもう一点、ジョニーが再び昏睡状態に陥るかも~みたいな危機が描かれていたのも印象的でしたね
これはジョニーにとっての根源的な恐怖にダイレクトに繋がっているので、視聴者としても本気でハラハラしてしまう要素ですし、サラの心情が察するに余りある様子だったのがまた切なかったですな(´_`。)

 

第64話「火の渦」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

大規模な爆発事件に関する公聴会へ、重要な証人としてジョニーの出席を要請したのはかのスティルソン議員だった…

カルト教団ってのは厄介ですな…劇中でも触れられてますが、アメリカではカルト絡みで何十人も一気に死んでしまう事件が実際に起こってますからねえ(汗)
建国以来、世界最強の国家たらんとして常に内外に膨大な敵を作り続けることで、国民の誰もが脅威に晒されることを選んだアメリカという国の闇の部分ですな…まあ、平和と言われてるこの日本でもカルトは活況を呈してるのが実情ですけどね…orz

耐え難い悲劇に遭遇した人の心の弱みにつけこんだり、薬物を使って洗脳したり(劇中では特に触れられてませんでしたが、身内への侵食やら財産の搾取やらもやってるんでしょうね)…人間ってのが本質的に脆い存在だと言われればそれまでですが、ホント、カルト宗教には反吐が出ますヾ(`Д´)ノ

そしてそのカルトへの脅威というか一般人の嫌悪感を、巧妙にジョニーへのレッテル貼りへと利用したスティルソンですが…その効果の程は次回以降への布石でしょうか

しかし、今回のジョニーとブルースの行動も軽率としか思えませんでしたね…あの女の子を何としても救いたいっていうのは伝わって来ましたが、いきなり懐に飛び込むってのは危険過ぎましたな
実際、ブルースが薬物を投与されて都合よく利用されかけましたし、あそこでもしジョニーも投与されてたら何もかも終わりだったわけです(汗)

それにしてもあの女の子は、そんなにカワイイとかではないんですが、物凄く印象的な顔立ちとか表情をしてましたね…いつか有名な女優さんになるのかも?

 

第65話「暴かれた真実」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ジョニーの母親の名を冠した図書館がヘリテージ教会によってオープンした日、牧師であるパーディに存在するハズのない娘を名乗る女性が現れて…

久しぶりに、SHINTARO SHIMOSAWA氏が脚本にクレジットされたエピソードの登場です

”ダメ人間パーディ牧師物語・完結編”というカンジでしょうかw…スティルソンやジャヌスにつけこまれたり、ジョニーの資産を横領したり、信仰の道から外れかけたり、ジョニーの母親を殺した嫌疑をかけられたりと、そのダメっぷりを書き連ねていくと枚挙に暇がないパーディ牧師ですがw、ついに彼の過去と共に、彼の犯した最大の過ちが明かされました

…ていうかこんな過去じゃ、聖書を売り歩いてたスティルソンの過去なんかよりも、よっぽど悪質なのでは?(汗)
”悔い改めた結果、今は真っ当な宗教家をやっております”然としていますけど、その割にあまりにも俗っぽさが抜けなさ過ぎです…今回も、この期に及んでジョニー達の行動を探偵に見張らせたりしてましたし…w

いやー、ジョニーも”とても人間らしくて、それは僕らも同じなんじゃないか?”みたいなフォローを入れてましたが、ちょっと苦しかったですねえw
もうオレはほぼ笑いながら見てる状態だったので、クライマックスで大量に降り注ぐ穀物の山に彼が埋もれる姿も、もはやギャグにしか見えませんでしたが…これはスタッフの意図とは明らかに違う見方をしてしまったと、大いに反省しておりますw

あー、でもこれでパーディ牧師にまつわるエピソードも打ち止めですかね…それはそれでちょっと寂しいかもw

 

第66話「心の闇」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

ある日サラとJJが行方不明となり、サラの残していたメモに触れたジョニーは、彼女がどこかの家に監禁されているヴィジョンを視る…

おっと、二回連続でSHINTARO SHIMOSAWA氏が脚本を手がけてる…と思ったら、”コレクター”という女性を収集する殺人鬼が登場したシーズン4#46の続編でしたか!(…#46もSHIMOSAWA氏の脚本でした)

サラを誘拐したリンダは最初から誰かを殺すつもりは全く無くて、とにかく”自分を殺してくれる”相手を挑発し続けたということでいいんですかね?
愛しの”コレクター”の仇を取ろうという気持ちは全く無かったと?…でもそうすると、サラにあのカッコをさせたのは何の意味があったのやら…
てっきり、リンダと誤認させて警察に射殺でもさせるのかと思ったんですが…”ジョニーに殺させようとしてたのに、それは無理だとわかった~”みたいな事も言ってたので、本来はジョニーに見せる為の格好だった…?

ちょっとその辺りが曖昧ですが、単に自殺したかったのならこんなに回りくどい手段は取らないでしょうし、やっぱり当てつけくらいの気持ちはあったのかもしれませんな

”コレクター”の後継者、テープレコーダーによる指示といった要素がちょっと「SAW」っぽいなと感じましたが、(犯人側の)動機や行動の面ではイマイチ整合性が取れてるカンジではなかったのが残念でした

そして前回がパーディ牧師についての総まとめとするなら、今回はサラについての総まとめといった内容でした
サラの真意はジョニーには伝わりましたけど、それはそれとして、もう完全にウォルトと人生を共にする事を決意したようで、ジョニーはしょんぼりするしかありませんでしたね…(ノ_・、)

でも言葉は悪いかもしれませんが、これでジョニーはこのドラマのラストでどんなエンディングを迎えようと、後顧の憂いはなくなったと見ていい状態にはなったワケですな…うーむ、それも切ないなあ…

 

第67話「ハンティング・パーティー」~スカパーAXNチャンネルにて視聴

海賊放送によって副大統領を攻撃していた男は、謎の殺し屋によって命を狙われていた…

シーズン5完結!
いやー、結局シーズン5はほぼ2週間で一気に制覇しちゃったんですが、とても充実していた反面、かなり急かされたカンジでじっくり楽しめた感覚では無かったのはちょっと残念でした…でも、シーズン6に早く追いつきたかったから仕方ないか(汗)

来る最終シーズンに向けて、前回までのエピソードでジョニーの身辺整理はついたということで、いよいよ政治的な色合いが濃くなって来ましたな
かのJFK暗殺犯とされるオズワルド容疑者が、政治的に仕立て上げられたという説は未だに根強いですが、今回のエピソードはその背景事情がどういう性質のモノなのか、アメリカ人ではないオレみたいな視聴者にも解りやすくしてくれたエピソードでした…自宅にいきなり無料のコンピューターが~、自宅にいきなり高性能ライフルが~、等のあり得なさ過ぎる展開はちょっと微妙でしたがw

そしてアメリカの政治経済を影で支配している軍産複合体、っていうのも定番ネタでしたね…ジャヌスの”組織”の実情が明らかになって来たのはいいんですが、やっぱりあくまで、”謎の組織”みたいな状態の方が夢があって良かったかなぁ…(汗)

まあそういった部分は仕方ないとして、組織がジョニーのヴィジョン能力を逆手に取っているような描写が気になりましたが、ジョニー自身にも能力のコントロールは難しいハズなのに、なんでこうも都合よく利用できるんでしょうか?
…何か設定があるのかな

さて、”組織”の後押しでスティルソンが一気に副大統領候補へと登りつめたことで、いよいよ”本番の幕”が開き始めました…どのような最終シーズンになるのか、早速、既に録画してる分から見始めたいと思います!

 

デッドゾーン S6#68-80


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