12時間Blog

映画とかマンガとかドラマとか

[海外ドラマ] ヒーローズ S1#01-11

2007-10-28 | 海外ドラマ

アメリカで”「LOST」や「24」をも超えた”という触れ込みの「HEROES」がついに日本に上陸しました!

世界各地で超能力に覚醒するレギュラーメンバーの中には日本人であるヒロというキャラが存在していて、アメリカ人視聴者たちの間でも大人気だということから、日本でも結構ワイドショーなどで取り扱われているのを見た人も多いのではないでしょうか
(マニアックなネタとしては、ヒロ役を演じているマシ・オカさんが、ジョージ・ルーカス率いる世界最高峰の映像集団であるILMの現役社員でもあるというのも、興味を引く材料になると思います)

超能力とかのSFネタはオレも大好きなもので、そりゃあ期待して放映開始を待ち望んでいたんですが…
あちゃあ…第一話を見た段階ではちょっと微妙…?(汗)

第01話「創世記」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

人間は脳の持つ潜在能力を10分の1も使っていないと言われるが、世界各地で同時多発的に、”超能力”と呼ばれる不思議な能力に覚醒する人々が発生していた
彼らは迫り来る破滅的な危機に立ち向かう”ヒーロー”としての運命を背負っていたが、彼ら自身はまだその事実を知る由もなかった…

事前にオレが知っていたのは上記のような概要だけだったんですが、ここから、”昔フジテレビの深夜に放送されていた「ナイトヘッド」や、超常現象を伴う未解決事件に挑む「Xファイル」といったお馴染みの題材に、「LOST」や「24」の高度なドラマ性が加わってるに違いない!”…という期待をかけてしまったのがちょっと過剰だったようです(汗)

なんでしょうね、この違和感は…やはりアメコミ的なヒーロー像っぽいのが微妙な印象が強いんでしょうか?
でも登場する超能力はテレポート、人体浮遊、予知能力といった昔からお馴染みの能力ばかりで、手足が伸びたりとか火を噴いたりとかそんなに派手で突飛な能力でもないんですよね…やっぱり演出のリアリティが足りていないと感じるのが一番気になる所でしょうか

まずどうしても気になってしまうのは、ヒロの周辺の日本の描写がヒドいことですね…w
ていうか、マシ・オカさんはアメリカ育ちではありますが、純然たる日本人で日本語も普通に喋れるハズなのに、なぜかインチキ日本語みたいな発音をしてるんですよねえ…
日本のワイドショーに生出演した時の受け答えをオレも見ているので、これは間違いないんですが…ヒロ以外の日本人キャラを朝鮮系の役者さんが演じてるみたいなので、どうやらそちらに合わせて芝居をしているようですね(そうとしか考えられない…(汗))

まあ、でも”おかしな日本描写”なんて今までのハリウッド映画でも散々見せられてきているので、気にしないでいるのも難しくないです…なんていうか脚本の細部が”変”なんですよ

不自然な会話、不自然な行動、不自然な謎と、見ている端から気になってしまう描写が多いような…orz

それでも、第一話の終了間際におおっと引き付ける展開にはなってくれたので、次回以降も見るのは間違いないですが…今後もあまり頭の悪い展開が続くようだと、視聴を継続するのは厳しいかも…?

 

第02話「振り返るな!」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

どんな怪我も治癒してしまう不死身のチアリーダー、東京からニューヨークへのテレポートを成功させたサラリーマン、不思議な夢に導かれるままに空中を飛んだ兄弟、別人格による暴走に悩まされるシングルマザー、相手の心が読める警官、不吉な予知を絵画にして残す芸術家…様々な能力者たちが、来るべき破滅に向けて次々とその能力を覚醒させ始める…

おお!
第2話にして、1話目で感じていた違和感とかが大きく軽減されましたね
相変わらずヒロや日本に絡んだ描写はおかしな印象ですがw…超能力についての唐突で不自然な講釈とかが無くなっただけでも、脚本がかなり良くなった印象です

能力者たちがそれぞれの能力を段々本格的に発揮し始めてくる描写もいいですねえ…新しく登場した心の読める警官とか、謎の殺人鬼サイラーと渡り合う面白い展開を期待させます

ただ一人だけ、二重人格っぽい現象に悩まされてる女性のエピソードだけが浮いているカンジがするのは気になりますが…この人だけ(あと議員やってる兄貴もか)全然ヒーローっぽくないですよね(汗)

そして今回のラストで、もう破滅の未来がわずか5週間後に迫っていることが明かされて、一気に盛り上がってきました!

この辺りは、「デッドゾーン」とプロット的に同じなのが気になりましたが、ぶっちゃけ、SF的には使い古された展開ではあります(汗)
孤軍奮闘するしかない「デッド~」に比べてこちらはチーム戦というか、現状では微妙にカスっているだけのそれぞれの登場人物の運命が、いずれ本格的に交錯するんでしょうね…バラエティ豊かな能力者たちの活躍が楽しみでたまりません!

これはナカナカ燃えますな!

 

第03話「大いなる跳躍」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ニューヨークで核爆発が起こる未来が5週間後ということが判明し、ヒロはどうにかして未来を変えようとするが…

うわッ!…不死身のクレアがとんでもないことにッ!!w
”こんな能力を持ってたって、見世物か実験動物になるのがオチよ!”という、本人の予想を遥かに超える展開に絶句してしまいました…
他のドラマだったら、まず間違いなく夢オチだったりするんでしょうけど(汗)…何てブラックなドラマだw

それにしても、残り5週間しかないのに全然本題に入らないのはハラハラしますな
どうやらこのドラマは、残り5週間を群像劇形式で延々と描写するようですが、レギュラー達はいつお互いに出会うんでしょうね?

問題を整理すると、”サイラーという超能力を駆使する殺人鬼”、”超能力者を狩り出そうとするメガネ男”、”その背後にいる勢力”、”世界中で同時発生している超能力者たち”というのが当面の問題で、これらがどのようにして核爆発に結びつくのかが大きな謎ってカンジでしょうか

心が読める警官が、まんま「スキャナーズ」っぽくなってきましたね…今はまだ能力を楽しんでる余裕があるみたいですが、いずれ大きく苦しみそうです…

ところで能力者たちの謎を追っているインドの科学者ですが、一緒に行動している隣人の女性とやらが怪しすぎます…最初の出会いから微妙じゃなかったですか?
古本屋で働いてるとか言ってましたが、その描写も皆無ですし…(汗)

 

第04話「遭遇」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来から持ってきたコミックの内容に従ってラスベガスに到着したヒロと安藤だったが、安藤はカジノで稼ぐことしか眼中になく…

うはーッ!ラストで登場した、未来からのヒロがかっけえ!!
これまでの能天気さのカケラもないシリアスさと、とんでもなく流暢な英語…こりゃ、このキャラが大人気なのも頷けます!おいしすぎですよ!w

未来からの使者とか、そういうネタはオレとしても大好きなので、もうたまらんです!

チアリーダーのクレアも凄いことに…こんな物凄いヒロインがエンターテインメント史上、果たして存在したでしょうか?w
一話目から頑張ってたオタクっぽい男友達に対する描写があんまりだなあ、とかずっと思ってたんですが、まさかイケメンの男友達にいきなりレイプされそうになった挙句に殺される展開になるとは想像もしてませんでした(汗)
前回ラストから今回の解剖シーンは、もはやギャグになってましたけどw、物凄い悪意に満ちた展開でしたねえ…

そして自分を殺して死体を捨てた不誠実さに怒ったヒロインが、そのイケメンを逆にブチ殺す展開に至っては唖然呆然…いや、確かに痛快でヒーローっちゃヒーローでしたけど、正直やりすぎですw
ただここでちょっと気になったのが、アイザックが予知した映像だと、クレアがもっと追い詰められていたイメージだったのが気になります…ここでも何らかの影響で未来が変わったんですかね?

今回のエピソードは、他の能力者たちのニアミスぶりとかも物凄くハラハラしたりして濃かったんですけどね…その辺りはヒロとクレアの陰にすっかり霞んでしまいました
いやはや、面白さが詰まりまくりですな!

相変わらず一人だけ浮いているエピソードを積み重ねているシングルマザーのニキですが、これは超能力というよりは単なる病気(解離性人格障害とか)ですよね…?
この人はホントに”ヒーローズ”の一人なんでしょうか?(汗)

クレア父のメガネ男ですが、CIAやらFBIやらではないと言い切りましたね…そしてどうやら、能力者の能力を消去することを生業としているようです
…ということは、能力者にとっての”天敵”ではありますが、殺そうとか危害を加えようとつけ狙ってるわけではないのがまた単純な立ち位置ではなくて面白いですな

 

 

第05話「ヒロ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来からやって来たというヒロからピーターに託された言葉は意外なモノだった…

ヒロによれば”チアリーダーを救え”との伝言でしたが、クレアは不死身だから死ぬ心配は無いのでは…?
ああ、そうか…脳を損傷すると、復活は可能でも死んだも同然になってしまうからその状態がヤバイってことか…

で、そのクレアが殺そうとしたイケメンですが、死にませんでしたね…流石にヒロインに、今後ずっと人殺しの罪を背負わせ続けるのはマズいってことでしょうね(汗)

そしてペトレリ兄に飛んで逃げられたクレア父(と相棒の黒人)ですが、どうやら能力はそのままで記憶だけを消して回ってるようで…一体、何がしたいのやら…?
洗脳とか、一種の暗示みたいなのをかけて回ってたりするんですかね…?

心が読める警官ですが、能力は失っていないのでやはり「スキャナーズ」っぽい展開になってますね
女心(ていうか奥さんの心かw)が読めるようになったことをほのぼのと描写してますが、段々この能力の苦しみが身にしみて来そうな流れです

ちなみに未来からのヒロですが、よく見ると日本刀背負ってますね(汗)…破滅の未来は5週間後のハズですが、とても5週間以内にあそこまで(忍者になってしまうまでw)変貌するとは思えないので、ひょっとしてニューヨークの核爆発は事件の発端というか、ごく一部でしかないんでしょうか…?

能力者同士の接触も段々本格的になってきましたし、これは非常にワクワクさせられますな!

 

第06話「分身」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ニキの家に現れた逃亡中の夫DLは、自分は謎の女にハメられたのだと訴えるが…

ニキはどうやら単なる二重人格者ではなくて、別人格が出てきている時にはパワーが何倍にも強化されてるらしいので、立派な超能力者だということが判明したと思ったら…まさかこれで死んでしまったんですかね…?(汗)

いきなり出てきたDLも実は物質を透過できる能力者だったりと、ちょっと展開が荒っぽいような…
何か妙に展開を急ぎ過ぎている印象があるのが気になります…(これが週刊誌連載のマンガだったら、真っ先に早期打ち切りを疑う所ですw)

傍にいる能力者の能力をコピー出来るピーター・ペトレリは、考え方によっては彼の能力が最強なのかもしれませんね…どんな能力でもコピー出来る上に、例えばアイザック本人のように麻薬に頼る制限とかに縛られる必要もありませんし…

最強と言えばクレアの不死身ぶりですが、何気なくオーブンで手を焦がしたりと、普段の生活から不死身能力に頼りきってるのが非常に危なっかしいです(汗)
…何かの拍子に能力が無くなって、物凄く苦労しそうな展開が今後ありそうなカンジですな

そんなクレアがイケメン相手に酷い目に遭って、オタクな彼に”口説いてる?”と問いかけた時の表情がメチャメチャ可愛いかったですね…”そのつもりは無い”と即座に否定されたことに一瞬、複雑な表情を見せたりしてる仕草がたまりませんw

そして例のインド人科学者にくっついてた隣人の女は、やはり敵の手の者でした…どう見ても怪しいと思ってたんですよw
…クレアの本当の両親を隠そうとしていたことといい、クレア父もこの女も、どうも目的がイマイチはっきりしてないのがもどかしいですな

次回、予知能力者のアイザックに何かをしようとするようですが、ヒーローたちの”敵”は一体、未来をどうしたいスタンスなんだろう…?

 

第07話「偽り」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

不死身ぶりを実験した模様を撮影したテープが紛失したことで、焦るクレアとザックだったが…

冒頭の、ピーターが死んだ富豪の枕元に立ったエピソードはグッと来ました
咄嗟の機転で兄を助けたり、ピーターは本当にいいヤツですな

どうやら生きていたニキですが、マイカを追う執念が凄まじいですね…別人格のジェシカの方がマイカにこだわるのは愛情故なのか、ニキにへそを曲げられると困るだけなのかが不明なのが不気味です…

そして、そのマイカまでが何かしらの能力者であることが判明してしまいました…この一家って一体(汗)
そういえば天才だとか学校で言われてましたが、ひょっとしてその能力は機械を一時的に直すってだけではなくて、生命を復活させる能力だったり…?

交通事故に遭遇したDLたちを、偶然、居合わせたヒロが時間を止めて助けましたが(このシーン、カッコ良すぎですw)、マイカも駆け寄ろうとしていたのは、何か能力を発揮しようとしていたのかもしれませんね

クレアの弟の、義姉の不死身能力を知ってしまった態度は…これは仕方の無い反応ですかね(汗)
まあ、確かに化け物にしか見えなくなってしまうのが自然かな…”家族でいられなくなるから黙ってて~”という言葉にほだされるのは上手い脚本だと思いました

殺人鬼サイラーを追う、読心能力を持つマット刑事のエピソードもちょっとした感動作でしたね…ただちょっとわかりにくかったんですが、ガンの専門医を焼き殺した男は、原子力を制御出来る能力者だったりしたんでしょうか?
奥さんをガンにしてしまったことを後悔してるみたいだったので、そうすると看護婦の腕がただれてしまったのは、やはりあれは被爆か…ヤバすぎる能力ですな(汗)

奥さんが死んだ後で警察に捕まったようですが、DLと同じようにまともに捕まえておくことなんか出来なさそうですよね…今回の原子力男もDLも、根が悪人というわけではないからいいものの、ニキみたいなヤバい能力者がどんどん社会に発生している状況が見えない所で進行してたりするんでしょうか(汗)

最後に、原子力男にもマットにもクレア父によるものと思われるマーキングが身体についているのが判明していましたが…さて、どんな意味があるんでしょうね

 

第08話「0時7分前」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ヒロとアンドウが立ち寄ったダイナーでは一人のウェイトレスが、最近急に身に付いたという、脅威の記憶力に戸惑っていた…

今回はイロイロと劇的な展開を見せましたねえ

クレア父の真意はまだ測りかねますが、どうやら一概に能力者の敵というわけではないみたいですな…彼は記憶を消せるので、アイザックに対する”娘を救ってほしい”という告白は、基本的には真実を語っていたのだと思いました
一方で殺人鬼サイラーは、明確に”能力者たちの天敵”という位置づけであるようですね

ただよくわからないのは、マットと原子力男の会話の中に出てきた”謎のハイチ人”というのは、クレア父と一緒に行動してる男のことだと思ったんですが、違うのかな…?
能力者が能力に覚醒するきっかけを与えて回っている人間がどこかにいる…?

いきなりサイラーに殺されてしまった新キャラのウェイトレスのコはやたら可愛いかったですね(外見ということではなくて、態度に萌え要素が満載というか…オレも海外で一人旅をしていた経験から、異国で女の子に優しくされるシチュエーションというのは無条件で萌えてしまうんですw)
…日本語ネタが多すぎたのは見ててこそばゆかったですけどw

そしてそのウェイトレスを救うために過去へと消えてしまったヒロ…
過去の写真に写っているヒロの表情が微妙なんですが、やはりサイラーと直接対決するハメに陥ってるんでしょうか?

あとどうでもいいことなんですが、今回の冒頭のダイナーのシーンで字幕が間違えてましたね
ヒロがアンドウ君の料理を注文する際に英語のセリフでは、”彼には脂肪分たっぷりの料理を”というギャグを言っていたのに、字幕では”彼には脂肪分が少ない料理を”ってなってました…なんだかなあ(汗)

 

第09話「チアリーダーを救え」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

夢物語を追うのを諦めてインドに帰ったモヒンダーは、夢に現れた謎の少年に導かれて、早逝した姉の存在を知らされるのだが…

未来から来たヒロによって示された、”チアリーダーを救え”という局面を遂にヒーロー達が迎えました…なるほど、アイザックが視た”クレアが襲われる”未来は、(例のイケメン絡みではなくて)このタイミングだったんですな

死を恐れずに務めを果たそうとするピーターはカッコ良かったです…そして”サイラーと相討ちで死亡→奇跡の復活”の流れの見事さには唸らされましたね
確かにピーターのコピー能力とクレアがその場にいるということは、こうなって然るべきな流れでした…オレとしては、ピーターは(死ぬ前に)ひょっとしてサイラーの能力をコピーして戦うんじゃないかっていうのを予想しながら見てたんですが、復活する経緯については全く予想できませんでした(汗)

かつてモヒンダーに取り入っていた、クレア父の部下らしい女性は、どうやら”暗示”をかける能力者のようです(…この能力で前回、アイザックに麻薬を使わせたんですね)
”暗示”には、どうやら”能力を封じ込める”力もあるみたいで、サイラーをも手玉に取ってましたが…これでサイラーはもう脅威ではなくなったんでしょうか?…だとすると、ちょっと拍子抜けですが

そのサイラーに人違いで殺されてしまったジャッキーは可哀想でしたが、自らの嘘が招いた事態なのが皮肉でした
…そういや、ジャッキーを殺すときに何か頭をいじってる様子でしたが、サイラーは殺した能力者の脳を取り去っているんでしたっけ…これは相手の能力を奪うのが目的なんでしょうか?(確かサイラーが、複数の種類の能力を使い分けてる描写がありましたよね)

もしピーターがクレアを救っていなかったとしたら、サイラーがクレアの不死身能力を獲得していた…?
それなら、”クレアを救う=世界を救う”という理屈にもスジが通りますね

うーむ…サイラーはその目的ともども、まだまだ波乱がありそうで楽しみですねえ

そして過去へと飛んだヒロは、どうやら半年前にまで飛んでしまっていたようで…
ヒロが飛んだ瞬間、”現在”が書き換わっているようですが(写真やら店の関係者の記憶が書き換えられた)、それでもチャーリーが殺されてしまってる”現在”のままなのが非常に気になります…

この辺りのパラドクスがナカナカ複雑なカンジですが…アンドウは部外者だから記憶の書き換えが無いとはいえ、この6ヶ月の間に事情を知ってる能力者とかが関わってくると、”現在”にどういう影響を与えることになるのか想像が追いつきません…(汗)

次回で6ヶ月前のヒロの行動が描写されるようですが、一体どう描写されるんでしょうか

もしサイラーが他人の能力を奪って回ってるのだとしたら、ヒロの能力が狙われるとこれまた大変なことになるでしょうし、これはワクワクしますねえ!

 

第10話「6ヶ月前」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

能力が不安定な故に6ヶ月前の過去に戻ってしまったヒロ…ちょうどその頃は、他のヒーロー達がその能力を覚醒し始めていた頃だった…

今回は過去編ということで、6ヶ月前に飛んだヒロと、その同じ頃の他のヒーロー達の様子が描写されてました…それぞれ興味深い過去だったんですが、最大の見せ場はサイラーの誕生する経緯が描かれていたことですね

やはりサイラーは他人の能力を奪って自分のモノにすることが出来るんですな…そしてどう見ても「スーパーマン」のクラーク・ケントみたいな風貌なのに、正体が極悪非道の殺人鬼っていうのはアメリカの視聴者にとっては二重の皮肉になってたりするのかなあとか思いました(汗)

ウェイトレスのコを助けようとしたヒロについてですが、このエピソードは、せいぜい人の記憶を改竄するくらいの変更なら許されても、人の生き死にを左右するような出来事まではヒロの能力では変えられないってことを明確にするのが目的だったんですな
彼女は元々、脳の病気で死んでしまう運命だったけど、ヒロが過去に戻ってきたおかげで残り少ない人生に生きる希望を与えられた(でもそこがヒロの能力の限界)っていうのが切なかったです…。・゜・(/Д`)・゜・。

ただ、変えられないのはあくまで過去だけで、未来なら変えられるっていうことを希望にしてこれからヒロは頑張るのかな(…ていうか頑張って欲しい!)

 

第11話「交錯する能力」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

サイラーから危機一髪のところで助かったクレアは、ついに父に対して自らの不死身能力の秘密を明かすが…

うおお!…”クレアを救った”ことで何かしら別の未来が開けたってことなのか、新たな謎がバラまかれましたね!

アイザックによって新たに描かれたヒロの戦いの絵は一体、何を意味してるのか…まさか本当に恐竜時代に戻れと?w

クレアの能力についての記憶を消してしまおうとするクレア父ですが、忠実な部下のハズのタヒチ人は何故か記憶を消したくないという…?
ナカナカ混迷してきましたな

サイラーはやっぱり解放されてしまいましたが、あれはサイラー自身はいつでも逃げられるのに、イーデンが目の前に来るのを待ち構えていた(能力を奪うために)ってことですかね?
せっかく”いい人”になれそうだったのに、能力をサイラーに奪われない為にイーデンが自分の脳を吹き飛ばしたのは切なかったです…

クレア父がお伺いを立てていた、”上”ってのも激しく気になります
政府機関ではないということは既に本人の口から語られてますが、サイラーみたいなのを生かしておきたいっていうのはどういう意図があるのやら…?
ベタに考えると、超能力を利益追求に利用してたりするんですかね

ピーターがマークの読心能力をコピーした取調べのシーンも凄かったですね…脳が共鳴してるというか、お互いの意識が混信しちゃってる様子が斬新で面白すぎましたw

不死身の能力にビックリしたことをクレアに打ち明けるシーンといい、ピーターの能力はホントおいしいなあとか思ってたら…
そのピーターが、ニューヨークの真ん中で爆発する未来のヴィジョンは何を意味するのか…?
ヒーローたちが全員集合している光景が新鮮でしたが、ニキとかDLの一家はどういう経緯でここに合流することになるんですかねえ?

そしてアイザックが視たという”爆発する男”ってのは、例の原子力男のことだと思ったんですが(確か脱走してましたよね)、ピーターはそいつの能力を暗示しているだけ?…それとも、ピーター自身がやはりラスボスになってしまう?

…こいつはとんでもない展開になってきました!

 

ヒーローズ S1#12-23

ヒーローズ S2#1-11

ヒーローズ S3#1-12

ヒーローズ S3#13-25

ヒーローズ S4#1-9

ヒーローズ S4#10-19


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« [食べ物] ばくだん焼きを食べ... | トップ | [映画ネタ] 樋口真嗣監督の最... »

コメントを投稿

海外ドラマ」カテゴリの最新記事