12時間Blog

映画とかマンガとかドラマとか

[映画] 魔法にかけられて

2008-04-03 | 映画

080329 川崎TOHOシネマズにて鑑賞

~汚れを一切知らず、まさに健全さが服を着て歩いているような、ディズニーアニメの定番キャラたち(お姫さまや王子さま)が、現実世界のニューヨークに突然現れたらどうなってしまうのか?~

そんな冗談みたいなコンセプトの映画を、ディズニーが自らセルフパロディのごとく作り上げてしまいましたw

第一印象のイメージとは裏腹に、”愛とは何か?”、”おとぎ話の存在する意義とは?”みたいなテーマは、いくらでも深く語ることが出来そうなんですが、そこはディズニーであるが故の健全さが、物語の邪魔をしてしまってると感じる部分もありましたが(汗)…多くの観客の期待には見事に応えている作品になっていたと思います

個人的にはお姫さま側の視点に特に文句は無いんですが、王子さま側の方の視点がおざなりになってしまってるのが勿体無い印象でしたね(特にあのラストに至るまでの展開として、非常に不満が残ります…まあ、これは尺の都合が大きそうですが)

そういえば、子供の観客を意識してこの春休みに公開しているのかもしれませんが、この映画は明らかに大人向けですよね(決してアダルトな内容だというわけではなくw)…今の子供は正統派なディズニーアニメなんて馴染みがないでしょうしねえw

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[映画] ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008-04-03 | 映画

080327 川崎TOHOシネマズにて鑑賞

アメリカでは興行収入が膨大な製作費をペイするラインに届かなかったということで、三部作を前提にした作品にも関わらず、続編の製作は絶望的とまで言われていた(アメリカ以外の国々でのヒットにより、どうやら希望が出てきた模様)ので心配していたんですが…

個人的にはナカナカ楽しめました

(世界観的に)観客にとって意味不明な謎が散見されていて、それらの解決をも続編の方に投げっぱなしになっているような構成は頂けませんが(汗)、魅力的なキャラクターを目当てにするだけでも十分楽しめたのではないでしょうか

時間の足りなさからか、どうしても舌足らずな印象ではありましたけどね…二コール・キッドマンやダニエル・クレイグみたいな重鎮のおかげでオレとしては好印象です

ただ、やたらと挑発的で小生意気なライラのキャラについては最後までイマイチ好きにはなれませんでしたが(苦笑)…(第二部以降の展開が)”ファンタジー世界と現実世界を行ったり来たりする展開になって行きます~”みたいにアオられると、非常に期待せざるを得ません(「聖戦士ダンバイン」的にw)

今はとりあえず、続編の製作に無事にゴーサインが出ることを祈るばかりです

それにしても、「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の世界的超ヒットによって、二匹目のドジョウを狙ったファンタジー大作が沢山作られるようになりましたが、そうそう製作者の思惑通りには行かないようで…(汗)

これは原作の優劣の問題ではなく、あくまで映画の製作者側がどれだけ高い志とセンスを兼ね備えているかという事なのでしょうね…「ロード~」は素晴らしい原作に対して完璧なまでのタイミングで、あれほど優秀なスタッフと豊富な予算が付いたという、まさに映画界100年の歴史における奇跡のような作品だったんだなあ、という思いを新たにしている次第です

「ロード~」のあまりにも高い完成度が、今後のありとあらゆるファンタジー大作にとっても”越えられない壁”として厳然と存在し続けるのかと思うと、ちょっと製作者たちへの同情が禁じえませんな…(汗)

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[映画] 潜水服は蝶の夢を見る

2008-04-03 | 映画

080228 川崎チネチッタにて鑑賞

内容についての予備知識がまったく無く、不思議なタイトルに魅かれただけで劇場に観に行ってみたんですが、非常に衝撃的な映画でした

有名ファッション誌の編集長としてバリバリ働いていた中年の男が、ある日、身体を動かすほぼ全ての機能を失う脳の難病にかかってしまうという内容です

意識も記憶もハッキリしている、でも眼球を動かすことと、まばたきする事以外は、自分の力では指一本動かす事が出来ない…これはもう、恐怖以外の何者でもありません…(((;゜Д゜))))ガクブル

主人公みたいに、地位も名誉もそれなりに高い人間にとって(いや、普通に生活しているどんな人間にとっても)、こんなにツラくて屈辱的な状況は耐えられそうにありません…そんな主人公の絶望を、片目の動きの芝居だけで(主人公は表情すら示せない)表現してみせているこの映画の凄まじさといったら…

いやはや、(事前に内容を何も知らなかったとはいえ)決して陽気な雰囲気の映画では無いとは感じていましたが、まさかこれほど衝撃的な内容だとは思いもしませんでした(汗)

そして人間の感じる幸福度の度合いは、とかく相対的なもので、周囲の環境に応じて変動するものですが、”いくら何でもこの状況では…”と観客の誰もが絶望した先に、微かに見えてくる”光”の存在が激しく心を揺さぶります

いやー…主人公がとにかく、全く身体を動かすことが出来ないので、映像にもほとんど動きが無い映画なんですが、非常に強く印象に残る映画なのは間違いありません

見終わった後の、この映画が”実話”を元にしていると知った時の衝撃もまた凄かったです…願わくば、オレと同様に事前の予備知識が無い状態で多くの人に見てもらいたいですね(…って、このブログを書いてることと矛盾してるんですが(苦笑))

それにしても、この「潜水服は蝶の夢を見る」というタイトル…秀逸ですねえ

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[日記] 風邪でダウン中…

2008-04-03 | 日記

D1000032

ようやく花粉症がツラくなくなって来たと思ったら、喉(扁桃腺)が激しく腫れ上がってしまいました…なんかもう、ゼリー飲料とかしか痛くて食べられないです…orz

退社のゴタゴタと引越しで、猛烈に忙しかった期間が過ぎて気が抜けたってことなんですかねえ…ちょうど保険証が手元に無いタイミングで風邪を引いてしまうとは、我ながら泣けてきます(TДT)

うーむ…でもちょっと、やる事が沢山ありすぎて気負いすぎてた感はあったので、身体の方が”とりあえずゆっくり休め”と言ってくれてたのかなと、納得することにしますw

あ…画像はこないだ某所に行った時に見つけた貼り紙です
特に深い意味はありませんw

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