オリンピック熱も漸く冷めたこの頃は、急激に秋めいて、朝晩は肌寒い。しかし世界に眼を向けると、寒いのは何も気候ばかりではない。グルジア紛争、アフガン邦人殺害、国内の経済状況も相変らず芳しいものではない。あの「毒入りギョウザ事件」も北朝鮮拉致問題も未だ未解決のまま、先送りになっている。民主党から離脱した参院議員らが結成した新党「改革クラブ」は姫井参院議員の離脱撤回で立ち上げ早々に頓挫の情勢になりつつある。姫井参院議員は熟慮した結果、離脱しないことを決断したと釈明してたけど、5人の中で一番説得し易い女性議員を狙って政治的圧力を掛けた民主党のやり口が露骨に見え隠れした一幕だったなぁと思う。
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2年前に比べると株主優待を用意している企業はめっきり減ってしまった。「業績悪化」と「配当重視」が主な理由なんだけど、株主優待は企業でいうところのボーナスのようなもので永遠に約束された特権ではない。だからたとえなかったとしても文句は言えないのだけれど、株主優待がある企業は取敢えず業績が安定している指針にはなるので、投資をする上でも僕は重要視している。食事券や商品券など企業によって優待額は様々だが、概ねそれだけでも年間数千円分に相当する金額になる。配当と合わせれば、1単元保有株主でも1万円近くになる企業さえあるので、見逃せない。但し、優待には権利確定が必要になるので、優待獲得にはある程度の保有期間が必要となってくる。優待目的で買ったのに株価が下がってしまっては元の木阿弥だ。そこで優待を確保し、尚且つ利益も確保するやり方として最低2単元の内、1単元を残して売却すれば優待を確保できるし、底値打ちした時にもう一度買い直せばいいわけである。こんなふうに優待株の買い方の指南もしてある。予断だけど、僕がちょくちょく覗きに行っているブログがあるんだけれど、これは元証券マンの僕の叔父さんのブログだ。特別に紹介しておきます。働きながら鴨米を作っている根っからの百姓なんですが、冬になると我が家に鴨肉を届けにやってくる。鴨鍋は最高に美味いのだ。いつも感謝してます。鴨米のホームページも運営しているんだけど、鴨米の購入者が殺到して迷惑らしいので今回は見合わせることにしました。
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