博多ぽっぽ膳には、初鰹、よもぎ豆腐、若鮎、川海老、梅、ちまき。
博多かやくご飯(かしわとじゃこ)と柏餅が横付けで。この他に貝汁、
筍といんげんの煮物がありました。
2月に行われた「博多こども五節供の会」の「雛祭り」に続き、第3回目は
少し早いですが男の子の祭り「端午の節句」でした。
会場は前と同様東中洲の「大阪屋」さんで60人からの人を集めて行われました。
子供たちに良い食育環境をという狙いの通りに、子供たちの数も段々増えて
いっているようです。しかし、大人の思惑などどこ吹く風の子供たちは
お話の間中も走り回っておりまして、それはそれは賑やかなことでした。
床の間には鎧兜の飾り付けがしてあり、女の子の雛壇のような華やかさは
ないですが、健やかにたくましく育ってほしいという願いが伝わってくる
男の子の節句です。
源義経の鎧兜だそうです。
因みに、「博多こども五節供の会」というのは、日本の伝統文化を学び、
味わい、節目節目に行う日本ならではの行事の良さや楽しさを伝えましょう
という主旨で、女性達のグループがはじめた会です。
男の子の節句に女の子?着物姿がかわいかったので・・・パチリ!
会場になった「大阪屋」のごりょんさん(博多で奥さんのことです)の
お孫さんです。
写真を撮らせてというと、ちゃんと着物を直して正座してくれました。
小さいのにエライなあ!
でも、終わるとこの姿でまた走り回っていました。
若鮎、川海老、梅、そしてちまきです。
ちまきは私の母がこどもの日には必ず作ってくれてました。
包む葉は川原に生えている葦の葉で、紐は棕櫚を裂いて作り
中の団子は紅白2色になってました。
人にあげるのがまた大好きな母で、2~300個を見事な手さばきで
次々に包み、大鍋で湯がきあげていくのですが夜遅くまで苦にもせず
楽しそうにやっていました。
不肖な娘は食べるだけで何も受け継がないまま、その母ももうおりません。
習いたいときに親は無く・・・
博多かしわ飯。鶏肉とかなぎのじゃこが入っています。
貝汁と柏餅。
花菖蒲とヨモギ。 博多張子の虎
食事の後は子供たちと一緒に折り紙。カブトと鯉のぼりを作りました。
鯉のぼりの目が小さすぎて失敗、失敗!
でも、久しぶりの折り紙はとても楽しかった。