後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

松代武家屋敷のお庭

2010年11月19日 | 旅行

7日「NPO法人 夢空間松代のまちと心を育てる会」主催の「城下町松代武家屋敷・10周年秋のお庭拝見」に行ってみた。
200人程の大勢が参加していた。6班3グループに分かれ3ルート(逆回りがあるので実際のルートは2ルート)て、主催の説明員(地元のボランテア)に案内して頂いた。

歩きながら案内員の面白い説明があった。
*真田家家紋六紋銭を普通は「ろく紋銭」と読んでいるが松代では「むつ紋銭」と読んでいる。
*町名を「OOまち」と読む町名は、藩主が真田家以前の場合の読み方で、真田家に変わってからの新しい町は「OOちょう」と
  呼ぶ用になった。
ということだそうだ。はじめて聞く話であった。

廻ったルートは竹山町・有楽町コースで、竹山町は野中家・象山神社・恩田家・酒井家・小谷家・山寺常山邸、有楽町(うら町)と読む)は田中家・中沢昭彦家。その他、代官町の井上家・青木家・島田家と木町の五明家である。最後に旧樋口家住宅で終わった。

松代の武家屋敷の庭園で珍しいのは、松代の西側を流れる神田川の上流から取り入れた水を庭園の池に引きこみ、次の屋敷の庭園の池に流し、次々へと引き渡していく事だ。最近では開発で水路がつぶれたか、枯れた池や、地下水を汲み上げて池を保っている庭園がある。それにしても開発や世代交代で屋敷が狭くなったにもかかわらず、昔の面影を残した庭園が多く残っている。

  
        松代城址のもみじ                       中沢家の鶴をかたどった「どうだんつつじ」

           
 恩田家の庭園         恩田家の庭園       小谷家の庭園      井上家の庭園      島田家の庭園



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