読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

台湾紀行:その26:DFSにて

2008年08月15日 12時33分13秒 | ■旅する
3日目の朝は、7時50分にホテルを出発しました。当然、円山大飯店はその後に回ります。その日は、ガイドのSさんが昨日の、恵比寿大黒をあしらったチョーカーではなく、変わった天然石をペンダントにしたものを身に付けていて、何となく目立ちました。(何しろ私たち夫婦は、一番前の席に座っていたので、よく見えたのでした。) 全員の乗車が済むとお約束の忘れ物の確認と、今日の大まかな日程の説明がありましたが、その後、 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その25:高雄の宿そして不思議な朝

2008年08月14日 07時35分07秒 | ■旅する
夜市を後にして、高雄の宿に向かいました。オプション組の「高雄丸山飯店」に立ち寄り、そこから20分位走って高雄の中心部に近い「星辰大飯店」に到着です。帰国後、旅行ガイド本で調べると高雄にも見所は沢山あったようですが、この日はホテルに着いたのが20時位になってしまったので、そのまま部屋でおとなしくしていました。ホテルは、確実に昨日よりグレードが下がっていました。しだいに不吉な予感が強まってきました。し . . . 本文を読む
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メディア進化社会

2008年08月13日 08時45分56秒 | ■読む
小寺信良著、洋泉社刊。インターネットや携帯電話などの新しい情報通信基盤が社会に及ぼす影響を論じています。メディア論、テレビ論、ネット論、人間行動論、著作権論など、様々な分野でユニークな分析が展開されています。人間行動論では「オタク」について真面目に、深く論考しており、『ナルホド~』。著作権論では、著作権法が想定していなかった新しい通信技術を利用した事業が、放送事業者の権利を侵害していると(主張)し . . . 本文を読む
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陽気なギャングが地球を回す

2008年08月12日 20時23分51秒 | ■読む
伊坂幸太郎作、NON NOVEL刊。比較的初期の作品で、作者自身も楽しんで書いているのだと思います。伏線があちらこちらに潜ませてあり、終盤になって種明かしがゾロゾロと出て来ます。非常に分かり易く予測の付くものが多くのですが、種明かしまでのページが飛んでおり、全体の構成が予めしっかりと作り込まれています。その点は他の作品と同様です。また、登場人物もユニークかつ魅力的です。気になって調べたら、この作品 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その24:高雄の夜市

2008年08月11日 07時25分06秒 | ■旅する
夕食後、早速この夜市に向かいました。場所は六号二路で、丁度、京都の碁盤の目の場所を表現するように、南北と東西ごとに、各通りに名称が定められており、まさしく「六号」と「二路」が交差したところと理解して良いのだと思います。 2年前の台湾旅行は、台北だけの観光でした。当然夜市も行きました。台北の代表的な士林(シーリン)夜市に行きました。私の住んでいる町は9月に盛大なお祭りがあるのですが、40年程前のお祭 . . . 本文を読む
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ダークナイト

2008年08月10日 08時02分50秒 | ■見る
以前、予告編を見て、ジョーカーが余りに格好良かったので、昨日(8/9)見てきました。予告編と同じく、バットマンよりもジョーカーの方が存在感があり、実に格好良かったでした。バットマンの映画は今回始めて観たので、これまでの作品は分かりませんが、こうした物語は、悪役に魅力があると、作品の魅力がアップします。ジョーカー役のヒース・レジャーは、ネットで調べたら、まだ28歳だったとのことでビックリしました。こ . . . 本文を読む
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台湾紀行:その23:台湾の海鮮料理とは!

2008年08月09日 06時46分34秒 | ■旅する
大分(バスではあるものの)動き回って、次は、楽しみにしていた夕食です。龍興レストランというところで、バスを降り、土産物屋の2階になっている、少し改まった感じのするレストランに入りました。グループは、いつものメンバーで着席。私たちの隣は、私たちより少し若い感じのご夫婦で、これも大体決まった位置になりました。早速お約束のビールを頼みました。ここのウエイトレスは、お釣りを持っていなかったので、後で釣り銭 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その22:壽山登れ!!

2008年08月08日 07時22分18秒 | ■旅する
色とりどりの(ディズニーランドのような)龍や虎を後にし、次は夕食の予定でしたが、時間が余ったのと、翌日の長距離移動に備え、翌日観光予定の寿山(ソウサンコンユエン)に向かいました。この山は、珊瑚から出来た石灰石の山で、海抜365mと、ごく穏やかな山です。 上り下りの行程は短くとも、九十九折りの道で、よくバスが通れるものだと感心しました。丁度、日光のいろは坂のようでした。バスを降りて展望台に着くと、大 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その21:コレは凄い

2008年08月07日 07時27分06秒 | ■旅する
慌ただしく台中市を後にして高雄市内に。早速、「澄清湖(チェンチンフー)」に行ったのですが、そのすぐ脇に、オプションで高級ホテルを選択した人たちが宿泊する『高雄丸山大飯店』がありました。その晩は、食後に夜市も見学するので、先に、このホテルでチェックインしたのでした。ここにいたって、普通のホテルに止まる人たちの目線は完全に嫉妬と羨望を含んだものになっていました。高雄の丸山大飯店は、台北の丸山大飯店とそ . . . 本文を読む
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燃える波濤:第四部 明日のパルチザン

2008年08月06日 07時19分27秒 | ■読む
森詠著、徳間書店刊。1988年7月31日第一刷。暗いです。先に第五部を読みましたが、この第四部も同じく暗いです。本当にニヒリズムの固まりです。救いがありません。ネットで調べたら、このシリーズは第六部まであるそうです。ということは、あと第六部を読めば完読になるのでうすが、なかなか古本市場に出て来ません。第四部と第五部も、偶然立ち寄った古本屋で見つけたものです。まぁ、せっかく読み始めたので、探し出して . . . 本文を読む
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台湾紀行:その20:赤嵌楼と延平郡王祠

2008年08月05日 07時29分24秒 | ■旅する
高雄の手前の台中市で「赤嵌楼(ツーカンロウ)」と「延平郡王祠(イエンピンチュンワンツー)」を観光しました。「赤嵌楼」は、かつて、オランダ人によって築かれた要塞を、明国が台湾を奪取して行政庁舎として利用されたそうです。その後、清朝時代には放棄され、さらに地震で全壊してしまいましたが、史跡公園として再建されたそうです。写真の『A』が全体の案内図で、『B』が建物の前にあった、変わった石碑です。亀の甲羅の . . . 本文を読む
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「魅惑の像」具象的なる形

2008年08月04日 07時18分59秒 | ■見る
茨城県つくば美術館で行われている展覧会です。かねてから気になる展覧会だったので、今日(8/3)行ってきました。地元でもあり、入場料が一般380円と安くなっていたので、気軽に行ってきました。一般的な彫塑などの作品群とは趣を異にしていますが、コリャア得したワイ、と実感できた展覧会でした。余り展覧会に興味のない妻も納得した程です。分かり易く芸術性が高い、という感じです。一番手前には、山崎千里さんの焼き物 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その19:宝島

2008年08月03日 07時25分53秒 | ■旅する
昼食後は、一路高雄へ向かいました。高速道路から見える景色は、亜熱帯から熱帯へと確実に変わって行きます。台中から100km程南への移動です。途中で、Sさんから色々な説明がありました。北京ダックになるアヒルの養鶏場(?)、パイナップル畑。(このパイナップル畑に年配の女性連は中々納得しませんでした。パイナップルの苗木を一本一本畑に植えて、一本の苗から一つのパイナップルを収穫するのだそうですが、女性連は、 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その18:これは!締まった豚肉

2008年08月02日 08時04分48秒 | ■旅する
日月潭を後にし、少し下った水里で昼食をとりました。日程表では「野鴨谷レストランにて郷土料理」との案内が。普通の食堂風の店です。ここでも、料理が迅速に出されました。早速、お約束のビールを頼み食事に。メニューはワラビのおひたし、エビの素揚げ、干した大根を水で戻して卵で炒めたお好み焼き風のもの、豚肉の炒めもの、スズキの蒸したものです。どれも、決して凝った食べ物ではありませんでしたが、おいしくいただきまし . . . 本文を読む
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台湾紀行:その17:日月潭の文武廟

2008年08月01日 06時59分45秒 | ■旅する
文の神である孔子、武の神である関帝(関羽)、そして、各道教の神々を祀っている廟です。とにかく過剰なぐらいに様々な飾り物が!宝船のようなものや竜の壁画、様々な歴史的事柄を描いたと思しきレリーフなど。金色の座像など、日本人の色彩感覚とは随分異なりますが、祈りの真剣さが、このような形や色彩に現れているのでしょう。 写真の上は、門の軒下の部分で、天女のような金色の像が、無数に飾られています。下の写真は敷地 . . . 本文を読む
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