読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

パイロット万年筆 カヴァリエ 細字(F)

2020年06月19日 11時05分44秒 | その他

メルカリは、品物によって割安な物とそうでないものがあるようだ。洋書はブックオフ並の安さで2冊購入した。ヘッドホンも人気の無い商品は安いように感じる。今回は、この5年ほど買い集めている万年筆を探し、パイロット万年筆のカヴァリエを購入した。

毎日、何本もの万年筆を順番に取り替えて使っているうちに、それぞれの良さと欠点を感じながらも、その万年筆に合わせた書き方を工夫することも楽しい。せいぜい5,000円程度までの商品を新品と中古で買ってきたが、私に合っているのは国内メーカーの製品だ。今のところ、プラチナが4本でパイロットが2本。今回のカヴァリエが使いやすければ7本なので、毎日違う万年筆を使えることになる。

万年筆は値段によって、ペン先と本体の材質が異なり、それによって、書き味と持ったときのバランスや手応えが異なる。しかし、値段との対応関係は余り感じない。たとえば一番長く使用しているプラチナ「preppy」のEF(0.2mm)は、300円程度で販売されているが、樹脂製のボディは冬でも冷たくなることがなく、ステンレス製のペン先は、(当たり外れがあるが)滑らかで、私にとっては書きやすい製品だ。

さて、手元に届いたカヴァリエに早速インクカートリッジを取り付け使ってみたが、インクの流れが酷く悪い。使用感が余り無かった為インクが固着を想定していなかったので、ちょっとがっかりした。早速、ペン先部を水道の流水でざっと流してから、容器(瀬戸物なので何でも良い)に入れた水に浸けたところ、結構盛大にインクが溶け出してきた。
結局、丸2日程でインクの溶け出しが無くなったので、水を良く切りインクカートリッジを付けて書いたら・・・、良い。書き味は滑らかとまではいかないが、変な癖が付いておらず、細い軸が手に馴染み良い感じだ。金属製のボディの重さもほどよく、痛んでいない。出品された方は、インクの出が悪くなって売却したのだろうが、水に浸けて数日置いておけば、インクの出は改善される。冬は温度が低いためか、浸け置きの時間がもっと必要だ。お試しあれ。
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カヴァリエ  ○プレピー 0.2mm
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評価は4です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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