読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

コリーニ事件

2018年03月29日 19時04分46秒 | ■読む
フェルディナント・フォン・シーラッハ著、東京創元社刊 シーラッハの著作で読んだ3冊目の作品です。前の2冊は短編集ですが、本書は中編といった長さの物語です。あるイタリア人がドイツに移住して定年まで働き、その数年後、突然殺人を犯した。自ら名乗り出て逮捕されるが動機を語らない。主人公の弁護士は、刑事弁護士として開業したばかりで、当番の国選弁護士として連絡を受け弁護を引き受けますが、犯人は動機を語らない。 . . . 本文を読む
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