読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

写説 『坂の上の雲』

2010年02月11日 08時39分45秒 | ■読む
谷沢永一、太平洋戦争研究会共著、ビジネス社刊 本作は、司馬遼太郎さんの同名小説を下敷きにしたもののようです。明治の近代国家揺籃期に活躍した人々の群像を写真を交えて紹介しています。小説は、作家の世界観が濃密に反映している一方で、全体像を正確に捉えることが難しい。特に司馬さんの同作品は長大であるため、本書などは、そのエッセンスを詰め込んだ良書と言えるのではないかと思います。司馬さんの作品は二十代で多く . . . 本文を読む
コメント