風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

ダイセンキャラボク

2007-10-17 | Weblog
赤い実をもう一つ。ダイセンキャラボクの実です。
果肉といっていいのでしょうか、種の周りの赤いところがとても甘い実です。ちょっと小さいので、もう少し、せいぜい木イチゴ位の大きさがあればいいのにと思うのは、私だけでしょうか。

ナナカマド

2007-10-17 | Weblog
稜線のナナカマドは、葉もうっすら色づいてきたような気がします。

高校の頃、「・・ナナカマドの実も色づき、真砂沢露営地に秋が来・・」というような叙情的な文章を読んだ記憶があります。
長期の夏合宿が終わりに近づいた時のなんともいい難い複雑で感傷的な気分をナナカマドの赤い実が象徴しているようでとても共感したことを覚えています。

親指ピーク

2007-10-16 | Weblog
先週というか、この前の土曜日に川床から大休峠~振子山~ユートピア~元谷~川床と歩いてみました。大山もすっかり秋の雰囲気で、大休峠のあたりはキノコ採りの人達でにぎわっていました。
野田ヶ山への登りにかかると途端に静かになり、ユートピアに行くまで一組の登山者にしか会いませんでした。
気になったことを一つ。午後3時頃ユートピアに着いたのですが、避難小屋の中を覗いてみると、場所取りのためかザック等と共に三枚のマットが小さな部屋一杯にひいてありました。もう誰も入れないぞという雰囲気です。ザイルを肩に剣が峰方面に向かったベテラン風の人達の仕業でしょうか。後から上がってきた人はどうするんでしょう。こんなことよくある事なのでしょうか?

写真は途中にある親指ピークと呼ばれる岩峰。岩の露出している部分が爪に見えないこともないですね。

リンドウ

2007-10-12 | Weblog

海上山の帰りには、板井原の下流にある赤波渓谷を通ってみました。
花崗岩の河床に形成された甌穴(おうけつ)群があります。地元では観光スポットにと熱心に看板などを整備しています。
甌穴の滝つぼを見下ろす岩場にリンドウが揺れていました。
赤波は「あがなみ」と読むそうです。

ツマグロヒョウモン

2007-10-11 | Weblog
名前のとおりメスの前翅の先端が黒なっていて、毒を持つカバマダラに擬態しているといわれているとおり南方系のヒョウモンチョウです。温暖化に伴って北に生息域を広げています。また、園芸種のスミレ類も食草にしているためか市街地でもよく見かけます。
写真は雌です。幼虫は下をクリック。
http://blog.goo.ne.jp/syubarutu4/e/4f35e4776ed2fb6d70df5c5c61b5278d

ツバメシジミ

2007-10-11 | Weblog
ヤマトシジミとともに良く見かけるシジミチョウです。秋になってずいぶん疲れてきた様子です。
ツバメシジミやヤマトシジミなど開けた場所を生活の場としているシジミ類をミドリシジミ類のゼフィルスに対してブルーズといっていたように思うのですが、今もそう呼んでいるのでしょうか。

ゲンノショウコ

2007-10-10 | Weblog
このゲンノショウコは、白い花びらにうす紫の筋が入っています。ゲンノショウコは、花弁の大きさや花色に変化があって面白いですね。
板井原で。あと何回か海上山に上がった時の写真が続きます。

ツルキケマン

2007-10-10 | Weblog
春の花キケマンは好きな花のひとつです。雪解けの渓谷に散らばる黄色のキケマンは、春が来たことを実感させてくれます。
ツルキケマンの黄色も、秋の黄色ではなく春の黄色という感じでなかなかいいですね。

ホウジャク

2007-10-10 | Weblog

中古のデジカメを安く譲っていただいたので使ってみました。こんな写真が撮れると腕前が上がったような気分になります。
ホウジャクは、蛾の仲間とは思えない高速で翅を動かし、ハチドリのようにホバリングしながら長い口で蜜を吸います。漢字は「蜂雀」で、まさにハチドリです。
智頭町板井原で。

海上山

2007-10-09 | Weblog
ロケの翌日は、智頭町の海上山に行ってみました。東中国山地の山あいに位置する智頭町には、那岐山や沖ノ山など比較的知られている山もありますが、町では近年いくつかのトレッキングコースを整備しています。海上山や以前紹介した篭山もその一つです。
ただ残念ながら、コース整備後のメンテナンスができていないようです。当日、海上山の登山口である板井原集落の駐車場や案内板には、「コースが荒れているため立入りを遠慮して下さい」との張り紙が掲示されていました。
        
どの程度荒れているのかと上がってみましたが、確かに標高800mの最高所のピークから先の海上山三角点、牛臥山への縦走路はススキと笹、潅木に被われた状態になっていました。初めからそのつもりならともかく、心の準備なしの藪こぎはちょっと・・。すんなり引き返しました。
このルートは林道や植林の中を通ることも多いので、植物相も単純な感じですが、稜線に出てしまえば展望も開けそれなりに楽しめると思います。せっかく整備したコースなのでもっと利用したらいいのではないかと思いました。冬には笹なども雪の下になると思うので、改めて挑戦してみたいと思っています。
写真はコース中にある西野峠のお地蔵さん。

キタテハ

2007-10-08 | Weblog
作品の撮影は、草原状になった所を選んで行いました。天気も良かったのでキタテハやミドリヒョウモンが出てきていました。撮影準備の合間にキタテハをパチリ。

扇ノ山ロケ

2007-10-08 | Weblog
この秋に、家人が作品展のようなものをするというので、案内はがき用の写真を撮りに扇ノ山の麓まででかけました。
素朴で自然な感じを出したいということで野外での撮影となったのですが、強い自然光と貧弱な機材(小さなデジカメ)、素人カメラマンの腕前と、三拍子そろった悪条件でいい写真になりませんでした。
写真は、林道展望台から見た扇ノ山。