風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

蝶と蛾

2008-08-02 | Weblog

アオバセセリ 08.7.26 大山三ノ沢

三ノ沢をぽてぽてと下りて、アサギマダラの集まるイケマの花の前で休んでいると、アオバセセリがやってきました。吸蜜するアサギマダラ達を蹴散らし、あわただしく吸蜜し、翅を休めることなくまたどこかへ行ってしまいました。

ところで、セセリチョウは蝶なのですが、セセリより蝶らしい蛾がいます。前翅に碇形の模様があり、そのまんま「イカリモンガ」となずけられた蛾です。この蛾、昼に花の蜜を吸い翅を立てて止まります。顔つきは個性的だが、テングチョウもこんな顔だったような気がします。見た目は限りなく蝶です。西洋では蝶と蛾を区別しないそうですが、専門家はともかく、素人には蝶と蛾の境界は分かりにくいですね。


イカリモンガ 08.7.26 大山三ノ沢

虫嫌いの家人は蝶や蛾が近くに来ると区別せずに逃げます。確かに、蝶も蛾も嫌いな人にとっては、十把一絡げ、区別しなければならない理由なんてありませんね。

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