風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

ジョウザンシジミ ’11春北海道

2011-06-13 | ’11春北海道
スミレと同じように見たかったのが北海道の蝶たち。

まずは北海道の固有種、ジョウザンシジミです。

北海道に上陸してまず向かったのが、
この蝶が初めて発見されたという定山渓。
そう、ジョウザンシジミのジョウザンは「定山」です。

食草(エゾノキリンソウ)の生えていそうな崖はないかとウロウロ、
でも地理不案内でたどりつくことができませんでした。
それではと豊平峡へ。
こちらも通行止めもあったりして全然だめでした。

それでも、なんとか十勝まで移動して、
憧れのジョウザンシジミに会うことができました。

翅表はなんともいえない青、裏のオレンジ紋も鮮やかです。
きれいですね。
会えてよかった。


ジョウザンシジミ 11.5.19 北海道中札内村


ジョウザンシジミ 11.5.19 北海道中札内村

今年の目標は蝶のお顔を前から写させていただくことなので、
そっと前へ回って可愛いお顔をカシャリ。


ジョウザンシジミ 11.5.19 北海道中札内村

気になったのは生息地のあちこちで大きな崖崩れがおきていること。
そのため崩落した岩石で林道の通行に支障がでています。
道路の補修や崖面の崩落防止工事などが行われれば、
狭い生息地は大きな打撃を受けそうです。
すぐには工事が行われる気配はないようですが、
なんとか保護できないものでしょうかね。

 
生息地の崖 11.5.19               食草(エゾノキリンソウ) 11.5.19


ジョウザンシジミ 11.5.19 北海道中札内村


ジョウザンシジミ 11.5.19 北海道中札内村

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