日本の西限に分布する鳥取砂丘のイソスミレ、
昨年の4月18日に行ったときは、すでに朔果を付けていた株もあったので、
ちょっと早いかなと思ったのですが、
どんな様子かと時間の取れた6日(4月の)に行ってみました。
6日はまだまだ咲き初めで、ほとんどが蕾でした。
4月23日はちょっと盛りを過ぎたといったところなのでしょうか、
それでも、大きく柔らかでおっとりした薄紫の花を見るのはうれしいものです。
厳しい環境の中だからこそ、そんな花を着けるのかもしれません。
イソスミレ 10.4.6 鳥取市
で、タイトルの「危ないかも・・・」です。
前述の通り、今年は4月6日に初めて行ってみたのですが、
自生地は昨年と大きく様子が変わっていました。
自生地背後の松林が伐採され、
イソスミレ群落の半分以上が新たな砂で埋まっていました。
砂丘ですから、ちょっとした風でも砂が動く不安定な環境なのですが、
それでも自生地は、これまでそれなりに安定していた場所でした。
松林を伐採したことによって急激に砂が動き出したことは
誰が見ても明らかです。
松林の伐採もこれまで行なってきた砂丘植物の除草と
同じような発想なのだと思いますが、残念です。
鳥取砂丘のイソスミレといっても、
砂丘全体に分布しているわけではなく、
ごくごく限られた場所にしか自生していません。
今後の砂の動き方にもよりますけど、
鳥取砂丘のイソスミレ、かなり危ないのじゃないかと思います。
イソスミレ 10.4.23 鳥取市
追記(10.5.3)
鳥取砂丘のイソスミレ自生地について、
当ブログでは場所が特定できるような記述を避けてきたのですが、
先ほど確認したところ、環境庁所管の財団法人自然公園財団の
鳥取砂丘スタッフブログ(2010年4月11日)に具体的な記述があること、
そしてなにより現在の自生地の状況から場所を明らかにしておきます。
え~と、追後スリバチの底に、小さな群落が三ヶ所あります。
北陸や丹後半島の自生地を知っている方なら、
生育環境がずいぶん違うのでビックリすると思います。
昨年の4月18日に行ったときは、すでに朔果を付けていた株もあったので、
ちょっと早いかなと思ったのですが、
どんな様子かと時間の取れた6日(4月の)に行ってみました。
6日はまだまだ咲き初めで、ほとんどが蕾でした。
4月23日はちょっと盛りを過ぎたといったところなのでしょうか、
それでも、大きく柔らかでおっとりした薄紫の花を見るのはうれしいものです。
厳しい環境の中だからこそ、そんな花を着けるのかもしれません。
イソスミレ 10.4.6 鳥取市
で、タイトルの「危ないかも・・・」です。
前述の通り、今年は4月6日に初めて行ってみたのですが、
自生地は昨年と大きく様子が変わっていました。
自生地背後の松林が伐採され、
イソスミレ群落の半分以上が新たな砂で埋まっていました。
砂丘ですから、ちょっとした風でも砂が動く不安定な環境なのですが、
それでも自生地は、これまでそれなりに安定していた場所でした。
松林を伐採したことによって急激に砂が動き出したことは
誰が見ても明らかです。
松林の伐採もこれまで行なってきた砂丘植物の除草と
同じような発想なのだと思いますが、残念です。
鳥取砂丘のイソスミレといっても、
砂丘全体に分布しているわけではなく、
ごくごく限られた場所にしか自生していません。
今後の砂の動き方にもよりますけど、
鳥取砂丘のイソスミレ、かなり危ないのじゃないかと思います。
イソスミレ 10.4.23 鳥取市
追記(10.5.3)
鳥取砂丘のイソスミレ自生地について、
当ブログでは場所が特定できるような記述を避けてきたのですが、
先ほど確認したところ、環境庁所管の財団法人自然公園財団の
鳥取砂丘スタッフブログ(2010年4月11日)に具体的な記述があること、
そしてなにより現在の自生地の状況から場所を明らかにしておきます。
え~と、追後スリバチの底に、小さな群落が三ヶ所あります。
北陸や丹後半島の自生地を知っている方なら、
生育環境がずいぶん違うのでビックリすると思います。