風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

丹後の高山

2009-04-07 | Weblog
丹後の高山は一昨年の12月に初めて登り、春にはフクジュソウやカタクリが咲くということを知りました。登山口から1時間もかからず登れる山なので、所用ついでに昼から上がってきました。


高山山塊 09.3.29 京丹後市

フクジュソウの群落のあるブナハウス内山から山頂を目指します。尾根に上がるとブナやミズナラの明るい尾根道になるのですが、あいにく小雪も舞っています。
丹後半島は多雪地帯のせいでしょうか、低い標高からブナ林が形成されているようです。自然解説板にブナ林特有の植生を「ブナ家族」と表現してあって、感心してしまいました。これからもブナ林を残して行きたくなるネーミングですよね。


ブナの尾根道 09.3.29 高山


高山頂上 09.3.29

上がるにつれて雪道になり、山頂はすっかり雪に覆われていました。頂上は702m、三角点はありませんが丹後半島の最高峰だそうです。
頂上からは、風力発電施設のある太鼓山方面が望めますが、他の眺望は木々で遮られています。 


マンサク 09.3.29 高山頂上


頂上からの太鼓山遠望 09.3.29 

登山口のフクジュソウのほかイワナシ、ショウジョウバカマ、ヤマルリソウ、カタクリ、スミレ類などの花を林道や尾根まで上がる登山道で見かけました。
えっと、カタクリはちょっと早いようでまだ蕾です。


イワナシ 09.3.29 高山

 
カタクリ 09.3.29 高山         ショウジョウバカマ 09.3.29 高山