日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

調律

2018-09-07 17:35:59 | Weblog
ピアノ教室と自宅のピアノを一気に調律していただきました。

自宅のピアノは、以前長いことお世話になっていた調律師さんに

私の好みをお伝えして探していただいた物です。

簡単には音が出ない、重いタッチのピアノです。

深い音色が魅力ですが、ショパンのエチュードなどは

毎日の練習とパワーが無いと簡単に弾けません。

その調律師さんは明るく気さくで、ハートフルな人柄の方で

一緒にお昼を食べたりおやつを食べたり、発表会の調律もお願いしたりと

家族みんながその方のことを大好きでした。

しかし、体調を崩されて引退なさってしまいました。



教室のピアノは生徒さんたちに使っていただく楽器なので

その後も別の方に調律をしていただいていましたが

自宅のピアノは思い入れがある分、なんとなくそのままにしてありました。

最近は娘がよく練習するようにはなったので、思い切ってお願いしました。

中のハンマーがゆがんでいたり、色々ご苦労をおかけしてしまいましたが

とても丁寧にメンテナンスしていただいたお陰で

もとの深い音と一緒にに澄んだ音が戻ってきました。

なんと調律したのは5年ぶり。

ピアノには可哀想なことをしてしまいました。

今日の方も、ひたむきに仕事をされている素敵な方でした。

ありがとうございました。



勤務している高校に、調律師を目指す男の子がいます。

授業の終わりにピアノを弾いてくれたり

専門学校に見学に行った話を聞かせてくれたりします。

とても素晴らしい職業だと思います。


重たいピアノを弾いているからか、娘のタッチはけっこうしっかりしています。

大好きだった調律師さんに選んでいただいたピアノを、これからも大切に使っていきます。

今晩、娘と練習をするのが楽しみです。

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