【野球】県高校軟式 河浦、21度目の優勝-熊本のスポーツ│くまにちコム
第56回県高校軟式野球大会最終日は22日、藤崎台県営野球場で決勝があり、河浦が2-1で熊本農に競り勝ち3年ぶり21度目の優勝を果たした。
河浦は三回、1死満塁で池田紘成の右前適時打で2点を先制。守っては先発の池田が伸びのある直球と鋭いシュート、打者のタイミングを外すカーブを駆使して相手に的を絞らせず、バックも無失策の堅守で熊本農の反撃を九回の1点に抑えた。
熊本農は先発の末川一鷹がまずまずの投球を見せたが、初回の1死二、三塁の好機を生かせなかったのが痛かった。
素朴な疑問である。
軟式野球と硬式野球とではどう違うのか?
要はボールが硬いか軟らかいか、ということらしい。
硬式野球を長年やっている人たちに言わせれば、軟式野球なんて子供の遊びのようなもののようだ。
だから同じ高校野球でも、軟式と硬式とでは扱いが違う。
だいいち、軟式野球がスポーツ紙の一面を飾ることなんてあるか。
そんなもんだから、軟式は硬式にくらべて、一段低く見られてしまう。
そこそこの実力のある硬式野球部のある文徳やルーテル学院、開新や熊本農業とか、ずいぶんと肩身の狭い思いをしているのではないか。
「それは偏見だ!」という方、ぜひ反論のコメをください。
さて、河浦高校軟式野球部である。
56回ある大会のうち、21度も優勝に輝いている。
熊本県の軟式野球の世界では立派な名門である。
かつては全国優勝を成し遂げたこともある。
くまもとで代表権を獲得した高校が全国大会に出場するためには、
熊本・宮崎・鹿児島・沖縄の代表が争う南部九州大会を勝ち抜かなければならない。
調べてみると、驚いたことに
河浦高校のみならず、天草高校・牛深高校・大矢野高校も南部九州代表として全国大会に出場しているではないか。
おお、なにげに輝かしい歴史を持っているではないか、あまくさ。
昭和の頃の話だけど。