神奈川県川崎市で、昨日の朝、「ドアの音や洗濯機の音がうるさい」という理由でアパートの住人および大家の3人を刺殺する事件が起こった。
これを見て、ワタクシとっさに35年前の「ピアノ殺人事件」を思い出した。
1974年8月、神奈川県平塚市で、「隣のピアノの音がうるさい」という理由で母子3人を殺害した事件があった。
この事件がきっかけで、騒音が原因の事件や訴訟が相次ぐようになる。
ために、「日本人の騒音に対する意識が劇的に変化した事件」とされている。
(ウィキペディアの文章を参考にしました)
ワタクシも学生時代、安アパートに住んでいたから、容疑者の気持ちは何となくわかる。
安アパートなだけに壁が薄くて、隣の音が筒抜けだった。
もうとにかく、うるさい。
洗濯機の音のみならず、大音量の音楽やテレビの音もまる聞こえだ。
それならばまだ許せる。
たまらないのは、隣が女を連れ込んだとき。
一晩中、アノ声を聞かされることになるのだ。
そりゃね、あのころは若かったし、最初は興味津々で聞き耳立ててました。
でもそれが度重なると、やがては苦痛に変わってくる。
かと言って隣は怖いお兄さん風情の人物だったので抗議もできないし・・・。
結局はわざと夜遅く帰ってきたり、耳栓を購入するなどして対処してました。
だから、容疑者の気持ちは、わからなくはない。
でも、だからと言って、3人も殺害するのは異常すぎる。