第2350回 センバツ開幕

済々黌ナイン、堂々行進　選抜高校野球開幕
2013年03月22日　熊本日日新聞

　第８５回選抜高校野球大会は２２日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕。県勢の済々黌をはじめ、例年より４校多い３６校が出場し、紫紺の優勝旗を懸けた１３日間の熱戦が始まった。

　開会式は午前９時にスタート。東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」に合わせ、前回優勝で、史上初の３季連続甲子園制覇を目指す大阪桐蔭を先頭に南から北の順に入場した。初優勝した第３０回大会（１９５８年）以来、５５年ぶり４度目出場の済々黌は５番目に登場。プラカード係の清水菜奈美マネジャーに先導され、選手１８人が大きく腕を振り、足並みをそろえて堂々と行進した。

　鳴門（徳島）の河野祐斗主将が「東北をはじめ全国の困難と試練に立ち向かっている人に、勇気と希望の花を咲かせます」と力強く宣誓。下村博文文部科学相はあいさつで、スポーツ指導の暴力問題に触れ、「体罰は誤った指導と認識し、野球界から率先して一掃してほしい」と述べた。

　行進の号令係を務めた済々黌の竹永羽［つばさ］外野手は「リハーサルでは音楽と合わなかったので気を付けた。『よく声が通っていた』と言われ、ほっとしている」と笑顔を見せた。

　済々黌は大会第５日の第２試合（２６日午前１１時半開始）の２回戦で常総学院（茨城）と戦う。（坂本尚志）

ついに始まったセンバツ。
九州勢はセンバツ優勝経験のある沖縄尚学がいきなり福井の敦賀気比に大敗した。

逆にセンバツ優勝経験のある静岡の常葉菊川は、同じく福井の春江工業に快勝した。

山口の岩国商業は大阪の履正社を１－０の僅差で下し、２７年ぶりの甲子園勝利を飾った。

明日は

北海道の遠軽　対　福島のいわき海星　の２１世紀枠対決。
徳島の鳴門　対　栃木の宇都宮商業。
これまた福島の聖光学院　対　島根の益田翔陽　の常連校対２１世紀枠の対決。
そして岩手の盛岡大附属　対　東京の安田学園。
春夏を通じて初出場の安田学園の戦いぶりはどうだろう。