あまくさ人のひとりごち

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第1550回 内田裕也と樹木希林 夫婦って・・・

2011-05-14 20:18:10 | 芸能
樹木希林バッサリ「逮捕されてありがたい」(サンケイスポーツ) - goo ニュース


 内田裕也容疑者(71)が逮捕されたことについて、妻で女優の樹木希林(68)が13日、東京・渋谷区の自宅兼事務所で緊急会見を行った。同じような女性トラブルが他にもあったことを明かした上で、「逮捕されてありがたい。生き方を変えて、区切りをつけてほしい」と“淡々”。1973年に結婚するも内田の暴力などが原因で長年別居中だが、離婚については否定した。
 「私からは頭をさげません。本人に下げてもらいます」。集まった約60人の報道陣を自宅兼事務所に招き入れて開口一番、こう強調した。
 夫の逮捕という衝撃的な展開。しかもストーカーまがいの女性トラブルだ。それでも、終始取り乱すことも涙に暮れることもなく、落ち着いた、達観したかのような口調で話し続けた。
 1973年に結婚。その1年半後から夫の暴力などが原因で別居生活に入ったことを明かした。
 「若いころ、暴力は毎晩」と訴えつつ、「私も負けじと電話の受話器で夫の頭を殴った」などと、約1時間の会見中に報道陣の笑いを誘う場面もしばしば。女性トラブルについて、「これまで交際してきた女性は、みんな黙っていた」。
 今回は被害女性が原宿署に相談して発覚した。逮捕について「そのほうが内田のためになる。(被害を)さらしてくれて逆に、ありがたい」と表情を変えずに語った。
 逮捕前、最後に会ったのは夫の母親の命日の4月29日。内田容疑者は「よいことには邪魔が入りやすい」という意味の「好事魔多し」のことわざを持ち出し、娘婿で俳優の
本木雅弘(45)の名前を挙げて「本木にも、車の運転などで事故を起こさないように気をつけるように伝えてくれ」と言われたという。
 樹木は「夫こそ、自分の中の“魔”と対峙できなかった」と漏らした。
 離婚について問われると、優しげな笑みを浮かべながら、「内田の悲しみや哀れみの感情がみえると、情がうつる。家族構成は変わらない」。
 内田容疑者は6日に被災地の宮城・石巻を慰問しているが、「被害の惨状をみてうつ病になったと聞いている。そのことを受け入れてほしくて、女性に迫ったのでは」と夫を“擁護”するような発言も。「夫だけを奈落の底に落とすことはできない」と話した妻の思いは、夫に届くのか…。


ダメな夫と、別居しながらもそれをしっかりと見守る妻。
自分も夫からDVを受けて別居状態になったのに、
それでも「内田の悲しみや哀れみの感情がみえると、情がうつる」と話す妻。


なんだか、人生の機微というものを感じてしまう。


夫婦の縁というのは、そう簡単に切っても切れないもんだね。


たしかに内田裕也、今回はやりすぎた。
でも彼が出所するまで、樹木希林は待ち続けてくれると思う。
たとえどんなに世間が非難囂々でも。
たぶん樹木希林なら待ち続けてくれるだろう。
たとえ冷たい顔をしていても。


ところで。
孔子の言葉に、こんなのがある。


七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。


意味は「私は70歳になって、自分がしたいと思うことがあっても、法に触れるようなことがなくなった」。

でも実際には心の欲する所に従って、逮捕されるわけですから。
なかなか孔子の境地に至るのは難しいものですね。 



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