あまくさ人のひとりごち

あまくさ人のひとりごち、つまり独り言です。
撮りだめした写真も併せて載せます。

第629回 カート暴走、女性をはねる

2009-11-29 20:48:18 | 事件

asahi.com(朝日新聞社):カート暴走、女性重傷 石川選手も目撃「寒気がした」 - 社会


人気の過熱ぶりがここまできたのか。
それとも、単にカートを運転していた人がヘタだったのか。


なぜこういうことになったのか、今後の報道を見てからでないとなんとも言えないけれど。
前にもこんなことがあったね。


市橋容疑者が逮捕・送検されたときに、TBSのディレクターが彼を乗せた車の前に立ちふさがって、車の窓ガラスを叩いて容疑者の名前を連呼した。
そのときに制止しようとした警察官を突き飛ばして。
公務執行妨害で逮捕された事件。 


どうもその、最近記事を作る人が記事になっているような事例が多いような気がする。

少しでもいい記事を作ろうとして、ムチャをしているのだろうけれど。
それが近頃、ヒートアップしすぎているように思われる。

もうちょっと頭を冷やしてほしい。

P.S.長崎に行ったときのデジブックをアップしました。


第628回 彼氏でもいやでしょう

2009-11-29 08:19:22 | gooランキング
息子につれてきてほしくない彼女の特徴ランキング - gooランキング

あはははは。
そりゃそうでしょう。
金遣いが荒くて(だから借金するのね)酒癖が悪くて暴力的で浮気性で
おまけに常識知らずの挨拶できず。
こんな彼女ならどんな親だって願い下げでしょう。

でも、みんな思うんじゃないか。
タイトル見ないで、ランキングだけ見れば
「これって、最低の男ランキングじゃない?」

トホホな異性に男女差はなくなってきたことか。
男女平等が進んで、よかったよかった。←そんな問題じゃない



第627回 やったぞモリウララ。

2009-11-28 20:14:27 | 相撲

白鵬、双葉山に並ぶV12 年間最多85勝を記録 - goo スポーツ


朝青龍の悪い癖が出てしまった。
併走していてコケてしまうと、そのあとプッツンしてしまう。
(「プッツン」とはこれまた古い表現だが)
一昨日日馬富士の奇襲攻撃に敗れてから、精彩欠きまくり。


とうとう、白鵬の年間最多勝&V12を許してしまった。


ま、そんなことはどうだっていい。
個人的に応援していた序ノ口の森麗が、何と初の勝ち越しを決めてしまったのだから。



森麗=モリウララ、39場所目で勝ち越し : 大相撲 : スポーツ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


というわけで、彼の勝ち越しを讃えて、
再びあの応援歌を。


   ウララ ウララ モリウラの
   ウララ ウララ モリウラで
   ウララ ウララ モリウララ
   この場所 私の ためにある


   見ててごらんこの私
   今に載るわスポーツ紙
   みがきあげたこの体
   そうなる値打ちがあるはずよ


   土俵ぎりぎり勝ち越しめがけ
   逃がさない パッと狙いうち


   神がくれたこの脂肪
   無駄にしては罪になる
   世界一の力士だけ
   まわしに触れてもかまわない
 


 一部変更してみました。


ちなみに、右肩上も勝ち越したそうです。
(字の間違いではない。ゲンをかついで、今場所から「り」の字を外したそうだ。でも、これじゃ珍名しこ名の意味がないような・・・)


 


第626回 怖いCM

2009-11-28 09:20:16 | うんちく
怖い話
福澤 徹三
幻冬舎

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いささか旧聞に属するが、福澤徹三の『怖い話』を読んだ。
この本を読んで、初めて「日本四大恐怖CM」なるものがあるのを知った。


90年代に流れたAC(公共広告機構)のCM。
俗に「あよね」と呼ばれる。
80年代に流れた覚せい剤撲滅を呼びかける政府公報。
俗に「キッチンマザー」と呼ばれる。(ん?)
90年代に流れたフジテレビの自社CM「JUNGLE」。
そして、80年代に流れた某電機メーカーの石油ファンヒーター回収を呼びかけるCM。
これに、クリネックスティシューのCMを加える人もいる。

説明を聞くと、どうやら昔ワタクシが見たCMばかりのようなので、
懐かしさも手伝って(てか怖いモノ見たさで)YouTubeで見ることにした。


まず、ACのCM
やせ衰えた子どもの大写しに、
あ~~よ~~ね~~ ね~ね~と~てぃ・・・」←後はよくわかりません。
どうもアフリカかどこかの民謡らしい(子守唄じゃないかな?)のだが、
確かにこれがいきなり流れてきたら誰だってのけぞる。
ナレーション「毎年、294万人の子どもたちが死んでいく」
子どもの姿に、真っ赤な「HELP」の文字が。
その文字が溶けると、あとからフリーダイヤルの番号。
ナレーション「お電話ください。ワクチンで助かる命のために」
まじめなCMなのだが、夜中に一人で見るCMではない。


次に、政府公報
怖いCMの代表格だが、今年このCMを見た人は確実にアノ事件を思い出す。
ナレーション「最近、覚せい剤は家庭の主婦や青少年、サラリーマンをむしばんでいます。興味半分の、一本の覚せい剤。それが、あなた自身を廃人にしてしまうばかりか、あなたの家庭をも破壊します」
テロップ「覚せい剤を追放しよう 政府公報」
基本的に、母子のツーショット。
画面向かって左側の女の子の泣き叫び方がハンパではない。
隣では母親が覚せい剤を打っている。
パトカーのサイレン。
その間ずっと、女の子は泣き叫びまくる。


うーん。
率直に言って、今こそこれぐらいインパクトのあるCMを流した方がよいのでは。


フジテレビの自社CM「JUNGLE」
ワタクシが見たのは、「ドールズ編」と「ハート編」なのだが、
どちらも制作意図がよくわからん。
「ドールズ編」は画面中央の「ひとがた」を中心に、激しいフラッシュ。
最後には焼けただれた人形が散らばっているショットに「JUNGLE」のテロップ。
耳に残りそうな男性コーラスのしらべに乗って。
(ウィキペディアでは「授かりし 命 乱れ 成りがたい(ありがたい) 命」という歌詞だという)


「ハート編」は画面中央にでかいピンクのハートが現れる。
映画「七人の侍」のオープニングテーマをポップにした感じの太鼓連打に合わせて
ピンクだったハートがまだら模様に黴びていく。
よく見ると、カビのまだら模様が、「AIDS」と読めてくる。


深夜にこのCMが流れていたころは、ちょうどバブル崩壊したてのころで
深夜番組が何かと話題を集めていた頃。
「(深夜番組は)なんでもありのごちゃまぜでいい」というのが「JUNGLE」のコンセプトだそうだが。
なんで戦争とエイズを想起させるようなCMを作ったのかがよくわからん。


某石油ファンヒーター回収告知CM。
「○○電気からの、お詫びとお願いです」
という男性のナレーションで始まるこのCM。
静止画像ばかりで構成されている。
石油ファンヒーターに重大な欠陥があったため、
そのまま使用を続けると死亡事故につながる恐れがあるので回収に協力してほしい、という告知である。
(このファンヒーターが原因で、実際に死亡事故が起こっている)
要するにただそれだけのCMだが、淡々と流しているところがかえって不気味さを醸し出しているというか、なんと言うか・・・。


そして、クリネックスティシューのCM
「赤鬼版」と「天使版」がある。
特にこの「天使編」、実は世界三大広告賞の一つ「国際放送広告賞」を受賞した由緒ある作品
そんな名作が、なぜ「怖いCM」になったのか、クリネックスとしては心外だろうけど。
ブルガリアンボイスに合わせて、かわいらしい天使がティッシュを上に次々と放り投げている。
ただそれだけのCM。
「赤鬼編」は、女性のアカペラに乗せて、
松坂慶子と赤鬼がティッシュを中心に戯れている。
ただそれだけのCM。
だけど、さすがに都市伝説を生み出しただけに、インパクトは大。
夜中に一人で見るのは気が引ける。



 


 


 


第625回 長崎いってきたバイ。のおわり

2009-11-27 22:43:14 | 九州・沖縄

平和公園~浦上天主堂~山王神社・ど根性鳥居を抜けて、浦上駅前から路面電車に乗る。そこから車を駐めてある大浦天主堂まで、一回乗り継げばよかったのだが。
間違って、正反対の行き先の電車に乗ってしまった。
途中で気づいて、次の電停で乗り換える。
これがケチのつけはじめだった。


ワタクシの当初の予定では、口之津で18:30の天草行きフェリーに乗るはずだった。
とにかくそれに間に合えばよい。
そのつもりで車を西へと飛ばした。
でも、ハンドルを握っている途中で、
「どうも何か違う」
という気がしてきた。
勝手が分からない道をひた走るほど、道が長く感じられることはない。
長崎市内から口之津までの距離は、地図で確認すると熊本市から天草市までの距離よりずっと短いのに、やたらと長く感じた。
おそらく、目印となる建物や風景がなかったからだろうと思う。


長いなあ長いなあ。
そう思いながら、口之津に着いたのが18時過ぎだった。
フェリー乗り場に着いたら、フェリーを待っているはずの車が一台もない
あれれ?
いくら最終とはいえ、一台もないというのはどういうことだ。
猛烈に嫌な予感がした。
ワタクシの車を見て、気の毒そうな顔をした係員のオジサンが言った。
「天草行きのフェリーなら、17:45に最終が出ましたよ」
わあああああ。
嫌な予感の原因はそれか。
18:30の最終便は、先月末までだったのだ。


こういう場合、いくつか選択肢が考えられる。
ひとつは、島原で一泊して、朝イチであまくさに帰る。
(翌日が休日なら、迷わずこの手段を取った)
ひとつは、諫早から高速に出て、ひたすら高速&国道を飛ばす。
そしてもうひとつは、島原外港まで走って、フェリーで熊本新港まで渡って、そこからあまくさまで帰る。
そのときのワタクシとしては、無駄に一泊するよりも、無駄にハンドルを握るよりも、フェリーと車で帰る方が、最善の策に思われた。


「島原から熊本行きのフェリーって、まだ出てますか?」
係員のオジサンは詰め所に入っていって、やがて時刻表を引っ張り出してきた。
島原外港~熊本新港 12月までの最終便 19:20発
頭の中で、ファンファーレが鳴った。
島原外港へ行こう!


口之津から島原まで、約30キロの道のりである。
時速60キロのペースで行けば、30分で着く。
と、計算を立ててみたが、慣れないところでの30キロは意外と長い。
自然とアクセルを踏む足にも力が入る。
前を行くマイペース車、すなわちノロノロ車にイライラしながら行くこと40分。
やっとのことで、島原外港に着いた。
ああ、なんと港の灯りのまぶしいことよ。
これで無事に、くまもとまで帰れるんだ。


見方を変えると、思わぬ形で夜のクルージングを体験できたわけだが。
惜しむらくは、これが都会のクルージングではなかったということ。
なにせ、真っ暗な海をひたすら航行するのである。
どこまで進んでいるのか、わかったものじゃない。


今回の長崎行きで、思った。
思いつきで旅に出るときは、せめて時刻表ぐらい持っておこう。


第624回 長崎いってきたバイ。の3

2009-11-26 22:20:43 | 九州・沖縄


大浦天主堂から路面電車を乗り継いで、松山町駅で降りる。
松山町には、原爆公園と平和公園がある。
原爆公園はその名の通り、爆心地に建てられた公園だ。
その公園にはかつて、何があったか。
浦上天主堂である。
キリスト教国のアメリカは、何を勘違いしたか、キリスト教の施設である浦上天主堂の真上に原爆を投下した。


浦上天主堂は、ほぼ全壊の状態となった。
現在では、原爆公園に柱の一部を残すのみである。




とはいえ、浦上天主堂そのものは今でも建っている。
1959年に、爆心地から1キロほど離れたところに建っている。



現在の場所に移転するのに、いろいろと紆余曲折があったという。



当時の浦上天主堂の一部は、今でも現天主堂のあちこちにある。


平和公園にも行った。



改めて気づいたことだけど
平和公園は、もともと浦上刑務所という刑務所だったという。
その残骸が、今でも残っている。



そして、平和祈念像。



建立は1955年8月9日。
原爆投下からちょうど10年目である。
制作者は島原出身の彫刻家・北村西望。


浦上天主堂からさらに1キロほどのところに
山王神社の二番鳥居が建っている。
今風の言い方をするのなら、「ど根性鳥居」。
なにせ原爆の凄まじい爆風に耐えてみせたのだから。



もっとも、長崎の原爆の凄まじさを今に残すものは、ほんの一部である。
今の長崎は、ちょっぴり異国情緒を漂わせる、何の変哲もない都会である。



画像奥の、観覧車のある建物は、おそらく長崎の新名所であろう「みらい長崎ココウォーク」。


長崎は一日ではとうてい回れない。
稲佐山から夜景も見たかったし
出島にも行きたかったし
眼鏡橋や思案橋にも行きたかったし。
そして何よりも、軍艦島に行きたかった。


それらは全て、また今度・・・と思い、長崎を後にした。
ところがこれからが、
ちょっとしたアドベンチャーだったのである。(つづく)


第623回 ケータイの使い道

2009-11-26 22:20:30 | できごと

asahi.com(朝日新聞社):学校裏サイト、都立高9割に 小学校も2割 都教委調査 - 社会


実はこないだケータイを買い換えた。
今はやりのタッチパネル機能がついたやつ。
イマドキのケータイのご多分にもれず
さまざまな機能付き。


で、思う。
ケータイの全機能を使いこなせる人って、日本にどれくらいいるだろう。
いや、全機能を日常的に使っている人って、どれくらいいるのだろう。
ワタクシも、ブログの作成はパソコンからだし
ケータイの使い道って、
せいぜい通話かメールかネットを見るか、写真を撮るか、テレビを見るくらい。
あと、ダウンロードした音楽を聴くとか。
それから、キッチンタイマー代わり。
これでも結構、多様な使い方をしているつもりだが
これでもケータイのおびただしい機能の、ほんの一部にしかすぎないのだ。


で、思う。
ケータイの機能が多すぎて、
「ケータイのこんな機能は、自分の生活のどの場面で使うのだろう?」と
実は疑問に思っている人って、少なくないのではないか。


少なくとも、ワタクシはそう思う。
いらぬ機能が多すぎるのだ。
年を取れば取るほど、そう思えてしかたがない。


学校裏サイトが都立校の9割で確認されたそうな。
10割でないのが、かえってオドロキだけど。

2÷3の答えが言えなくても
ケータイに関する知識はやたらと詳しい中高生が多いこのご時世だ。
学校裏サイトが全面禁止になったとしても
便利なケータイがある限り
どうせまた抜け道ができるに決まっている。


以前のブログでも述べたが
解決法は簡単だ。
ケータイが不便になればよいのだ。
きわめて原始的なケータイに先祖返りしてしまえばよいのだ。
『ケータイを持ったサル』という本が話題になったことがあるが、
ケータイが進化して人間が退化したのならば
その逆を行えばよいだけのことだ。
でないと、「ケータイを持ったサル」たちは
本能の命ずるままに
気にくわない相手を攻撃しまくり続けるだろう。


『2001年宇宙の旅』という映画で
モノリスの力によって智恵を授かったヒトザルが、
骨という道具でヒトザルを殺害するシーンがある。
やがてそのヒトザルは骨を高々と放り投げ、
宇宙船(軍事衛星だとか)に変わる。
映画史上に残る有名なシーンだが
今この映画をリメークしたら、骨はケータイに変わるのだろうか。



第622回 千代大海、ついに大関陥落

2009-11-25 20:45:15 | 相撲

朝青そっと土俵外へ大海に引導/九州場所(日刊スポーツ) - goo ニュース


大関在位63場所を誇る力士の体を高々とつり上げたとき、横綱朝青龍の頭には何がよぎったのだろう。
最後はそっと土俵の外に降ろした。


いつもなら、エイヤとばかりに土俵にたたき落として、物議を醸すあの朝青龍が。


かつて自分を土俵外にぶっ飛ばしたマシンガンのごとき張り手が
今日は痛くも痒くもなかった。
「体、軽いよな・・・」
取組後の朝青龍の言葉。


中国の故事を思い出す。


ある男が、間違いをしでかして、母親からぶたれた。
息子の目には涙が。
母親はいぶかしみ、息子に問う。
「お前はワルガキで、しょっちゅう私にぶたれていた。今まで一度も涙を見せなかったおまえが、なぜ今涙を流すのか」と。
息子は言った。
「確かに私はワルガキで、しょっちゅうお母さんにぶたれました。とても痛かった。でも今お母さんにぶたれたら、ちっとも痛くありませんでした。それで涙が出たのです」と。
母親が年老いて、力衰えたのを悲しんだのである。


大関を陥落した千代大海。
来場所、大関復帰を目指すという。
このことについて、マスコミは総じて冷たい。
「晩節を汚すな」
「潔くないぞ」と。


しかし、あの小錦も霧島も、大関を陥落してからもずっと土俵に上がり続けていた。
そして、相撲人気を支えていた。
それを思えば、軽々に引退勧告をするのは、どうかと思う。
ワタクシの意見は、こうだ。


「千代大海が気の済むまで相撲を取らせてほしい。灰になるまで」



第621回 熊本城 発売延期

2009-11-25 20:04:54 | ワタクシごと

ホビーマニアなら絶対チェックしてただろう、「1/144 神瞰 熊本城」。


戦艦大和が男の船なら
熊本城は男の城。


歴女は丸亀城が好きとかいう話を聞くけど。
それがどうした、と言いたい。


とか言いながら、地元の人は案外行かない熊本城。
その熊本城のプラモの決定版が出た。


それでワタクシ、早速注文したのよ。


そしたらメールが入っていて。


「発売が2月に延期されましたので、お客様のご注文はキャンセルさせていただきます」
だとさ。


おいおい。


第620回 長崎いってきたバイ。の2

2009-11-25 20:04:46 | 九州・沖縄


「グラバー園」と名付けられてはいるが、
本当の名称は、「南山手住宅群」という。

さて、そのグラバーが建てたグラバー邸。
グラバー園の数ある邸宅の中でもひときわ大きなお屋敷。


そのトーマス・ブレーク・グラバーという人は、いかなる人か。
ひとことで言うと、明治の近代化の立役者の一人
うがった見方をすれば、裏で近代日本を操った男
そんなブログを見付けたので、興味を持った人はここをクリック



上の写真は、グラバー邸内にある、狛犬。
これがあのキリンビールのマークのモデルだそうな。


幕末の志士たちはこぞって、この屋敷を訪れたという。
そんな志士たちをかくまうためか、邸内には隠し部屋がある。



さて、グラバー園は、最後に「長崎伝統工芸館」をくぐらないと外に出られない。
その伝統工芸館には、長崎くんちで使用される山車や大道具小道具が多数保管されている。



大浦天主堂の前に「カステラ1番 電話は2番」でおなじみの文明堂の出店があった。
早速カステラを購入する。
帰ってきてから食べてみたが、正真正銘のカステラだった。
いやこれ、褒め言葉です。



中華料理屋で本場の長崎ちゃんぽん(ただし「皿うどん」)を食べる。
極めて美味。
そうそう、長崎は「豚の角煮」でも有名なところだったね。
そういえばワタクシ、以前角煮を作ったことがあるのだよ。



角煮は煮込むのに猛烈に時間がかかるので、よほど暇な時でないと作らない。


お土産屋のオバチャンに、浦上天主堂へはどう行ったらいいか尋ねた。
電車で行くのが一番いいという。
なるほど、長崎は路面電車の街でもある。
くまもとにも路面電車はあるけれど、
くまもとは2系統しかないのに対して、
長崎は5系統もある。


大浦天主堂・グラバー園の最寄り駅は、「大浦天主堂下」。
そこから「築町」というところに出る。
長崎の路面電車は、どこまで行っても一律120円。
だから、乗り換えの時には運転士から「乗り換え切符(無料)」をもらうことになっている。
乗り換え切符をもらって、反対側のホームに渡ると、
なんともレトロな感じの電車がホームに入ってきた。



昭和28年に作られた電車だという。


その電車に揺られ揺られて、浦上天主堂へ。(つづく)