馬術の指導は大声で、が基本です

平素、ＴＲＦ馬場では周りのアパートや、馬場の向こうの県営住宅に気兼ねして大きな声を出さないようにしています。

何で？　大きな声だけならまだしも、柄が悪い人間だとか、虐待のような指導をしていると人格を疑われるじゃないですか・・・。
ＴＲＦ馬場で抑えている分、広大馬場では思う存分大きな声を出します。

今日の指導は、馬場コンディションが悪くて満足に運動できない美子を熱血指導していたら・・・、声が涸れてしまった。

ある方から聞いたのですが、一般観客が多く観戦に来る競技場で関西学生の試合があった時、大会本部にご意見が届いたそうです。馬術は紳士のスポーツと思っていましたが、酷かった。学生さんが可哀相です・・と。
試合の練習場で指導者が怒鳴っていた言葉は多分、『アホんだら～、ボケ～。何でそんなことが出来へんねん！！　お前なんか死んでまえ～!!』だったのでしょうね。うーん、気持ちは良く判るけど、時と場所を考えないといけませんね。
と言うより、競技場で汚い言葉で選手を罵るような指導者は最低です。やることを自分の馬場でやって競技場へ連れてくるのが指導者です。

・・・（汗）　自分の馬場で出来ている事が他所で出来ない子が身近に居ました。

今日の練習は西条馬場でした

朝４時半起床で、５時過ぎに清史郎・清兎の２頭を積んで出発です。
昨日の雨が嘘のように上がっていましたが、さすがに眠い。

西条の馬場はコンディションが最悪でした。排水が悪いため池のように水が溜まっている場所が有り、凸凹で平坦で無い蹄跡と、とにかく最近経験が無いくらい馬場コンディションが悪かったです。
そのため、清兎はＴＲＦの馬場で良好だったハミ受けはなくなる、運歩のレギュラリティーは欠如するなどのトラブル続発です。ハローを掛けるためのパジェロが故障して何ヶ月経つのか（既に存在しない？？）、悲惨な状況です。
それでも私は何とかなりましたが、推進・ハミ受けなどが完全では無い美子レベルでは、普段出来ている事が出来なくなるなど、別の馬状態で苦労しているようでした。

さて、明朝も今朝と同じく４時半起床で三木ホースランドパークへ。全日本馬場馬術大会の観戦です。
観戦と言うよりは、お勉強です。
ビデオを持参して・・・とも思いましたが、肉眼でしっかり見て、ビデオでは感じることの出来ないリズムや雰囲気を学んで来たいと思います。
インドアではグランプリが、屋外馬場では第３課目・第４課目の決勝競技が同時進行です。今回は屋外の第３課目・第４課目をメインで見学です。全日本の人馬と自分をしっかり比べてきます。注目する人馬は、競技だけでなく、準備運動も見てみたいですね。
競技の感想はまた明日にでも。