４日連続

雨と体の不調で２日連続休馬にした清兎ですが、今週は張り切って乗っています。今朝の運動で４日連続で、４日続けて乗るといろいろな運動が楽になったり、出来なかったことが出来る・或いはきっかけが掴めそうになるなど良い事が多いです。

左手前運動はまだまだ問題が多いですが、右手前は肩内・横歩・後肢旋回など出来ない運動から出来る運動へと変化しつつあります。これを点が取れる運動まで持っていくには左手前の改善が不可欠でしょう。
しかし、不得意な左手前駈歩から得意な右手前駈歩への踏歩変換が出来始めたら次の課題です。反対駈歩のライン上で正しい推進・バランスを維持しないと簡単に右駈歩へ踏歩変換をするようになって来たのです。数年前に居たシャウムローレがそうだったのですが、踏歩変換が難しいのではなく、踏歩変換させないことが難しいという踏歩変換が楽な馬に多い課題です。
あ、サクセスもそうです。騎手が油断すると、馬にとって楽な方に踏歩変換していますから。

でも学生に乗せて学典馬場の経路を回らせるためには、重心の移動で踏歩変換する状態にしておかないとダメです。
競技スケジュールに合わせて馬を仕上げようとするのは、馬に無理を強いることが多くて奨められないことなのですが、学生馬術の場合は頑張った子を何とかしたいと思うのが指導者心理です。人の思惑通りに清兎は成長してくれるでしょうか・・・。ドツボのスランプに嵌れば２年３年停滞も有り得るのですから。

まあ何度も書いていますが、人間は誰かのためなら結構頑張れるものです。これが自分のためだったら・・・
去年の秋は、馬に乗る気力が充実していないと半月ほど放牧ばかりしていたな～。