庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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特撮新番組『仮面ライダーディケイド』

2009年01月28日 19時31分38秒 | Anime・特撮
「九つの世界に九人のライダー」
ええと、ここは突っ込むところですか(^^;。
平成ライダーの人数は『龍騎』で13人、『ファイズ』で三人。『響鬼』は……。いや待てよ、それに劇場版のみのライダーを加えると……。
たくさん!
そんなわけで始まりました。平成ライダー十周年記念作品『仮面ライダーディケイド』。
歴代平成ライダーがディケイド一人に全滅させられるという、衝撃のアバンタイトル。それにしてもキャッスルドランに乗った龍騎とか、ゼロライナーの上でファイナルベントかますゾルダとか、いきなりサービス満点です。
オープニングでようやく気がついたのですが、ディケイドのマスクはカードスロットとバーコードがモチーフなんですな。ボディはカードデッキとそれを縛ってるベルト?
主人公、門矢士も「カードを司る」という所からのネーミングなんでしょうな。
その士の前に現れる前作『キバ』の主人公、紅渡。
士にディケイドとして九つの世界を渡り歩き、世界を救う事を求めますが……。はてさて、この渡は結局『キバ』の渡と同一人物なのかどうか。明らかに性格は違いますからねえ。
また「九人のライダー」「九つの物語」という言葉も気になります。その中にはディケイド自身と、ディケイドの物語は含まれてないのか?
最初の変身の際カブト、ファイズ、響鬼と変身した後、他のライダーのカードを失ってしまったのは、アバンタイトルの夏海が見ていた夢は夢ではなく、過去に実際に起きた事?
一話の時点ですでにディケイドは他の世界のライダーを倒し、その力を吸収したものの、士は記憶を失っていたという展開かも知れませんな。
また渡が危機に瀕した士の世界の時を止め、その間、自分と仲間達がこの世界を守っていると告げたのも気になります。
渡が言う仲間は『キバ』世界の仲間か、それとも他の平成ライダーなのか。
仮に他の平成ライダーだとすると、これから士が旅する九つの世界のライダーたちは、本来の世界とは違う世界のライダーかも知れません。
……というか、『クウガ』は明らかに別物だし(^^;。
他に気になったのが……。
アバンを除くと最初に登場したライダーが龍騎。それも士が変身したものではなく、ミラーワールド(?)から夏海を見ているという意味ありげな登場。
『仮面ライダー龍騎』がパラレルワールドネタ、更にカードを使うライダーの元祖なので、何かの伏線になってるかも知れません。
やはりアバンを除くとアギト、ブレイド、電王が登場していないのも気になります。一話という掴みを考えると、取り敢えず全ライダーを本編中に出しておくかという気になりそうですが。
九つの世界といいますが、『クウガ』と『アギト』は直接の繋がりがほのめかされており、それだと「九つの世界」と矛盾します。
また『電王』は過去が改変されると世界が分岐するのではなく、消滅してしまうという点で『龍騎』とは異なり、パラレルワールドが存在しない世界ですからね。
まあ時間的制約で全ライダー出せなかっただけかも知れませんが、そう考えると余計に龍騎が不自然な登場の仕方をしたのが引っかかります。
一話でパラレルな『クウガ』が登場したので、このまま作品順に世界を回っていくのかと思いきや、予告編ではパンチホッパーとキックホッパーが。
冒頭の話に戻りますが、九人のライダーとなるとライバルのライダーたちはどういう扱いになるんでしょうねえ。

しかしこの作品、本来はやっぱり90分くらいのTVスペシャルか劇場版ネタですよねえ(^^;。
『ディケイド』は『ディケイド』はTVシリーズをスタートさせたうえで、劇場版やTVスペシャルで全ライダー勢揃いをやった方が盛り上がったようにも思いますが。
やるのかやらないのか分かりませんが、『ディケイド』劇場版が有った場合どういうストーリーにするのかも興味があるところです。

一つ間違うと『仮面ライダー龍騎』のライバルライダーが、歴代平成ライダーになっただけという展開にもなりそうですが、『ウルトラマン』シリーズが過去の作品をうまくまとめているだけに、平成ライダーにもそれを期待したいところです。

それにしても歴代平成ライダーが並んでいるのを見ると……。
響鬼が浮いてるのは、まぁいいとして(ぉ。
電王のてんこ盛りや、キバのエンペラーフォームを見た後では、発表された時は、随分と派手に思えたクウガが、今となっては地味に感じますなあ(^^;。

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