庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『世紀末オカルト学院』最終回

2010年09月28日 23時15分22秒 | Anime・特撮
いや、タイムマシン作ったらすぐにタイムパラドックスの事を考えようよ!

クライマックス直前の超展開の嵐からすると、割とすんなり収まった最終回でした。
ノストラダムスの鍵は、文明自身。文明が過去の自分と会う事で、時空が歪み、宇宙人を呼び出してしまう。最後に文明を母に会わせようと子供の文明共々招待していたマヤですが、それを聞いて母親だけ学院に呼び出し難癖を付けて追い返す。しかし子供の文明はオカルト学院に興味を持って……。
最後、時空のゆがみが解消されたのは、完全に時空が歪む前に、文明が宇宙人の多脚戦車に突撃=死亡したため? ぎりぎりで時空の歪みを解消できたので、宇宙人の侵略は阻止できたというわけか、あるいはその前に子供の文明に会って励ましたところですでに歴史の流れが変わったか。
まぁその辺は想像にお任せというところでしょうか。
学長たちが破滅した世界の記憶を持ったまま、改変された世界に出現、さらにその世界の記憶も持ってるらしい所を見ると、どうやら改変された世界と元の世界は融合するという設定のようですな。しかし元の破滅した世界にしか存在しなかった(出来なかった)人たちはどうなるんでしょう。消滅? それとも破滅した世界へ置き去り? 改変された世界に出現しても、その世界の人々から見るといきなり出現したようにしか見えないでしょうし。
文明の重複パラドックスと絡めると何やら矛盾が出て来そうな気もしますが、まぁタイムパラドックスには正解はありませんし(今のところ)、それはそうとして受け止めるのがいいのでしょうね。

それにしても美風がマヤを、そして学長を狙っていた理由がよくわかりませんねえ。魔女を封印する呪文を知っていたから狙ったとも考えられますが、それだと本編全然関係なし。
学長がいつノストラダムスの鍵の存在を知ったのかもよく分からんし。
というかよく考えるとこれ、1話、2話と最終話以外は直接本編に関係なく、ただマヤが文明にデレるまでの経緯を描いた作品だったのか(^^;。
つまり
世紀末ツンデレ学長
だったのか(^^;。

2 コメント

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Unknown (comings)
2010-10-03 15:48:34
色々疑問は残ったのですがラスト、学長が驚いた顔からマヤからの電話で未来が変わったことを実感し悟った表情で家路へつく。静かな最後にジーンときました。

ノストラダムスの鍵と関係なかった美風の存在そのものや学長がノストラダムスの鍵をいつ知ったかなど、疑問が残る点は、文明のタイムスリップという矛盾を、時間が無理やり辻褄あわせ(知覚出来ないが過去もそのように改変される)しようとしてしきれなかった部分なのかもしれない。

そうした時空の歪みの蓄積が新旧の文明が遭遇する時点で極大に達したとか。

おっしゃられているとおり正解はないですが色々夢想するのは楽しかったです。
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どうなんでしょうね。 (門松屋)
2010-10-04 01:00:37
洋子の世界と同じで実は
相対過去だったとか・・・?

地元の風景がここまでちゃんと
表現できていたことは評価してます。
(ただ、1999年と2010年が混在してる部分は
結構有りましたよ(苦笑))

・・・実はこのアニメの裏のタイトルは
やはり「世紀末ツンデレ学院(長)」で
正解かも・・・(笑)
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