『仮面ライダージオウ』第25話～第32話

ん～～、明らかにブレイド編からレジェンドライダーの設定変わったよね？
今までは「ライダーの記憶と能力は失っており、持っているライドウォッチに記録されている」だったのに、ブレイド編から「ライダーの記憶も能力もそのまま残っている。ライドウォッチにライダーの能力を奪われても記憶は消えない」になってるなあ。
おかげでレジェンドライダーとジオウとの共闘はやりやすくなったので、まあ良しとしますが（＾＾；。てこ入れなのか、それとも映画が好成績だったので予算が増えたのか。それともやっぱりディケイドの仕業なのか。うん、やっぱりディケイドの仕業だろうな（笑）。……それにしてもディエンド海東はなにしに来たんだ（＾＾；。

さて感想をさぼっているうちに色々と明らかになりましたな。
まずはウォズ。もともとレジスタンスでゲイツの上官だった、そしてオーマジオウの元に潜入したところ裏切って敵に回ってしまった事が分かりました。
しかし皆さん、思われるでしょう。敵を欺くにはまず味方から。そう、黒ウォズはまだスパイとして潜入工作をしているのかも知れません。
その前提で白ウォズ、黒ウォズの経緯を推測してみました。

＃白黒共通ルート
・ウォズ、オーマジオウの元へ入り込み信頼を得る。
・密かにジクウドライバー、ライドウォッチの情報をレジスタンスに流し、ドライブウォッチ、ゴーストウォッチ等も流出させる。
・それが原因でオーマジオウから疑いの目を向けられる。オーマジオウの信頼を取り戻す為レジスタンスに偽の情報を流す。当初はレジスタンスを逃がすつもりだったが失敗。レジスタンスは壊滅的打撃を受ける。

（ここから白黒分岐）

＃白ウォズルート
・ウォズ、オーマジオウの元にあった歴代ライダーの変身ベルトのデータ、特にアギトのオルタリングとディケイドのディケイドライバーを参考に、複数のライダーの力を連動させるトリニティライドウォッチを密かに開発するが、それは起動しなかった。やむなくそれをさらに参考にしてゲイツリバイブライドウォッチを作る。それをゲイツに渡そうとするが、ウォズがオーマジオウの腹心と信じて疑わないゲイツは使おうとはしない。そこでやむなく救世主と持ち上げて使うように持っていく。
・ゲイツリバイブ、オーマジオウを倒す。しかしゲイツも力尽きて倒れる。そして何よりゲイツリバイブとオーマジオウの戦いによって、守るべき世界も崩壊してしまった。これが白ウォズの言う「時の止まった世界」。慟哭する白ウォズの前に現れたスウォルツは「オーマジオウとして覚醒する前のジオウを倒せ」と唆す。白ウォズ、ビヨンドライバーを新たに開発してスウォルツと共に時間を遡り、２０１９年のソウゴの前に現れる。

＃黒ウォズルート
・壊滅状態になったレジスタンスは最後の望みをゲイツに託して時間を遡りオーマジオウとなる前のソウゴを倒そうとする。それを知ったオーマジオウは腹心となった黒ウォズを２０１８年に送り込む。黒ウォズ、ゲイツらから信用されていないのを分かっており、あくまでオーマジオウの腹心として振る舞いつつも、ソウゴのオーマジオウへの覚醒を防ぎ、なんとか２０６８年のオーマジオウを倒す手段を模索している。

てな感じでどうですかね。
あとはスウォルツ氏の目的ですね。最初は白ウォズルートでゲイツリバイブに倒される未来を回避する為かと思ったけど、それはもう成就されてしまったからなあ。

あとはツクヨミの正体か。
これはあれですかね。ベタだけどオーマジオウの娘という線でどうでしょう。ただこれだと一部に根強い「スウォルツ氏＝２０６８年のオーマジオウ」という説がなりたちませんな。そうなるとやはりオーマジオウ＝未来のソウゴで、ツクヨミはソウゴの娘になるのか。
またタイムマジーンを初めとする時間移動の手段は、誰がいつもたらしたのか。これがツクヨミだったりすると、案外、素直にまとまりそうな気がしますねえ。オーマジオウは時間を操る能力を持っており、娘のツクヨミにもそれが遺伝している。そしてスウォルツにそれを分け与え、機械的に再現した物がタイムマジーンとか。タイムマジーンが人型をしてるのも、オーマジオウ自身も時間を操る能力の本質をよく分かってないから、余分なところまでコピーしてしまった＝形状もオーマジオウに似てしまったとか。
ツクヨミがオーマジオウの娘だとすると、自分の意思でオーマジオウの元を抜け出しその過程で記憶を失ったのか。あるいはオーマジオウに利用されているのか。後者だったらゲイツ辺りが「許せない！　何も知らない娘を、父親が自分の目的の為に！」とかブチャラティ並に激怒しそうです（＾＾；。