『結城友奈は勇者である－鷲尾須美の章』第七話

そんなわけで勇者の章との間に前作のおさらいをかねての総集編。そんなわけで今回は簡単に。
今にしてみると結構、新しい発見がありますな。
わっしー＝東郷さんは「二年間の記憶を失っていた」んですな。「二年以上前の記憶を失っていた」のかと思っておりました。すると最初に勇者として戦った記憶はないが、それ以前に鷲尾家で育った記憶はあるのでしょうか。
また「１２体のバーテックスを倒せば勇者は（一旦）お役ご免」とも明確に語られましたな。

友奈の初変身は『仮面ライダークウガ』だなと再認識すると同時に、今度はそういう視点で見てしまうと東郷さんの変身は『仮面ライダーキバ』か。
そうして見ると、変身ヒーローものとしてみると、この作品、特に前作は「守るべき人々や社会」を余り描かずに話を進めてるのが印象的ですね。もっとも今回の総集編を見てみると、その理由がわかります。守るべきものを社会や市井の人々ではなく、あくまで友達に絞ったからなのでしょうねえ。他の人々を描写すると、妹やみんなの為、大赦をぶっつぶそうとする風先輩や東郷さんの行動に引っかかりが出てしまいますからね。だから敢えてその辺はオミットしたのかも知れません。

そういえば前作最終回の時にも、指摘されてる方がいましたが、クライマックスでの友奈の勇者パンチが東郷さんに通ったのはなぜなんでしょうかね（＾＾；。当然、友菜は東郷さんを殺すつもりがなかったでしょうし、精霊もそれを分かって敢えてガードしなかったのか。それともやはり愛か。愛なのか（笑）。

さてネットで公開中の「勇者の章」ＰＶ。おお、そのっちが登場している。歴代最強を謳われるレジェンド復帰ですか。こりゃにぼっしーも驚きますわな。
そして再度、出現するバーテックス。総集編ラストで「供物として捧げられた身体能力が戻った理由は、まだよく分からない」と東郷さんがモノローグで語っていますが、バーテックスの再侵攻と何か関係しているんですかね。