庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ジョジョリオン』 #70 岩人間と岩動物 その③

2017年10月22日 23時46分18秒 | マンガ
アーバン・ゲリラの表の顔は医者。ウィルスを操る能力と、地中を進む能力者とコンビを組んでることといい、やはり五部のチョコラータを思い出しますね。今回で退場というわけで、チョコラータほど強敵ではありませんでしたが。しかし定助は何を根拠にアーバン・ゲリラの表の顔が医者と見抜いたんですかね。前回の解説は実はアーバン・ゲリラ本人が丁寧に説明してくれたというわけですかね。
吉良吉影が医者であり、ホリーさんは不治の病で入院中。そして新ロカカカの実を狙う陰謀が進行中というわけで、医療サスペンスになってきましたか。
また定助のスタンド、ソフト&ウェットがシャボン玉といいつつ、実は微細な糸が高速回転しているものと判明。糸となると六部ジョリーンのストーンフリーを思い出しますな。また糸が運動することにより、様々な形状を取るのは、超ひも理論を思い出します。
『スティールボールラン』では「重力は他の世界にも影響している」という最新の宇宙論を取り入れてきた荒木先生ですが、今回も超ひも理論を取り入れてきますかね。
それを見抜いた豆銑さんですが、自分が密かに育てていた蛾の幼虫を使えば、春を待たずに新ロカカカの実を収穫できるとの事。
一方の常瓶さんには、謎の老人プアートムが接触。一見子供のように見える老人ですが、アーバン・ゲリラを知ってると言うことは、プアートムも岩人間の一味なんですかね。
アーバン・ゲリラとの連絡が断たれた事で、何かがあったと悟ったプアートムは自分のスタンド、オゾンベイビーで東方家周囲の果樹園を封鎖すると通告。どうやら持ち歩いていたレゴのようなブロック玩具で出来た家が、プアートムのスタンドビジョンのようですな。
発動させるにはそのスタンドを目的地に埋め込まなければならないが、何故か常敏さんに埋めに行けと指示するプアートム。どうやら常敏が埋めないと、オゾンベイビーは無差別に発動して、東方家の人間にも危害が及ぶようです。オゾンベイビーのスタンドは、本体の意思に関わらず、埋めた人間の意思を反映するのでしょうか。地中に埋める事といい、そうだとすればちょっと三部の「ジャッジメント」を思い出します。

しかしプアートム。不気味な子供にしか見えない老人なのに彼女がいるようですし、ベンツの側にいた女性から誘惑されたと主張。実際にその女性は去り際に連絡先を書いたメモをプアートムに残していきます。常敏は男性なので気がつかないものの、強力なフェロモンのようなものをスタンド能力以外にも持ってるのでしょうか。

次から次へと敵が出てくる展開で、これは徐々にノリが出てきた感じですな。
また今のところ敵が狙ってるのが、新ロカカカの実から得られる不老不死の技術というのも、これまでの部とはまた違ってきていますな。背後にはそれなりの組織がありそうですが、岩人間は社会的な営みをしないという設定とどうすりあわせてくるのか。やはり前にも書きましたように、定助の記憶にある謎の男=現アメリカ大統領で七部ヴァレンタイン大統領の関係者という線を、また推したくなってきましたね(^^;。

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