『ダーリン・イン・ザ・フランキス』第二話

しかしまあ「６６６」で「ゾロメ」という名前には一本取られました（＾＾；。実は未発表、未完成の作品で、同様に数字の並びを名前にしているものがあるのですが、さすがに名前で「ゾロメ」という発想はなかったなあ（＾＾；。ちなみにヒロインの一人が「９９９９」で「フォアナイン」という名前でした（＾＾；。

ロボというかフランキスは稼働状態になると表情が浮かび出るのね。子供向けの作品ならばいざ知らず、深夜枠で表情が出るロボは久々ですねえ。『ラーゼフォン』も唇は動いていたけど、表情までは変わらなかったような。『ガドガード』のように瞳があるロボもおりましたが、今はどちらかという『仮面ライダーエグゼイド』の女性ライダー、仮面ライダーポッピーや、ライドプレイヤーニコを思い出しますな。ポッピーとニコちゃんがしれっと混じっていても分からなそうです（＾＾；。

何にでも蜂蜜（？）をかける００２は『ガン×ソード』のヴァンさんを思い出します。ヴァンさんはヨロイに乗る改造手術の影響で味覚に影響が出てしまったため、大量に調味料をかけないとものが食べられなかったのですが、００２は単なる甘い物好きか。あるいは叫竜の味覚を引き継いでいるのか。

そして出ました。噂の斬新すぎる操縦方法（＾＾；。起動するとフランキスのマスクに表情が現れ、通信ウィンドウの女性パイロットもフランキスのマスクに変わると言うことは、女性パイロットがフランクスのボディ、制御が男性パイロットというわけですかね。
敵が怪獣ぽいうえ、原則二人で操縦という事で、どうしても『パシフィック・リム』を思い出しますが、あちらのドリフトが言わば「並列つなぎ」ならこちらは「直列つなぎ」ですな（＾＾；。
００２とキスした事でフランキスを操縦できたヒロですが、イチゴ相手にはフランキスを起動できず。キスが起動した鍵となると、どうしてもフランキスの起動はパイロットのリビドー、性的衝動と思えてしまいます。うーむ、これがギャグなら『ダイミダラー』ですな。
もっとも操縦時のパイロットの姿勢といい、やはり意図的にやってるかも知れません。
つまりフランキスの操縦は即ちそのものズバリ性行為。一話見た時の印象で「コドモはコドモのままで大人になれず。大人からコドモが生まれることはなく、人類は緩やかに滅亡の道を辿っているのではないか」と思いましたが、そう言えば二話でオトナたちが「老化の兆しは見えない」と言っておりますな。００２の事なのでしょうが、パラサイトはやはりフランキスに乗ると急激に老化するのかも知れません。
またタイトルロゴをみると語尾に赤と青で「ＸＸ」とありますね。これ、Ｘ染色体の事かも知れません。
ひょっとしてテーマは「少子化」か？（＾＾；

さて一話といえば「舞台は地球なのか？」と疑問に思いましたが、ちらっと出た地図には日本列島と思われる地形が。
また識別名を考えると叫竜は地下からやってくるのか？　そうなるとやはり海底からカイジューがやってきた『パシフィック・リム』を思い出しますね。

エンディングは毎回変わるんですかね。今回は各ヒロインが、現代の女子高生風の格好。うーむ、これは単に曲に合わせただけなのか。それとも何か意味があるのか。穿ちすぎとは思いますが、実は今回のエンディングの方が現実で、本編の方は心象風景を描写してるだけだったりとか（＾＾；。