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哲学入門4 ソクラテス式問答法とは?

2019-01-20 05:35:01 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第4回は、 ソクラテス式問答法とは? です。

 ここから https://www.youtube.com/watch?v=b5WsQLMLsiU&list=PLy3eeYyvpdHEwVtjzqJI9yN69-sEi_Rzv&index=5



当時のソフィストは、真理追究よりも、弁論の力で真理と思わせることに力点を置きました。
これに対して、ソクラテスは、人間の生き方についての真理を追究しようとしたのです。

ソクラテスは、「神託」の意味が分からず、ソフィストたちを尋ね歩きます。
そこで発見したことはこの人たちは本当は分かっていない。分かったふりをしていることだったのです。

そこで、最大の知者とは、自分が無知であると自覚をしてる人だと悟ったのです。

真・善・美

ソクラテスは「それぞれの真理について知らない。だから、追究するのだ。」と積極的にとらえます。
それが無知の知なのです。

哲学者とは、無知を自覚しながら人間の生き方を追究することをいうのです。

そこで、ソクラテスは、人々に自分が無知であることを知らせようと考えます。
その手法が「問答法」です。


問答法は、あくまでも助産術。

相手が自分で気付くのを助ける役目に徹します。
ティーチングではなくコーチングです。

ソクラテスは生涯をかけて知の探究をし続けます。

そこでたどり着いた先は?

次回に続きます。














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