「D6」落合モデルの軟式バットを使っていた。
持った感じは「細い」の一言。スイートスポットが小さく、アッシュ(青ダモ)特有のしなりがあるので、打った感触はゴルフクラブに近い。もちろんうまい具合に振れれば飛ぶ・・・まぁよく飛ぶ。
ゴルフクラブだから外角は軽くさばいて外野オーバーすることができる。内角はテクニックが必要だが、落合がそうするように、腕をたたんで くるっ とアウトステップするといい感じに飛んでくれる。
うまく腕がたためなかったり、アウトステップをためらったりするとバットが折れる。
真ん中あたりは、当たってもボールがすぐに飛びださずに、バットに乗っている感じを味わうことができる。バットのしなりが戻ってボールをもうひと押しする。「バッティングは当たったら終わり」という落合の名言?は、このバットをもって言わしめるのだろう。