少年野球のバッターは、ボールがホームプレートに納まっている(=横のストライクゾーンに入っている)と、振りに行くケースが多い。コースが真ん中寄りなら、高低がボールでも振りに行く。
なぜ?と考えてみた。たて方向とよこ方向・ボールの動き方への「反応の違い」であると思われる。
「身体に当たる」という危機感があるため(小学生ならなおのこと)本能的に横の変化には敏感なのではないか。身体に当たらないと判断すると思い切り振りに行けるということではないか。
プロのバッターも「横の変化球(特にスライダー)は何とかバットに当てられるし、止めることもできる」
ところが、フォークボールに対しては「スイングを止めることはできない」とコメントしている。
プロ野球の中継などを見ていると、ワンバウンドを振るシーンをよく目にするが、柳田でさえ「ひざ元にフォークを落としたら、ピッチャーの勝ち」と言うくらいだから、相当な「落ち具合」なのだろう。
「最近打てない」と相談されて、素振りを見ると「よこ振り」になっていることがほとんどである。
よこ振りでは芯付近を外れて当たった際に、内野フライか内野ゴロになりやすい。
たて振りは芯を外すとほぼファールになる。
どんなストレートでも「落差」があり「たてに変化」する。まして、ストレートより速度のない変化球は、横に曲がるスライダーと言えども縦に大きく変化する。どんなボールも「曲がり巾」<「落差」となり、縦の軌道にバットを入れやすい「たて振り」の方がとらえる確率が上がる。
気をつけなければならないのは 「自打球」
スコアシートの少年野球バージョンを公開しております(2019/04/03付ブログ参照)が、少々?特殊なため、特徴について説明します。
公式戦ではベンチの中を動けるように、練習試合では、ベンチを出てウロウロできるように、A4・1枚におさめてバインダーに挟んで使えるようにした。(特に練習試合では審判を2人出すと、ベンチの指導者は監督とスコアラー2人だけという状態になりがちなので、立っていても記入できるようして、常に動けるようにしておいたほうが良い)
罫線を青、打順を緑、イニングを赤にして、黒で記入しても見やすくした。(欄間違いが減ったように思う)
7回で終わり。(少年野球は7回までなので)
守備位置・選手の交代が多いので、欄を増やして交代5回まで対応できるようにした。
両チームのタイムをカウントする欄を作った。(時間制なので、タイムを取るタイミングが勝敗にかかわることも・・・)
リザーブ欄に交代選手名・背番号を入れておくと、交代の時にメンバー表を見なくてよい。
PDFで印刷する際は90%縮小すると、余白が増えてバインダーに挟むスペースができる。(試合中に気が付いたことをメモしておくと、試合後のコメントに使える)
印刷して行くのを忘れても、USBやSDカードに入れておくと、コンビニのコピー機で印刷できる。(白黒なら10円)