SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

直角キープでボールを飛ばす②

2017年11月29日 | 少年野球

手首=あらゆる方向に自在に動くイメージがあるが、実際は・・・手のひら側に約90度 手の甲側に約90度 ひねった場合はほぼ360度 小指側には約90度 それぞれ動くが、親指側にはほぼ動かない。よって、親指側にバットの重心を持ってくれば直角キープはできあがる。そのままボールを捉えにいくのは、さほど難しくはない。難しいの(練習が必要なの)はトルクをかけるタイミングと角度の出し方。トップハンドでトルクをかけるとは、ボールを捉えた瞬間トップハンド(=右バッターは右手)をひねることである。手首を曲げることではないし、曲げてはいけない。手首をひねることなく曲げてしまうと、バットをささえきれず、ヘッドが下がり、ボールの下をたたくことになる。トルクをかけるとヘッドが上がり、スイングスピードがボールの飛び出すスピードを上回れば「押し込む」ことができる。この手首の使い方は、野球に限らず テニス(サーブ・バックハンド)やバドミントンなど他の球技、さらには、ボクシングや空手などの格闘技でも重要視される。つきつめれば、「どうパワーを生みだして」そのパワーを「どうボールに伝えるか」ということになる。

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直角キープでボールを飛ばす①

2017年11月21日 | 少年野球

バットと、手首から肘にかけてのラインをバットに対して直角にキープしながらボールを捉える。イチローはこのキープが崩れない限りバッティングは終わらないと説明する。手首が異常に強い彼はここから手首の返しだけでヒットゾーンに持っていく。通常はグリップエンドを横に引き込んでヘッドを走らせ、スイングバイを起しボールを捉えた後、手首を返して(ひねって)フォローする。直角がキープできないでつぶれると、反動でバットが開いて大回り(ドアスイングに近い状態)になる。反対に直角より大きくなるとそもそもトップができていないことになる。かつて巨人で活躍した篠塚は直角キープの達人で「いつになったら手首を返すの?」的バッティングで一世風靡した。直角キープの時間が長いとスイングの軌道が楕円になり、大きく振っているように見えるが、振っている本人は「コンパクトに振っている」と感じるはず。特にウエイトシフトで打っているバッターは大振りしているように見えるが、前に大きく振っているだけで、上から見るとかなり長い楕円になり、前から見ればコンパクトなスイングになっている。

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