SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

軸足側の手で狙う(ガイドハンド)

2018年12月06日 | 少年野球

軸足側の手でボールを捉えにいくことができずに、芯を外しまくっている選手がいる。

トップの作り方はOKだし、開きが早いこともないのにまともに当たらない・・・軸足と狙いにいく手(バリーボンズが「ガイドハンド」と表現していた)がミスマッチを起こしている可能性がある。

右打席でウエイトシフトのバッターは左足が軸になるから左手でボールを狙いにいく。右手で狙いにいくと「振り遅れる」か「ボールの下をたたく」ことになる。「両手で狙えばいいだろ」と言う方もいるかと思うが、右手は左脳が左手は右脳が管理しているから、右手と左手のタイミングがずれる=意見が合わないという不具合が起こる。

ゴルフの場合は人差し指と小指をからめて意見の不一致を解消しようとしている。野球の場合はどちらの手で狙うかをはっきりさせなければならない。

①右打ちか左打ちか ②WSかTHTか ③右手で狙うのか左手で狙うのか・・・3つの要素の組み合わせは8通り、自分のバッティングスタイルを確立させることがエキスパートへの近道である。

ボールに当たらなければバッティングにならないから、まずは狙いにいく手をどちらにするか決めた方がいい。横を向いた状態(スタンスを取る)で、柔らかいボールをトスしてもらって、バッティングにいくような形でキャッチする。左右の打席でやってみると、今まで右で打っていた選手に対し「左打ちにした方がいい」という結果になる可能性もある。

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「骨盤スライド」と「開く」

2018年12月05日 | 少年野球

人間の身体は関節でパーツがつながっている。直線から円へ動きを移すことにより、エネルギーを生み出すスイングバイは、関節の動かし方がポイントになる。

WSもTHTも骨盤を後ろから前へスライドさせることが大事になってくる。横から見た時に、身体が「くの字」から「逆くの字」(あるいはその反対)に移行する動きが直線運動を生む。「骨盤がスライド」してから「回る」は、スイングバイ理論の基本 直線運動⇒円運動 そのものである。最初の「くの字」はいわゆる「タメ」と呼ばれる状態である。

「開く」=「開きが早い」は直線運動ができていない、あるいは足りない状態で円運動に入ることである。スイングバイによってエネルギーを得ることができない。開きが早いと飛ばすエネルギーが足りないから、そこそこ芯で捉えているのに「引っかけた」ような打球になる。トップの作り方や「タメ」ができているのに飛ばない選手は「骨盤スライド」ができていないことが多い。

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