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素朴な疑問・素朴な基本 コーチとは その弐

2015年10月27日 | 少年野球

伝えていいのか?伝わるのか?

自信もないのにコーチングすることに対する罪悪感は十分理解できるが、もともと正解がないのだから、何を伝えても間違いではない。

コーチングにその競技の上手下手は関係ないし、経験値がバラバラのコーチが集まった方がいい。

コーチの経験値を超えるような、レベルの高い選手ほど基本に戻るべきだから、いいところを見せたがる上手なコーチより、「一生懸命やっているのにダメ」なところを見せてくれる下手なコーチのほうが、よほどヒントになる。その勇気・開き直りもなく、ただ結果に対する批判「何やってんだよ」だけではまさに「百害あって一利なし」。

行き詰っている選手に対して何を伝えるべきかを考えることこそコーチの仕事である。野球の経験どころかスポーツの経験がなくても、理論が理解できればコーチはできると思っている。「バッと」「ビュっと」で指導できるのは長嶋茂雄くらいのもの。

経験ではなく物理学的根拠を出発点にして理論を展開していくことができれば、伝えていいかどうかを迷う必要はない。たとえ的外れであっても間違いでなければ、選手にとってプラスになってもマイナスにはならないということ。


 
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素朴な疑問・素朴な基本 コーチとは その壱

2015年10月27日 | 少年野球

先生が生徒児童に教えること(teaching)と、コーチが選手にアドバイスを伝える(coaching)は違う・・・全く違う。

先生は基本的に教科書に書いてあることを教える。教科書は「正しい」から、書いてある内容をいちいち検証しなくていいのだが、足りなくてもいけないし、逸脱してもいけない。

 

コーチには教科書がない=不足も逸脱もないから何をどう教えてもいい。

コーチには教科書がない=自分が経験・実感したことを教えればよい。

コーチには教科書がない=正解がない。

 

あとはplayerがどうするか・・・最終的にはそうなるのだが、できれば間違いではないことを伝えたい。

このブログではスイングバイ理論を基本に、バッティングやピッチングを科学的に解説して行きたい・・・が、多少の脱線はご容赦願いたい。


 
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