SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

朝令暮改

2019年04月29日 | 少年野球
選手を伸ばすとは、アドバイスする側に寄せることではない。
むしろ、こちらがアジャストしなければならない。

ワンパターンでは、選手の多様性について行けない。
日々、いや刻々と進化する連中と対峙しているということを自覚する必要がある。

 アドバイスの引き出しがいくつあっても足りない。 が、多ければ多いなりに、引き出しの選択や順番を間違うこともある。
 引き出しの中身がすばらしくても、選手にとって(その時点では)ブラスにならないかも知れない。

 大事なのは、ためらうことなく「撤回・訂正」できるかどうか。
「朝令暮改」を善しとすべし。

伝える側の自己満足でなければ、何をどう伝えても構わない。

その選手のためにするアドバイスを躊躇してはいけない。少しでもプラスになるなら、今この時点で効果がなくても「空振り感」がすごくても、伝えるべきである。

「聞いてくれない」は伝える側の技量でなんとかするしかない。

伝える側のスキルが上がると、聞く側も「教わる力」が上がっていく。これは、野球の技術を上げるためには不可欠なスキルである。
 
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厳密に言うと

2019年04月10日 | 少年野球
ヘッドの動きについて「直線」を強調して来たが、あくまで「理論」「理想」「感覚」においての話であり、実際の軌道は直線にならないことがほとんどである。
 
スイングを「直線に近付ける」すなわち 「円軌道をつぶす作業」 が、スイングバイを生み出す。
ポイントは「たて回し」である。横から見て「直線軌道」になっていても、上から見た時に「円軌道」になっていては、これぞ「ドアスイング」である。
 
横から見ても、上から見ても「楕円軌道」になっていることが重要になる。
 
柳田やイチローを始め、プロの選手の打席前の素振りは、横から見ると円軌道に近く、地面スレスレで振っている
上から見た時のスイング軌道をつぶすことをイメージした、脳や筋肉を刺激する実戦的な素振りである。
真下に振り下ろす感覚は、実際にボールを打ちに行く時の「脱力」や「最短距離」に近い。
 
ほとんどのバッターにおいて、トップができた時のグリップは、肩から上の位置になる。高めのボールゾーンである。
よって、ストライクゾーンに来たボールを打とうとすれば「ダウンスイング」になる。
 
160kmだろうと、飛んでくるボールは物理的におじぎする。
ボールの軌道とスイングの軌道を合わせようとすれば「アッパースイング」になる。
 
ダウンスイングから、アッパースイングへの切り替え地点を「ボトム」と呼ぶなら、ボトムを作る場所やタイミングが勝負になる。
ヘッドがボトムにいる時間が長ければ、ボールをとらえる確率が上がる。
 
 
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スコアシート(少年野球バージョン)PDF印刷

2019年04月03日 | 少年野球

(シートがうまく表示されていなかったので、再掲載しました。PDFで印刷できます)

市販のスコアブックは小さくて、LOWGUNな私にはちょっときびしい。

書き上がると実際使っている面積の小さいこと‐‐‐。わりといい値段だし。

オリジナルの少年野球用スコアシート A4一枚左側先行 「タイム」の回数メモあり ポケットファイルで保存 文字が大きくて見やすい

 

 
 
また、スコアブックのつけ方は http://www2s.biglobe.ne.jp/~sou/sgh/documents/scorer.pdf を参照してください。
 
よくまとまっていてすばらしいと思います。

 
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カウントを作る(初球はどうする?)

2019年04月02日 | 少年野球

バッター(B)も、ピッチャー(P)も、「カウントを作る」ことは、非常に大事なことである。

 

そもそも、ピッチャーは3ストライクでアウトを取れるが、バッターは4つボールを選ばなければならないという「不公平」がある。

一球ずつ交互にストライク・ボールになるとして

三振と四球までの球数で考えると・・・(以下、Ball-Strike)

 

ストライク先行:0-0でP有利 0-1でP有利 1-1でP有利 1-2でP有利 2-2でP有利 2-3で三振

ボール先行  :0-0でP有利 1-0でイーブン 1-1でP有利 2-1でイーブン 2-2でP有利 3-2でイーブン

 

ピッチャーは続けてボールを投げなければ、不利になることはなく、初球ストライクを取ると常に優位に立てることになる。

無理してストライクを続けなくてもいい。

 

では、バッターはどうすればいいのか?

一球見送ってボールになったところでB有利にはならない。ストライクならずっと不利になる。

 

よってバッターは、カウントで有利に立とうなんて考えない方がいい。

空振りになろうとも「初球から振る」ことをお勧めする。

 

ピッチャーにとって、「見逃し」と「空振り」ではストライクの意味が違う。

特にいいスイングの軌道を見せられると、もうそこには投げられない。0-1でP有利のはずなのに、イーブンくらいに持っていける。

 

自分のフォームで振れる「空振りチャンス」は、あと2回振ることが許される「ノー・ストライク」の時だけだと考えて、

「一球目」思い切って行きましょう。

 
 
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