SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

私トンネルしないんで

2019年11月20日 | 少年野球
トンネルの最大の原因は 

十分腰が落ちていないこと

相撲の仕切りの時行司は何て言っているか?

「手をおろして」

仕切りのポーズで腰を落とすことができるか

トンネルの多い選手は股関節が固く、仕切りのポーズができない

肘が地面に着くくらい股関節を割ることができない

まずはグローブをはずす

転がってくるボールを両手で挟むようにして捕る

手のひらを前に向けてはいけない

手の小指側が地面につくようにして捕りに行く

野球をしたことがない子はこうやって素手でボールを捕る

グラブの捕球面を前に向けて、反対の手でふたをするのは不自然な動きなのだ

ボールに衝突するような捕り方になってケンカしてしまう

仕切り捕りはボールを包み込んで、折り合いをつけながらとることができる
 
 
 
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なぜ道具を磨くのか

2019年11月17日 | 少年野球
「筆よし 墨よし 半紙よし」

小学生のころ書道会に作品を評価された時のコメントである。
技術的・芸術的評価は一切なし !

「リズムよし 皮肉よし 小気味よし」
という感じだ

子供ながら評者の批判的意図は分かったが、特に落ち込むとか腹が立つとかはなかった
「確かにそうだ」と思ったし

「いい筆が応えてくれるかどうか」「筆の良さを引き出せるかどうか」は別の話だ

いい筆に教えられる

「弘法筆を選ばず」には裏の意味があるのではないか

弘法が筆を選ぶのではなく

「筆弘法を選ぶ」

どんな筆にもくせ(個性)があり、墨や紙との相性を塩梅しながら、筆の個性を引き出すのが書道

イチローは道具を大事にする 

バット・グローブ・スパイクにつまった技術や試行錯誤の結果をいかに引き出すか

職人さんの野球への「思い」を感じながら

失敗を道具のせいにしたくない

道具に選ばれるプレイヤーであるために

 
 
 
 
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手首を返す

2019年11月11日 | 少年野球
案外できない選手が多いのが 「手首を返す」 こと。
前の手が後ろの手を追い越すように手首を返すのだが、ぎこちなかったり、全く返せないこともある。
右手・左手どちらもできる必要があり、同期しなければならない。普通は同期するのだが、しない場合バットが波打つ。
イチローは、外角のボール球など前の手首の返しだけでボールを飛ばしているように見えるが、ウエイトシフトしているので、体重を乗せてボールを運んでいる。
トップハンドトルクでは後ろの手首の返しが重要視される。「押し込む動作」と言われる。
まずは両方の片手で返しの練習をする。一段高い所に立って行うとバットが地面に当たらない。
身体の前で半円になるようにバットを振り下ろす→振り上げるを繰り返す。できるだけ腕を振らず手首の返しだけで行う。左右・両手で行う。
足の動きを同期させて体重移動がつけられれば上級者。
 
 
 
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ボールの飛び方・見え方

2019年11月04日 | 少年野球
たて振りを勧めると、「高めはどうするんですか?」とよく聞かれる。
疑問は当然だ。よこ振りするしかない。
ただ真ん中から高めはいわゆる「ホームランボール」であり、言ってしまえばどんな振り方でも打てる(はずな)のだ。
目の高さに近いからよく見える。当て安いので、少年野球では高めのボール球を振りにいく選手が多い。
対して、低めは白い「ぼやけた線」にしか見えない。
よこ振りすると、ほぼ直線で飛んでくるボールを円軌道で捉えに行くことになる。
直線と円だから一点で接するか、二点で交わるか。
接点で捉えると「ドンピシャ」で芯を食えばホームラン。だが、交点で捉えると芯を食ってもファールになる確率が高い。
対して、直線でボールを捉えようとするとたて振りになる。
俯瞰で見て、直線で飛んでくるボールに対して直線でバットを入れるのだから、当然捉える確率が上がる。
「曲がるでしょ」 確かにそうだが、横の変化よりたての変化の方が大きいから 「落ちるでしょ」が勝る。
ボールは地面と平行には飛んでこない。物理的にあり得ない。
どんなスピードボールも「おじぎ」する。だからたて振りが有効なのだ。


 
 
 
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