当たると当たらないの境界線は、「脱力」である。
小学二年生の選手ふたりが交代で羽打ちをしているのを見ていた。カウンターの入っている選手の当たること(すごい!六年なみ?)。もう一人は完璧なドアスイングの選手でほとんど当たらない。一生懸命当てようとすればするほど当たらない。明らかに力みすぎなのだ。
「手」は器用なようで、テクニカルモードとパワーモードの両方一度にカバーできない。脱力の状態で構えたと同時にテクニカルモードのスイッチが入る。インパクト直前まではテクニカルモードでボールをロックオン。インパクトの瞬間パワーモードに切り替えて、腕力、背筋力、握力、リスト何でも総動員して飛ばしにかかる。始めから終わりまでパワーモードでは当たるわけがない。
軸足側の手(ガイドハンド)が狙うことに集中するため、しっかり脱力できるように、もう一方の手でアシストするのも大事なことだ。