SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

落合博満①

2018年01月22日 | 少年野球

落合のバッティングで注目すべきは横への動きである。スイングバイ効果は横への動きからも得られる。

WSでボールに向かって行ってインパクトの瞬間「真横に動く」。「後ろに動く」よりスイングバイの効果は少ないが、WSでヒットにするエネルギーは蓄えられているから「ホームランにするため」の動きと言えるだろう。

山田哲人や柳田悠岐のWSから真後ろに動く。彼らのホームランは豪快だ。実況だと「打った瞬間それとわかる」が枕詞になる。対して落合のホームランの枕詞は「入るか?入るか?」であり、そこから「入ったー」(長嶋監督大喜び)となる。フェンスをはるかに越すのも、フェンスをギリギリで越すのも同じホームランだ。

落合の打ち方は「開いて打っている」と指摘されるが、自然に横に動いているというのが正しい。ホームランにするために必要最小限のパワーを生みだす打ち方を目指したのではないか。

大谷翔平も山田・柳田と同様にWSから後に動いて打っているが、「小学生には勧められない」と言っていた。「身体への負担」が全然違うということだろう。

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