SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

座頭市とバッティング

2017年02月25日 | 少年野球

座頭市は 「一瞬早く相手のふところに飛びこむ」 ことに集中している。これは 「最短距離でボールを捕らえる」 というバッティングの基本中の基本に似ている。切っ先を狙ったところに入れるためには、「ギリギリまでさやから抜くのを我慢する」 ことが大事。仕込杖(長ドス)は反りのない分だけ刀より早く正確に狙ったところに入る。さやにも反りがあるということは円運動(遠回り)で狙うということ。しかも剣道のように右手と左手が離れていると、刀を手で操作することになるため遅くなる。相手より後から抜いても追いつき追い越すには、「手で動かさない・操作しないこと」・・・と、古武道の師範がその極意を解説している。youtubeに動画があるから参考にして欲しい。剣道全日本選手権のインタビューで 「捨て身で相手に向かう」 という言葉が出てきたのには、少し衝撃を覚えた。刀を動かす前に身体を移動させる(ふところに飛びこむ)方が早いということの証左と考える。バットの芯に当てる練習として、バント練習はすべきだが、右手と左手を離したバントでは、「手でバットを操作してしまう」ので逆効果である。両手をくっつけてバントして、「全身でバットを操作する」感覚を磨いた方がいい。うまく当たらない選手のほとんどは「手打ち」なのだ。以前も解説した通り、身体からバットが離れる手打ちは引力の影響を受けやすい⇒それを解消するために手で調節しようとする⇒ほんの少しだが波打つ⇒素振りの音が悪い(=スイングが悪い)。自分で言っておいてなんとなく違和感を感じていたセリフ 「当たれば飛ぶのになぁ」 ・・・だいたいは当たっても飛ばない。

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