やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

パックマンティルト

2011-09-17 23:57:04 | ゲームにまつわるコト
以前、パックマン&ギャラガ ディメンションズのうち
ギャラガの2本については記事に書きましたが、先日
パックマンティルトもプレイしてみたので、今回はこれ
を記事にしたいと思います。ちなみにティルトとは英語
で「傾ける」などの意味の言葉です。競艇ではモーター
の取り付け角度を表すチルトという言葉が使われており
ますが、これと同じです。一般的にはあまり馴染みの
ない言葉かと思いますが、この言葉が表すようにこの
ゲームの特徴は傾き、また傾けることにあります。

これまでのパックマンはゲーム機のいわゆる十字キー
によって操作してきましたが、このパックマンチルト
は、ゲーム機本体を傾けることで、パックマンを操作
します。これまでのパックマンは、転がるという動作
をしていなかったように思いますが、基本的に円の形を
しているパックマンですから、違和感がありません。
ゲームでは形だけではなく、動きも重要な味付けですが
これまでと全く異なる動きをしながら、違和感をほぼ
受けないというのは、不思議な感覚です。

もう一つの特徴は画面を彩るネオンカラーです。見て
いるだけで、何となく楽しくなってきそうな雰囲気が
あります。これもパックマンの世界観をよく表している
と思います。非常に新しいゲームではありますが、この
パックマンというブランドが持っている雰囲気は昔の
まま、しかし古臭くは感じないというのが、作り手側の
妙を感じます。ちなみにパックマンは誕生から昨年で
30周年とのこと。ギャラガは今年で30周年、それを記念
しての2作品を収めたゲームということで、全体的に
雰囲気は損なわないような配慮を感じます。

この作り手側の配慮は他にも感じるところがあります。
このパックマン&ギャラガ ディメンションズはその名の
通りギャラガと同梱となっております。しかも3DSという
特徴的な機能を持つハードですから、それを活かした
ゲームが求められるところ。そうなると双方に似た部分
が出てきそうですが、そこを上手く回避して、それぞれ
別の味付けを行い飽きがこないように作られております。
これらを考えますと、繰り返しになりますが、このパック
マン&ギャラガ ディメンションズというのは、なかなか
お得なゲームです。さて実際のゲームをプレイしての
感想はまた次回にいたします。