やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

テイルズ オブ エクシリアが発売前にネタばれ

2011-09-06 22:52:10 | ゲームにまつわるコト
今日も北海道におります。のんびりと過ごしながら
インターネットなどを眺めていますと、こんな
ニュースがありました。アメーバニュース
内容はテイルズシリーズ最新作のエンディングなどが
インターネット上に発売前にも関わらず、流出して
しまったとのこと。通常の作品でも、これは大きな
問題ですが、この作品はテイルズシリーズ15周年を
記念しての大作とのことですから、実に幸先の悪い
スタートとなってしまいました。流出元は韓国との
こと。記事によりますと、この作品は韓国版として
ローカライズしたものが発売されないため、内容を
韓国語に翻訳した攻略本が既に発売されていたようで
これをスキャンし、ネット上にアップロードした
韓国人ユーザーがいたそうです。

記事を読む限り、著作物を勝手にスキャンし、ネット
上にアップロードした行為はさておいて、不正に入手
されたり、流出した情報ではないようです。おそらく
この攻略本についても、ナムコバンダイと、韓国の
出版社との間で、きちんとした契約の下、作成された
ものかと思われます。ただその発売時期について詳細を
詰め切れておらず、もしくはフライングをしてしまった
のかも知れません。しかしゲームが発売されてしまえば
この攻略本も合わせて発売されることでしょうし、そも
そもその攻略本にエンディングまで記載されているなら
遅かれ早かれ、こういう事態になっていたことと思います。

驚いたのは2点あります。まず韓国のユーザーは最後の
エンディングまで記載した攻略本を読んだ上で、ゲームを
購入し、最後までプレイする気になれるものだという驚き
です。「テイルズ オブ エクシリア」はエンディング以外
にも楽しい部分は多くあるゲームかもしれませんが、私の
感覚では、興味の半分は失ってしまいそうです。おそらく
日本のファンは同じ感覚で、アップロードした韓国ユーザー
に対し、怒りの声が上がっているようです。しかし韓国
ユーザーがエンディングを見ても、興味を失わないならば
今回のネタばれも、案外悪気があってのことではないかも
知れません。

もう一点は、韓国には大手ゲーム出版社というものがある
という驚きです。ゲーム出版社ですから、ゲームを専門に
扱う出版社なのでしょう。日本ではそんな出版社など
聞いたことがありません。ファミ通のエンターブレインは
ゲームのイメージが強いですが、競馬やCD・DVDの
情報を掲載する雑誌も出版しています。しかも大手という
わけですから、この手の出版社が複数、中小もあることに
なります。昨今は出版不況と言われていますが、お隣の
韓国はずいぶん様相が違うようですね。驚きました。