やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

魚雷戦ゲーム

2011-03-07 23:46:11 | ゲームにまつわるコト
昨日はスティールダイバーについて、記事を書き
ました。その記事の中で、戦車や飛行機を使った
軍事ものに比べると地味ということを書きましたが
海戦もののゲームほど、異なる味付けがされている
素材も珍しいと思います。ということで、懐かしい
海戦を素材にしたゲームについて、いくつか思い
出しながら、記事を書いていきたいと思います。
まず思い出すのが「魚雷戦ゲーム」です。ちなみに
こちらはテレビゲームではありません。一種の
ボードゲームのようなものです。

この魚雷戦ゲームは、大きさがほぼ20センチほどの
ボードの上に、船を並べ互いに小さなパチンコ玉を
打ち合い、相手の船を撃沈させるというシンプルな
ゲームです。見た感じは異なりますが、野球盤の
技術を水平展開したようなゲームでした。メーカーは
この手のゲームのトップメーカー、エポック社だった
と思います。なぜこのゲームを覚えているかというと
買って貰えなかったからです。買ってもらったゲーム
よりも、やはり買って貰えなかったものの方が、今
となっては、よく覚えているものです。友達が持って
おり、それを遊んだ覚えがあるのですが、電子ゲーム
全盛の頃で、あまり夢中にはならなかったように
記憶しています。

この魚雷戦ゲーム、今ではあまり見かけなくなり
ましたが、その昔は駅のキオスクに並んでいた
記憶があります。ただ、今ネット上で調べてみると
私が知っている魚雷戦ゲームとは少し異なるような
気がします。まず、駅のキオスクでぶら下がっていた
ものには、小松崎画伯のような絵が入ったパッケージ
は付いていませんでした。透明なカバーがかかって
いるだけでした。そして、大きさが違います。上に
書いたとおり、せいぜい大きさは縦20センチほど
だったように思います。ひょっとすると、私が見た
ものは、エポック社の海戦ゲームではなく、全く
違うメーカーのものだったのかもしれません。

駅のキオスクにあったのは、恐らく電車旅の途中に
遊ぶ子供をターゲットにしていたからなのでしょうが
ゆれる電車の中で、あのゲームがまともに遊べたのか
今でも疑問に思います。今であれば、DSやPSPといった
ところでしょうが、私たちの時代にはこんなゲーム
しかありませんでした。これらのゲームは水平な場所
におき、落ち着いた環境でなければ遊べません。
それを思うと今よりも、ゆとりのある時代だったの
かもしれませんね。