あまり正月ネタがないので、
ごまかしエッセイ。
近くの漁港の市場にある有名な食堂。
名物は巨大かきあげですが、
何しろすごいのですが
一度食べたら途中で油に耐えられなくなりリタイア。
もちろんぺロりと食べる人もいます。
どの料理もお手頃価格で、
旅雑誌などにも取り上げられるのもうなづけるところ。
自覚してか、してなくてか
ウリはどうやら、地方色あふれる市場食堂のぶっきらぼうさ・・・らしい。
親しいのか馴れ馴れしいのか横柄なのかぞんざいなのか
微妙なバランスの言葉づかいで接客してくれる。
きっとそういうのを
「旅に来たなあぁ。素朴だなあ」という
実感とともにしみじみする人もいるのだろう。
でも、旅人ではない地元民としては、
いまどき珍しい自分軸の接客。
画像は名物のカサゴのから揚げ。
大皿に山盛りになっている。
口を開けて、「写真とってぇ」と叫んでいるように見えない?
ということで携帯をとりだし
レジの私よりずっと年上のお姉さんに聞いてみた
「写真とっていいですか」
視線も合わせずぶっきらぼうに
「カサゴに聞いても答えられないよ。いいよ」
しゃきしゃきの河岸っぽさ。
でも、ここは
「どうぞ、いいですよ」
なんてにっこり答えてもらった方がやっぱりうれしいな。