青裸々日記 Aorara Diary

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「不細工に人権なし」?

2008年07月30日 19時41分58秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。


 「秋葉原の通り魔事件」で、
 犯人が「不細工に人権なし」と考えていた、という話がありますね。

 私は「きれいごと」は嫌いなのですが、
 やはりこの言葉は、いろんな意味で、間違えていると思います。


 一つは、「人権なし」と言い切っている、犯人の人権感覚がおかしい。
 たまたま特定の人や集団から、それも「魅力がない」などとされただけで「人権がない」というのは、
 まったくもって、偏った考えと言わざるをえません。

 「人権」って、そんなに簡単で、わかりやすいものでしょうか。
 日本より恵まれず、でも、日本人ぐらい一生懸命な国の人たちのことを考えれば、
 そんなに軽々しく口にしていい言葉とは違うと、私は思います。


 そして、もう一つは。
 「不細工」がコンプレックスだと強調するわりには、
 克服したり、バネにしたりという姿勢が感じられないことです。

 実は、私は、両親はもちろん、同級生から、「ブサイク」と言われて育った時期があります。
 そして、高校生の時に、ついにコンプレックスも頂点に達し、
 卒業アルバムの撮影から逃げまくったのです。

 しかし、言われっぱなしなのも悔しいので、
 雑誌で「小顔体操」というコーナーを見つけて、
 それはもう必死にやりました
 (ちなみに、9年たった現在も続けています)。

 そうして続けているうちに、効果のほどはともかく、
 努力するだけした、ということで、少しは開き直れたのです。

 悶々とするぐらいなら、掴み返すつもりでとことんやってみればいいんです。
 「人権」なんて大層な言葉を持ち出して、
 いちいち考えるほうがおかしいんです。


 もちろん、私も未だに自分の顔が嫌いになるときがあります。
 でも、いちいち落ち込んだりまではしません。


 「不細工」について悩むより、
 反骨心を鍛える材料にしたほうが、
 元から美形な人よりも豊かに生きられる気がしませんか。

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